平日の夕方、田舎から連絡が入る。
「2時間後、帰ってこれる???」と、三男嫁から・・・
当然、「何で?」と聞き返した。
大したこと無ければ、面倒くさい・・・
来年の国会議員選挙に立候補する人がバンジャールに来て演説するというのだ。
面倒くさい・・・
話し、よくわからないし・・・
「どうしても帰らないと駄目?」
頭数揃わないと、バンジャールの立場が悪いって!!
仕方なく支度をして出かけた。
バンジャールには、3人の立候補者がやってきた。
話し・・・よくわからない・・・
でも、よくよく聞いていると、うちのバンジャールに多額な寄付金が入るという。
まあーそれは、無事に当選してからの話。
と、しばらくすると、やたら、おばちゃんたちが手を叩いて喜んでいる。
今、この時点で、バンジャール女性の部へクバヤ代(民族衣装)を寄付するというのだ!!
3人の候補者の投票番号は、それぞれ、1と4と5番なんだそうな!?
おばちゃんたちは、口々に、1・・・4・・・5・・・と、つぶやく。
「BAPAK! OK!OK! 1・・・4・・・・5・・・・」
ねーねー、誰が1番で、誰が4番・・・って、わかってんの???
おばちゃんたち、もうーそんなの構わないのだ!!
とにかく、クバヤ代が手に入れば・・・なのだ^^
代表者が、クバヤ代を受け取ると、盛大な拍手が沸き起こり、
「1・・・4・・・5・・・」と、合唱するのであった。
バリ人を買収するのは、非常に簡単^^;
で、私も完全にその一員になってしまった^^;