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滋賀 ガーデニングの旅 ローザンベリー多和田

2024年08月17日 | 日記
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滋賀の庭園 ローザンベリー多和田


 
昨年の秋、作業中にチェンソーで、指を傷つけて、予定していた1月の旅行をキャンセルしました。

それ以来、愛知県の、デンパークと、なばなの里、それと「花博2024」に出かけただけで、ほとんどどこへも行かないまま、暑い夏を迎えてしまいました。

予定では、この夏は、涼しい北海道へ行くつもりでした。

しかし、あまりの暑さに腰が上がらず、何のも予約もしないまま、日にちが過ぎて、しまい、そんな中で、8月に入ってから、昨年旅先で勧められた、滋賀県にある、イングリッシュガーデン「ローザンベリー多和田」を訪ねることにしました。

滋賀県と言っても、名古屋から車で2時間もかからない距離で、日帰りで行くことのできる、イングリッシュ・ガーデンです。

これは後で考えたことですが、北海道のガーデン街道、7つのイングリッシュ・ガーデンに因んで、私が勝手に選んだ「東海イングリッシュ・ガーデン」 に、ここを加えると、ちょうど7つになります。

①  なばなの里 【三重/長島町】
②  デンバーク 【愛知/安城市】
③  浜名湖ガーデンパーク 【静岡/浜松市】
④  花遊庭 【愛知/豊田市】
⑤  名古屋港ワイルドフラワー・ガーデン 【愛知/名古屋市港区】
⑥  ぎふワールド・ローズ・ガーデン 【岐阜/可児市】
⑦  ローザンベリー多和田 【滋賀/彦根市】

米原ICから車で10分ほど山の中に入ると、ローザンベリー多和田の駐車場に着きました。


ここは、羊をモチーフにした、ニュージーランド式イングリッシュ・ガーデンのようで、庭を見るというより、家族で来て、汽車に乗ったり、羊に触れたり、バーベキューを楽しんだりする、そんな施設でした。
 

暑い盛りに来た私が悪いのですが、バラも見頃をすぎていたし、広々した園内も、特に見るべきものはなく、そういう意味では、物足りなかったかな、と思いました。


6000歩ほど歩いた後、レストランのテラスでのんびり食事をして、ガーデンを後にしました。


宿根草の庭


写真 本来は放牧の羊を囲うための石塀




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静岡 浜名湖花博2024

2024年08月17日 | 日記
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静岡の庭 浜名湖ガーデンパーク 「浜名湖花博 2024」




 
今から20年ほど前に開催された花博に、造園組合から見学に行って以来、数回は訪れています。

何しろ5年ほど前までは、今ほど花壇に関心がなかったので、覚えていることと言えば、高い塔の上から、パーク全体を眺めたこと、船着き場から遊覧船に乗ったこと、世界の庭、とりわけ中国やネパールのちょっと変わった庭をみたこと、デイゴの木がたくさん植わっていて、花が満開だったこと、まあそんなことを断片的に覚えているくらいです。

だが、今回は違いました。

5年ぶりに訪れた、浜名湖ガーデンパークは、花博の会場になったこともあって、5年の間に花の知識で武装した私の目を十分満足させてくれました。

一つ計算違いだったことは、私が訪れたのは、連休前の平日でしたが、思ってたより人が多く、そのため園内のレストランの列もなかなか進ます、ついに食事をあきらめました。おかげで空腹を我慢して、同じところをもう一度歩きました。

今回の見どころは、3つありました


(1) 「ふれあい花壇」。

県民参加型の花壇で、レンガで仕切られた区画内に、花壇愛好家グループが、開催時期に合わせて準備し、思い思いに作品をつくるというものです。これはすてきな発想だと思いました。

開催期間の中心が5月の連休ということもあって、どのグループも同じ花を使うことになってしまい、会場全体が一つの大花壇をいう感じでした。

どの花壇もきれいで、こじんまりまとまっており、この紙面ではできるだけ多く紹介させていただきました。




































(2) 「フラワーガーデン・コンテスト」。

案内によると、全国26のガーデニング業者や、ガーデナーが腕を競うというものです。

こうして、出来上がった作品を見させていただくと、自分の力量がよくわかり、だれもが、出てみたくなるのではないかと思いました。そういう意味でも、こういうコンテストがあるのは、造園界にとっていいことだと思います。




















小学校も特別参加



記念庭園「汽水園」 石原和幸氏監修











(3) 「花の美術館」。

最初の花博を開催したときに造った、モネに因んだ庭園とかで、スイレンや、バラの大アーチが有名です。

年々庭園が進化してしているそうですが、その辺のことはよくわからないけれど、整備された落ち着きのある、美しい庭園です。



































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