道連れ

　１９日のニュピを控えて、また人が亡くなった。ただこの人、村のお坊さんなので
葬式は盛大になるという・・・。１０日に亡くなったのだが、葬式はニュピを過ぎた後、３１日になるそうだ。それまで遺体は自宅に保管！？それも何だかなぁ～～～？
　このお坊さん、日本語が出来、私の顔をみると、いつもラジオ体操の歌を歌う。
陽気なお坊さんだった。亡くなったと聞いて、ショックだったがこのあと
もっとショックなことを耳にした。
　実はこのお坊さん、ブラックマジシャンだったという。あまりにもたくさんの悪事を
働いたので、どこそこの坊さん（ホワイトマジシャン）が退治したとか！？
首絞めの刑だった、と言うのだ。（でも、病名は食道癌って言ってたが！？）
そして、この死には、誰か二人お供をしなければならないという。
今、このことで誰が一緒にあの世へ行くのか！？あの人か？この人か？と
村人の話題になっている。
　道連れ！？私は遠慮しておきます・・・。

葬式 その・・・？？？

　葬式の話もいったい何話になっただろうか！？
２月末にダンナの実家のオダラン（創立記念日、２１０日ごとにある）が
あり、準備のために１週間続いた忙しさもヤレヤレと思った翌日、
近所の人が亡くなり、葬式の手伝いとなった。
　今回は他のバンジャールでも亡くなった人がいて、火葬は２バンジャール
合同でやることになった。
　よくよく話を聞くと、この二人、幼なじみで大親友だったという。
小さい頃から一緒に遊び、学校へも仲良く通ったそうだ。
片方に仕事がみつかると、片方も働き始め、片方が失業すると同じように
失業し、結婚すれば、数日後に片方も結婚したという・・・
　今回も同じように病気になり、息をひきとったのも２日と間が
空かなかった。火葬中も片方がなかなか焼けないと同じように焼けず
片方が終わると同じように終わった。
きっと、二人は仲良く手をつないで、あの世へ旅立っただろう。
そして、生まれ変わるときは、同時期に生まれ変わるのだろうか！？
　楽しみである・・・