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シンガポールの庭(7) サザンリッジ
シンガポールの南に面した海岸線に沿って、大げさにいえば山脈が東西に伸びています。標高100メートルそこそこですが、距離は地下鉄の駅で数えると、5つほどです。そして、ここもまた自然がそのまま残っている、シンガポールの人たちが自然と触れ合う憩いの場所となっています。
シンガポールでの滞在は、行き帰りの日を除いて、正味10日間、そのうちの貴重な一日を割いて、その尾根を端から端まで歩くことにしました。途中由緒ある公園などもあります。
地下鉄ケントリッジ駅から、山手に向かって坂を上ると、もうそこがひとつ目の公園、ケントリッジ公園でした。特に何もなく、大きなナンヨウスギが目立つくらいでした。
そこを出発点にして、平坦だけど、いかにも尾根らしきところを歩きます。
尾根道から、切り立った斜面の方に向かうと、尾根道と同じ高さの桟橋の道がしつらえてあり、斜面に生えている樹の間を空中散歩できました。
眼下に植物を栽培している区画があるのが見えたので、そこに行ってみることにしました。
カーブの多い道を下りていくと、広い通りに出ました。先ほど見た区画を、見当をつけて歩いていくと、ホートパークに出ました。
そこは、温室などの施設を持つ、三つのガーデンをまとめた植物公園でした。
これは、来園者用の駐車場です。周りをトロピカルな植物で囲い、公園の景色に溶け込んでいます。
先ほど尾根から見た区画は、その公園で使うために栽培している場所でした。色々興味深い植物もありましたが、今日は歩くのが目的だったので、一通り見ただけで、元の尾根道にもどりました。
有名なアレクサンドラアーチを渡り、森の中の桟道を歩いて行くと、小鳥の観察をしている、写真家のグループや、同じ趣味を持った夫婦の人たち何組かと出会いました。このあたりは、鳥の観察スポットだそうです。アウトドアスタイルで、三脚と、双眼鏡と、大きなカメラを持っているので、すぐそれとわかります。こういう人たちと会話をすると楽しい。私は、植物だけど、同じ自然志向なので、顔を合わせただけで、なんとなく打ち解けます。
桟道から下を見ると、いろいろな種類の苗木が植えてありました。10~15年後には成長した立派な森ができます。
気持ちよく高架の桟橋を歩いて行くと、ガイドブックなどで写真紹介されているヘンダーソン・ウエイブにでました。なんでも船の甲板用の木材を敷き詰めた巨大な歩道橋で、芸術的な建造物でした。
下の幹線道路をまたいでいます。画面中央左に、ヘンダーソン・ウエイブに登ってくる道が見えます。
私の場合は、全工程を歩いたのですが、麓に下りる脇道はいくつもあり、この橋だけを見に来ることもできます。
桟橋道はまだ続きます。
やがて舗装された広い道路に出たと思ったら、そこが、シンがポ-ルで、二番目に高い山、フェーバーピークでした。そして、そこはまたセントーサ島へ行くロープウエイの乗り場でもありました。
セントーサ島へ向かっているロープウエイが、海を渡っている写真。
たくさん歩いたので、最後くらいは、ロープウエイに乗ろうと切符を買いに行きました。ところが、中間駅のハーバーフロントも、セントーサ島も値段は一緒で、しかも余計な施設のチケットもセットになっているので、またしてもロープウエイに乗るのはあきらめて、歩いて下りました。
まあ、そのおかげで全行程を歩きとおしたことになりました。
とはいっても、名古屋で言えば、地下鉄の終点、藤が丘駅から、東山公園駅までの5つほどの駅の距離を歩いただけで、それほど自慢することでもないのですが・・・・
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シンガポールの庭(7) サザンリッジ
シンガポールの南に面した海岸線に沿って、大げさにいえば山脈が東西に伸びています。標高100メートルそこそこですが、距離は地下鉄の駅で数えると、5つほどです。そして、ここもまた自然がそのまま残っている、シンガポールの人たちが自然と触れ合う憩いの場所となっています。
シンガポールでの滞在は、行き帰りの日を除いて、正味10日間、そのうちの貴重な一日を割いて、その尾根を端から端まで歩くことにしました。途中由緒ある公園などもあります。
地下鉄ケントリッジ駅から、山手に向かって坂を上ると、もうそこがひとつ目の公園、ケントリッジ公園でした。特に何もなく、大きなナンヨウスギが目立つくらいでした。
そこを出発点にして、平坦だけど、いかにも尾根らしきところを歩きます。
尾根道から、切り立った斜面の方に向かうと、尾根道と同じ高さの桟橋の道がしつらえてあり、斜面に生えている樹の間を空中散歩できました。
眼下に植物を栽培している区画があるのが見えたので、そこに行ってみることにしました。
カーブの多い道を下りていくと、広い通りに出ました。先ほど見た区画を、見当をつけて歩いていくと、ホートパークに出ました。
そこは、温室などの施設を持つ、三つのガーデンをまとめた植物公園でした。
これは、来園者用の駐車場です。周りをトロピカルな植物で囲い、公園の景色に溶け込んでいます。
先ほど尾根から見た区画は、その公園で使うために栽培している場所でした。色々興味深い植物もありましたが、今日は歩くのが目的だったので、一通り見ただけで、元の尾根道にもどりました。
有名なアレクサンドラアーチを渡り、森の中の桟道を歩いて行くと、小鳥の観察をしている、写真家のグループや、同じ趣味を持った夫婦の人たち何組かと出会いました。このあたりは、鳥の観察スポットだそうです。アウトドアスタイルで、三脚と、双眼鏡と、大きなカメラを持っているので、すぐそれとわかります。こういう人たちと会話をすると楽しい。私は、植物だけど、同じ自然志向なので、顔を合わせただけで、なんとなく打ち解けます。
桟道から下を見ると、いろいろな種類の苗木が植えてありました。10~15年後には成長した立派な森ができます。
気持ちよく高架の桟橋を歩いて行くと、ガイドブックなどで写真紹介されているヘンダーソン・ウエイブにでました。なんでも船の甲板用の木材を敷き詰めた巨大な歩道橋で、芸術的な建造物でした。
下の幹線道路をまたいでいます。画面中央左に、ヘンダーソン・ウエイブに登ってくる道が見えます。
私の場合は、全工程を歩いたのですが、麓に下りる脇道はいくつもあり、この橋だけを見に来ることもできます。
桟橋道はまだ続きます。
やがて舗装された広い道路に出たと思ったら、そこが、シンがポ-ルで、二番目に高い山、フェーバーピークでした。そして、そこはまたセントーサ島へ行くロープウエイの乗り場でもありました。
セントーサ島へ向かっているロープウエイが、海を渡っている写真。
たくさん歩いたので、最後くらいは、ロープウエイに乗ろうと切符を買いに行きました。ところが、中間駅のハーバーフロントも、セントーサ島も値段は一緒で、しかも余計な施設のチケットもセットになっているので、またしてもロープウエイに乗るのはあきらめて、歩いて下りました。
まあ、そのおかげで全行程を歩きとおしたことになりました。
とはいっても、名古屋で言えば、地下鉄の終点、藤が丘駅から、東山公園駅までの5つほどの駅の距離を歩いただけで、それほど自慢することでもないのですが・・・・
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