ここ数日、いやいや、こちらでは、数週間、アグン山について、
報道されております。
54年ぶりに、噴火する危険性が現時点で、レベル4(危険)になっています。
山近辺の住民は、すでに避難しており、避難者数 8万人になりました。
昨日は、インドネシア大統領(ジョコウィさん)が避難所を訪れ、
住民たちを、励ましていました。
そこで、ジョコウィさんは、こう、話しています。
いつ、噴火するか?わからない、噴火しないかもしれない、
でも、われわれは、被害者が出ないよう、最善の努力をする。
と、メッセージを送られておりました。
すでに、国からの援助が、7.2MJT(6千万円)
他、各政党、バリ州、他県からの援助、
また、個人からの援助、まだ、何も起こらないことに、
たくさんの援助が届いております。
避難所へ行っても、安心できる。
住民たちは、畑、家畜を残してでも、自分の命を守ろうと、
避難所生活を送っています。
この報道は、世界へにも発信されております。
もちろん、外国人の被害者が出ないため、
渡航の自粛をお願いしているのかもしれません。
アグン山の麓には、バリ島総本山、ブサキ寺院があります。
ここには、連日、たくさんの観光客が訪れ、賑わっておりますが、
現在は、立ち入り禁止です。
アグン山は、バリ人にとって、聖なる山であり、神と同じです。
今、私たちが出来ることは、山の怒りを静めさせること、
いつもは、お願い事ばかりの祈りから、
今は、謝罪の祈りに変えてみたらどうかな?と、思います。
人間も謝られると、怒りも静まります。
それと、同じだとしたら、私は、毎朝、毎晩、アグン山へ向かって、
謝罪をします。
アグン山が、何を訴えたいのか?
メッセージが聞こえてくるようです・・・