エゴの戦い

いきなりビックリするかもしれませんが・・・

バリ人ほど、エゴの強い人間はいないんじゃないか？？？

と、思う今日この頃・・・

最近の建物をみてみると、これは、椰子の木よりも高いんじゃないかな？と、思う、建物が

あちらこちら、バリの建築規定にあっていない建物が目立ち始めました。

これは、もう、エゴの戦いだと私は思うんです。

”俺様が一番”

そこにお金を使いますか？

自分のエゴを主張しているとしか見えません。

そこには、一体、何が潜んでいるのでしょうか？

何かに対する反発心

何かに対する優越感

何かに対する恐怖

この何か？とは、自分自身なんですね。

自分自身は、認められたい、褒められたい、

崇められたい気持ちでいっぱいなんです。

そして、それは誰から？

頑張っても頑張っても、認められない人は、更に認められようと、

やることがエスカレートする。

上に上がりたくって、上がりたくって、下を見なければ、

周りも見えなくなる。

周りの人々がどんなに迷惑しているかも、お構いなし、

もちろん、おこぼれを頂こうと、はやし立てる人はいるが、

おこぼれが無くなったら、さっさと消えていなくなる。

それもわからず、上に昇ることしか考えられない。

頂点に昇りつめた時、気がついたら、支えるものもなければ、

次のステップもない。

次はどうなる？？？もう、落ちるしかないのです。

落ちた場所は、無償の愛が満ち溢れたこじんまりとした

エリア、そこで、やっと、安心して、涙が出る。

よかった、助かった、ありがとう、、、という言葉が無意識に出る。

そのエリアを、神の世界と思うでしょう。

でも、本当は、そこは、自分自身の心の部分なんですね。

今、早くここに気がついてもらいたいと、願うばかりです。

もう、そろそろ、エゴの戦いを止めにしませんか？

 

懐かしい風

 

　早いもので、９月になりました。

先月は、ロンボク島が震源地で地震が頻繁におこりました。

バリもかなり揺れました。

アグン山の噴火に続き、自然災害が次々に起こります。

でも、当たり前のように生活していたことに、ストップがかかり、

いろいろ、考えさせられています。

日本はこれらの災害に加えて、猛暑に台風、命にかかわることが

次から次へとやってきます。

出来ることは、自分で自分の命を守る。

とにかく、これしかありません。

今年の乾季は、よく雨が降りました。

降り方が、雨季のようでした。

これも、異常気象なのでしょう！？

また、バリで、寒い・・・と感じる日もあり、

観光でいらしている方々は、避暑地のようです。

と、おっしゃっていました。

ただ、よく考えたら、うん十年前のバリは、こんな感じだったかな～～～

と、思い出しました。

今朝もクタエリアは雨が降り、すぐに晴れました。

バイクで街中を走ったのですが、懐かしい風の匂いがしました。

あっ！まだ、バリを守っている神様はいるんだ！と、嬉しくなりました。

きっと、神様は、人間と違って、「昔は、あーだった！こーだった！」って

言わないんですね。この状態を受け入れ、どんな条件であっても

無償で愛を発信させている。

私に懐かしい風を感じさせてくれたことも、私にとっては、大きな癒しと

なりました。そして、こうして、伝授されていく。

素晴らしいですね！！

 

ＴＥＲＩＭＡ　ＫＡＳＩＨ