バリ島 KAZUYAママの今日の閃き

誰かが言った。
人生における3大言語。
「頼らない」
「期待しない」
「あてにしない」

神様って、本当にいるんだな!? その8

2017-06-17 13:47:08 | Weblog

 

 さて、前回の入院騒ぎから、今回の入院に至るまで、

父は、一体、どうしていたのか???

可哀想に、ただただ、心配するばかり、バリの医療に疑問を抱き始めていた。

だからと言って、何も出来ない・・・

出来ることは、神に祈ることだけ・・・

二回目の入院騒ぎで、母は、このまま、寝たきりになるんじゃないかと、

思ったらしい・・・

父の頭の中には、絶望と、後悔と、恐怖でいっぱいだったに違いない。

でも、この状態で父をサポートすることはできなかった。

ここで、父をサポートしてくれたのが、旦那と子供たちだった。

今思えば、感謝の気持ちでいっぱいだ。

そして、私と母をサポートしてくれたのが、三男家族。

「循環」だ!!

本当にいままで、仲良くお付き合いしてきて良かった^^

みんなの温かい協力があって、2日後、ようやく、母の容態が回復へと

向かい始めた。

旦那に連れられ、見舞いに来た父が、ビックリしていた。

 

「神様って、本当にいるんだな!?」

 

父は、ずーーっと、神様に願っていたという。

こんなに早く、母が回復するなんて、思ってなかったという。

安心した父、そして、ますます、神様の存在を信じ始める。

バリヒンズー教のどこにでも神様は、存在するという考えが

少しずつ、実感していくのであった。

 

6日後、無事に母は、退院した。

その後は、水分をこまめにとり、日中暑い時間は、外を歩かない、

部屋の中は、27-28度になるよう、クーラーを調整するようにした。

すべて、体験しないと、改善ができませんね。

家族みんなの反省点となりました。

 


神様って、本当にいるんだな!? その7

2017-06-13 11:50:54 | Weblog

 

 国立病院の緊急治療室で検査、とにかく、血液検査、

前回の入院から、何度、血を採られたか???

母の様子は、どんどん酷くなる、意識が遠のいていく。

看護師さんからも眠らせないで、と言われ、お姉さんと交代で、

水分を補給させたり、話しかけたりしていた。

14時からすでに、5時間が経つ。

病名がはっきりしない・・・

脳には、異常はないのだろうか???

高熱が続いていたので、とても心配だった。

母は、認知症と、日本で診断されていたので、その薬も服用している。

ただ、この入院騒ぎで、一時止めていた。

それも、関係しているのだろうか???

いろんなことが頭に浮かび、すでに、ヘトヘトになっていた。

点滴の種類が変わった、様子をみる。

更に4時間が経った。

やっと、病名がわかった。

    熱中症!!!

こちらでは、ナトリウムとカリウム不足と言われたが、いわゆる熱中症だったのだ。

ナトリウム補給の点滴は、時間をかけて、ゆっくり入れていく。

もちろん、入院して、点滴、血液検査をしていかなければならない。

病室に移ったのは、すでに深夜1時をまわっていた・・・・^^;

2度目の入院生活の始まりだ(苦笑)


 

 

 

 

 

 


神様って、本当にいるんだな!? その6

2017-06-12 14:47:00 | Weblog

 

 明日、とりあえず、退院させてください・・・

そう、病院に伝えた。母は、元気だったし、熱も下がっていた。

最後の血液検査では、血小板の数値もほぼ正常に戻っていた。

ドクターからの許可も出たので、無事退院。

退院の意思をみせなかったら、ずるずると入院していたかもしれない・・・

翌日は、田舎で亡くなった人がいたので、葬式の準備で田舎へ帰る。

途中、家に電話をして、母の様子を伺うと、また、熱が上がったというのだ!!

心配で途中で、家に帰ると、39度ある。血圧も高く、呼吸も速い。

明日の朝一番で、クリニックへ連れて行こう。

 

車の乗り降りでさえ、一苦労・・・

点滴して、また、血液検査、病名がわからない。

再度、デング熱、チフス熱の検査、なんと!!両方ともネガティブなのだ。

一昨日までの入院は、一体、ナンだったんだ!?

ここは、クリニックなので、入院は出来ない、とりあえず、

帰らないと・・・

母の症状は変わらない、でも、どこへ連れていったらいいんだろう???

翌日は、大事な行事があり、欠席することができないため、

田舎のお姉ちゃん(三男嫁)に、看病をお願いしていた。

お昼ごろ、母が頭が痛いと言い出した。

そのタイミングでお姉ちゃんが到着、症状を話すと、

国立病院へ連れて行こう!!

全身に力がなくなっていた母を4人で抱え、車に乗せ、嘔吐があったので

洗面器持参、あ~~~、これは、ただ事じゃない・・・

冷静だった私も、今回ばかりは、ヤバイかもしれない・・・と、

肩の荷が段々重くなるのを実感していた。

 

つづく・・・・


神様って、本当にいるんだな!? その5

2017-06-08 14:02:14 | Weblog

 

 次回は、お盆最終日のクニンガンで会いましょう。

 

 バリのお盆は、長いな~~~

 

 宗教行事でバタバタしているうちに、あっという間に3週間がたった。

父から、お母さんの睡眠導入剤が残り、5日分だから、こちらの病院で

貰って来れないかな?と、依頼があった。

薬のことは、調べてあったので、同じものはないが、ほぼ同じ成分の

ものがあるので、近くのクリニックへ母と向かった。

薬を頂くだけだが、一応、診察・・・

聴診器をあて、血圧、体温・・・・

なんと!!体温が、38.6度。

母の様子が普通なもので、ドクターがビックリ!

看護師さんが、慌てて、この体温計が壊れているのかも!?と

交換して測り直したが、やはり、38.6度なのだ。

体はだるくないですか???と、聞かれてもケロッとしている。

一応、解熱剤出しますね。

家に戻り、すぐに薬を飲んだ。

熱は下がらないまま、2日が過ぎた。

クニンガンの日を迎えたのだ。

もちろん、バリ人にとっては、忙しい日、でも、そんなことは、言ってられない。

近くのインターナショナル系の病院へ直行した。

血液検査の結果、血小板の数値が下がっていたので、デング熱の疑いがあると、

このまま、入院してくださいと、言われた。

まず、頭によぎったのが、いくらかかるんだろう???

入院手続きで、デポジットに、Rp10jt (¥80,000)支払うように言われた。

えっ!?それ以上にかかるということ???

母の心配、お金の心配・・・

デング熱の治療は、点滴が主だ。

とりあえず、血小板の数値が上がれば、退院できる。

私も泊り込んでの看病。

2日たった。退院できると思いきや・・・

またまた、血小板の数値が下がって、退院お預けとなった。

毎日、届く請求書に、冷や汗もののわたしだった。

 

つづく

 

 


神様って、本当にいるんだな!? その4

2017-06-06 11:01:28 | Weblog

 

じゃ~、今度は、ガルンガンね~~~。

田舎をあとにした。

今年はニュピとガルンガンがとても近く、それこそ、盆と正月が一緒に来るのだ。

父親は、ただただ、ビックリするばかり・・・

 

「バリ人は、忙しいな~~~」

 

ペンジョール作りをする、旦那と孫の横で、

楽しそうに見学。

すべてがはじめての体験で、ワクワクしている様子。

お盆前日、またまた、家族で田舎へ帰る。

お盆当日、どうやら、旦那の願いが叶ったのか?

バビグリン(豚の丸焼き)をお供えした。

お供えするときの儀式も横で参加、暑いのに、お疲れ様です^^

しばらくすると、バビグリンを食べに、親戚たちが集まってきた。

大家族にビックリ!!!

旦那の両親は、早くに亡くなっているので、

私の両親を自分たちの親のように、大事にしてくれた。

これから、末永くよろしくお願いいたします。

ご先祖様たちも、喜んで、受け入れてくれたかしら!?

 

つづく

 


神様って本当にいるんだな!? その3

2017-06-02 11:27:14 | Weblog

 

到着してから、早々、バリ島内は、ニュピの準備で

忙しくなった。

車で走れば、オゴオゴが道端に置かれている。

来週は、バリの旧正月だよ。

でも、両親は、もちろん、それがどういうことなのか?よくわからないでいた。

私たちは、田舎で宗教行事で忙しくなるし、

ニュピ(旧正月)の日は、外出禁止になるし、

とりあえず、ホテルに泊まってもらおうかな?と、考えていたのだが、

一緒に田舎に泊まると、言われ、ビックリした。

お泊り用の荷物がいつもの2倍になった。

部屋には、甥っ子のベッドが運ばれていて、寝場所は確保できた。

感謝!!!

田舎は、クタと違って、のどかだ!と、言って、またまた、二人で

散歩しはじめた。

怖いもの知らずの父、道端で売っている果物をお土産に買って帰ってくる。

みんなから、いくら払ったのか?と、聞かれていた。

どうやら、ぼられることなく、買い物が出来たようだ^^

田舎には、鶏が放し飼いになっていて、それを目で追っているだけで

楽しそうだ。

あれが、ボスで、みんなから一番、怖がられているよ・・・なーんて・・・

夕方になると、木の上に上がっていく鶏たちに驚いていた。

庭を眺めながら

食事をしていたら、鶏が木から落ちたらしく、ビックリしたとか・・・

随時、説明してくれる(笑)

ニュピ前夜は、オゴオゴの行列を見に行った。

さて、ニュピ当日、昼間は、なんの変わりもない時間を過ごし、

夕方になった。早めの夕飯、親戚たちと輪になって、食べる。

言葉がわからないから、ジェスチャーで会話(笑)

段々、日が暮れてくる。

星が、一つ、二つ見え始めた。

真っ暗になり、空を見上げると、星がびっしり・・・

ニュピでも珍しく、今年はきれいな星空でした。

両親もビックリ・・・・しばらく、星空を眺めていました。

来年のニュピも楽しみだね^^

 

つづく・・・