前回ご紹介した、隣のおじさん。
こんなエピソードもある。
携帯へ、ショートメッセージが入った。
「おめでとうございます。車が当たりました。手続きのため、３０分以内にＲＰ３００，０００の通話料金をお振込みください。」
おじさん、仕事そっちのけ・・・
作業着から普段着に着替えて、出かけようとしたところに、
奥さん 「あんた！！どこ行くの？？？」
おじさん「大事な用事、帰ったら話す」
奥さん 「・・・・・・・・・・？？？」
戻ってきた・・・・
奥さん 「何しに行ったの？」
おじさん、ショートメッセージの内容を説明する。
奥さん 「馬鹿だね・・・それは、詐欺だよ！！」
おじさん 「そんなことはない！！！」
と、当選お知らせの電話をジッと待つ。
信じる者は、騙される ＾＾；
うちの近所のおじさん、以前は、車の修理工場をやっていたのですが、
今から１０年以上も前のこと、車を修理中、火が体に燃え移り、大やけどを負った。
病院へお見舞いへ行ったうちの旦那、「皮膚がとけていて、元に戻るのは無理だろう・・・」
そのぐらい酷かったのだが、１年で皮膚が再生し、仕事も復帰した。
今は、車の修理ではなく、溶接工場をしている。
うちも門扉の修理などをお願いする事もある。
このおじさんに、大きな注文が入った。
犬小屋の注文だ。これは、区役所からの依頼だという。
ただ、この犬小屋を使用するには許可が必要で、その許可書の申請にいくらかお金がかかると
いう。
発注者は、サンプルを作ってもらう間に、許可書を申請するので、ＲＰ１，０００，０００（約￥１０，０００）が
必要と言ってきたそうだ。
おじさん、「大量発注」に、目がくらみ・・・親切に、発注者へＲＰ１，０００，０００を渡したという・・・
サンプルが仕上がり、いつまでたっても、その発注者は現われないという・・・
その犬小屋のサンプルは、自分が飼っている犬が入っているという・・・
いつか、犬の恩返しが来るさ＾＾
おじさん、頑張れ！！
インドネシア国では、賭け事は禁止、違反したものは刑法に触れることになる。
そんなこと言ったって、賭け事大好きなバリ人。有名な賭け事で闘鶏がある。
祭りの一環と言われているが、祭りと見せかけ、みんな賭けている。
ひどい人は、田畑、土地まで取られてしまうほど、ここまでいくと、家族問題、親戚問題へと
発展していくので、今の州知事が何年か前から、賭け事取締りを強化した。
闘鶏だけではない。カードも同じ、サイコロの絵が描いてある、黄色いカード、
いつでもどこでも、バリの男性は、数人集まれば、このゲームをしている。
あるとき、旦那の友達が数人、バンジャール（町内会）で、カードゲーム（賭け事）をしていたそうだ。
そこに、どこかから通報があったのだろう、警察官が突然やってきたそうだ。
旦那の友人を含む若い男性たちは、走って逃げたそうだ。
仲間に加わっていた爺さんは、走って逃げることができなかったので、庭に下りて、草むしりをはじめたという。
「今、カードをやっていただろう？」の質問に、
「私は、このバンジャールの役員で、今日は、草むしりの日、カードをやっていた人たちは、あっちへ逃げた」と
言ったそうだ＾＾；
結局、逃げた男性たちは、みんな捕まり、罰金を払ったそうだ。
爺さん？？？もちろん、セーフだったとか・・・・
さすが、年の功＾＾長年、バリ人やってきてますから・・・＾＾ｖ
