声帯の無いティちゃん・・・
生きる術を得ながら、進化し続けてきた生き物たち。
下の映画を見たときも、あのベンガルトラの重低音の唸り声がとっても・・・カッコイイと思いました。
腹の底に響き渡るような声。
その威嚇する声を持った野獣は、強い部類に入ります。何を持って強いかは、様々ですが。
弱いものは弱いものにだけ手にできた進化がある。
それでも、強い生き物が堂々と生き延びていく世界。
映画の中で美しい映像がたっくさん有りました。
水の中から見上げる空や、星。
また水平線と空の境目が判らないほどの広い広い海。地球の上。
まるでこんな・・・・・・
嘘ぉ。
これは、私が今朝撮った写真。
種明かしは、長男の車に乗った雪と移りこみ。
生き物が持っているもので何も無駄なものは無い。
余分なものを取り払い必要なものだけを身につけてきた生き物たち。
でも、フトアゴヒゲトカゲのティちゃんは、声を持っていない。
その代わりに何を手にしたんだろう。生き延びるために。。
乾燥した環境を好み、自分で体温調節のできないこの体で、いったい何を備えたというんだろう。
こんなペットとして飼われるようになって・・
何故、ペットに選ばれたんだろう。
野生では1年の寿命といわれているけど、整えられた環境であれば、5年から10年は生きるだろうとされている。
爬虫類が声帯を持たないのはどうしてなんだろう。
お互いの意思の疎通を必要としない、孤独な生き物だから・・?
じゃあ、人が飼いたいと思った理由はなんだろう。
騒がしくないから・・?
孤独感が良い雰囲気を醸し出しているから・・?
その容姿がカッコイイと感じるから・・?
フトアゴヒゲトカゲは、人のペットになりたいがために、このように進化したのだろうか・・?
それは、NO。。
人の・現代の人の、ペット感が様変わりしたから。
どんなときに、どんなタイミングでどんな理由が、生き延びる理由になるか分らないし、選択される理由になるか分らない。
果たして、ティちゃんは、ペットとして、この家に居て、幸せなんだろうか。
それは理解不能。比べ合って、仲間と話し合う声が無いのだから・・・
最近、またうんち出てません。。心配。(*≧m≦*)