理想国家日本の条件 さんより転載です。
2022/12/26 一部転載
世界全体で隠される「日本の惨状」。12月だけでコロナ死6000人超。医療もすでに崩壊している可能性
この3日間で1000人の日本人が死亡している
新型コロナウイルス感染症による日本の1日の新たな死亡事例が、「パンデミック全期間を通して最大」
になったことを、日本の各メディアが「とても小さく」伝えています。
コロナ死者、最多371人 感染者は17万4079人
国内で23日、新たに371人の新型コロナウイルス感染症の死者が報告され、1日当たりで過去最多となった。流行「第8波」で感染者数が膨らむのに伴い、死者数も増えている。これまでは第7波だった9月2日の347人が最多だった。一方、今年の累計死者数は3万6600人余りとなり、平均で1日100人以上が亡くなったことになる。
23日の感染者は17万4079人が確認された。前週の同じ曜日より約2万人多い。
都道府県別の死者は神奈川28人、北海道25人、東京24人など。福井と鹿児島を除く全ての都道府県で報告があった。 (東京新聞 2022/12/23)
報道の文字数の規模としては、「白浜のパンダ楓浜に氷のリース クリスマス「特別な一日に」」と同じほどの小さな小さな報道でした。そりゃまあ、日本人が 1日300人亡くなったことよりも、ジャイアントパンダのニュースのほうが大事ですからね。
それにしても、到達が早かったです。
以下の 12月22日の記事では、「早ければ数日中にも」などと書きましたけれど、この翌日にあっさりと新記録を更新しました。
[記事] ブースターの国「日本」でコロナそのものが粛正ツールとなっている中、「広域火葬計画実施」の日が少しずつ近づいている予感
In Deep 2022年12月22日
これは、「 1日 370人の方がコロナと思われる疾患で亡くなった」ということを示すと共に、以下のように考えますと、迫力があります。
12月21日の死者 296人
12月22日の死者 315人
12月23日の死者 371人
3日の合計 981人
厚生労働省
合わせると、このようになりまして、
「この 3日間だけで、ほぼ 1,000人の日本人がコロナで亡くなっている」
ということです。
このままのペースで進みますと、次の 1か月で「プラス 1万人規模の死者」ということも想定されるかもしれませんが、そうはならないと思います。
その想定の倍、あるいは十倍などの死の波となっていくと想定されます。
その予測の理由はともかく、パンデミックが始まってから、ここまで辿りついた日本という国の「努力」と感染死亡事例の「他国との比較」を見てみたいと思います。
現在の日本の人口あたりのコロナ死者数は、主要国では、ダントツのトップであることは先ほどの記事で記させていただきまました。
日本と各大陸の人口100万人あたりのコロナ死者数の推移
ourworldindata.org
しかし、日本のコロナ死は、もともとは世界で上位ではありませんでした。
マスク着用の事実上の義務化や緊急事態宣言、ワクチンの事実上の「社会的強制」の中で、次第に死者数が他国を圧倒するようになりました。
世界と日本のコロナ死の推移を振り返ってみましょう。
感染数ではなく、「死」です。今では感染確認数に関しては、ほとんど検査をしていない国も多く、データの目安となるのは、死亡数と重症化数だけとなっています。
まず、パンデミックが始まった 2020年です。当初はヨーロッパの死亡数が大きく報じられていました(当時それが全部コロナだったかどうかはともかく、公式統計の数を示します)。
2020年の世界と欧州と日本の人口100万人あたりのコロナ死の推移の比較
2020年1月27日 - 2020年12月31日 ourworldindata.org
日本はこの最初のパンデミックの年を通して、「感染症対策の優等生」と海外から言われていました。
上のグラフの中で日本で起きたことは、まず「緊急事態宣言」の発令でした。2020年3月13日に成立した「新型コロナウイルス対策の特別措置法」に基づく措置として、最初の緊急事態宣言が 4月7日から 4月16日にかけて、全都道府に発令されました。
この頃の私の気持ちが率直にタイトルに表れているのは、緊急事態宣言の 2週間後くらいの以下の記事でしょうか。
[記事] ソーシャルディスタンスや消毒の徹底というオカルトや、ロックダウンという独裁(かつ愚の骨頂)政策にいつまで私たちは隷属し続けなければならない?
In Deep 2020年4月27日
ここでは「愚の骨頂」などと表現を弱めていますが、要するに「すべてが、馬鹿対策である」と書いています(最たるものはマスク)。
上のタイトルに「いつまで私たちは隷属し続けなければならない?」とありますが、それは翌年の以下のタイトルの記事の通りです。この時に「もう終わることはないどころか、今後事態は悪化する」と確信していました。
[記事] 緊急事態宣言やワクチンでの抗体の実態が示唆する「終わらない輪廻」の構造
In Deep:2021年1月6日
この記事の頃、はじめて抗体依存性感染増強(ADE)という概念を知り、これはまだワクチン接種が始まる前の記事でしたが、「接種が始まってしまったら、その数年後はひどいことになる」と思い始めていました。
その後も、緊急事態宣言が出されるたびに死者の増加が見られつつ、そして、マスク着用も事実上の義務化となる中で、流行波のたびに感染数、死者数が増加していきます。
しかし、この 2020年には、「感染対策の決定版」であるコロナワクチンは、まだ日本には登場していませんでした。そのため、この程度の死者数の推移で済んでいたと見られます。
2021年になり、パンデミック2年目となります。
コロナワクチンの接種が始まります。2月17日から医療従事者等の先行・優先接種、4月12日から高齢者への優先接種、そして、順次、一般の方々への接種が始まりました。
それでも、日本は、他の国と比較すれば、優等生でした。
2021年の世界と欧州と日本の人口100万人あたりのコロナ死の推移の比較
2021年1月1日 - 2021年12月30日 ourworldindata.org
この 2021年の 12月には 3回目の接種も始まり、それと共に、感染数、死者数が減少方向に進み、
「これはワクチンの成果だ」と人々は喜びました。
そして、ますます多くの人たちがマスクを着用するようになりました。
2022年に入ります。
パンデミック3年目です。
この年は、変動が大きいですので、半年ごとの比較を示します。
2022年1月-6月の世界と欧州と日本の人口100万人あたりのコロナ死の推移の比較
2022年1月1日 - 2022年6月30日 ourworldindata.org
優等生だった日本が、死者数において次第に「世界と肩を並べ始めた」ことがわかります。
そして今年の夏に入りました。この時から日本は「優等生ではなくなった」のでした。
今年 6月以降の日本は、「ほぼ常にコロナ死者数で世界のトップを走り続けてきた」のでした。
続き⇓
https://indeep.jp/ade-japan-now/
●結局、回数を多く打たなければ、それほど問題は大きくならなかったとも思うのですが、しかし、現在、「 4回目以上を接種した日本人の数」が、「 5300万人以上に達している」
●これまで、ADE への対処方法というものが「存在しなかった」から、医学の歴史では、ADE が起きることが知られているワクチン(デング熱、新型ではないコロナウイルス等)の開発、研究は中止されてきたのです。
しかし、今回、ADE が起こることが知られているコロナウイルスにおいて、大規模接種を実施してしまったわけですから、しかも、日本の場合、度重なるブースターまで数千万人が受けてしまっています。
責任云々ではなく、対処をしなければいけません。
京都大学名誉教授の福島正典さんは、「最終的に、数十億人の命が危険にさらされる可能性がある」という論文を会議で示されていましたが、日本にあてはめれば、数千万人ということになります。
他にもいろいろと書きたいことはあるのですが、日本のメディアにしても、わけのわからない報道で、ごまかしている場合ではないですよ。
メディアのあなたがた自身の命も危ないのだから。
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