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シンガポールの庭(8) シンガポール動物園と、リバーサファリ
シンガポール島の北部は、入り江が入り組んでいて、海側から岸を見ると熱帯樹が繁っている河の河口にいるようです。その奥に、シンガポール動物園と、リバー・サファリと、有名なナイト・サファリがあります。
確かに動物園は好きですが、今はもっぱら園内の植栽を見て歩くのが目的になっています。そんなわけですので、多くの人が行くナイト・サファリは外しました。
前回訪れた、サンディエゴ動物園が世界一と書きましたが、ここシンガポールの動物園も、素晴らしかったです。気候が動物に合っているのか、柵や檻のない広い敷地の中でのびのびと過ごしていました。
いろいろ珍しい動物もいました。特にホワイトタイガーは、ここの動物園の象徴のような存在で、した。
珍しいと言えば、空想上の動物もたくさんいました。木の茂みの細い道に沿って歩くと、竜とも、怪獣ともいいがたい、これらの変な生き物が10匹くらいいて、その大きな図体を動かして、威嚇します。ただ、不気味としか言いようのない動物でした。まあ、こんな動物までいる、「動物園」でした。
動画 不気味な動物
ところで、いつものことですが、動物園では必ず、道に迷います。ちゃんとガイドマップを入り口でもらうのですが、あれが役に立たないというか、あのマップこそが道を迷わす原因になっています。
園内の道路や、道は、カーブしていたり、くねくねと曲がっていたりして、同じところに出てしまうことがよくあります。
地図というのは、自分がどこにいるかを確かめるためのものだから、そのためには、必ず地図の上を北にして、縮尺も正確にして、道路の巾の広い細いもちゃんとわかるように描いて、その上で、地図上に動物の絵を描きたかったら、できるだけ道の邪魔にならない程度の大きさで描いてほしいと思います。
あれでは、ガイドマップに描かれている動物は、みんなシンゴジラほどの大きさになってしまいます。
そこで、私の提案ですが、造園の図面を描くときに使う、俯瞰図 (私の場合は、平面図+俯瞰図)にして、動物のいる地点に①②③・・・の番号を記します。そして欄外に①はホワイトタイガーと書き、トラの絵を大きく描いて添えればいいのではないでしょうか。
リバーサファリ
動物園を出ると、その出口の隣に、リバーサファリの入り口があります。
観光客に人気のあるナイトサファリは、行くつもりはありませんでしたが、このリバーサファリは、動物園の続きで、入園しました。
ささっと、案内の内容だけは読みましたが、リバーサファリそのものが、何なのか読んだだけではよくわかりませんでした。足を踏み入れて、初めてそこがどんなところか、わかることがよくあります。
つまり、こういうことです。シンガポール島の北部は、入り江が多く。それが丁度河口のような地形のため、それを大河に見立てて、その両岸を散策するコースになっています。
さて、世界には、大陸があって、その大陸を悠々と流れている河があります。
アフリカのナイル川
北米のミシシッピ川
南米のアマゾン川
アジアの揚子江
もう一つ何かあったのですが・・・、たぶんメコン川か、インダス川かよく思い出せません。
何でも、地球規模でみると、川の面積と、その両岸の面積はかなりの広さらしく、そのエリアにすむ魚を含む生物たちもまた多様性に富んでいて、さまざまな種類が棲息しています。
太古の時代、海でしか生きることのできなかった生物が、海に流れ込む川の真水に適応して進化を繰り返し、川に進出してきた生物たちです。
巨大な水槽は、上からも、底からも、見ることができます。見たこともない巨大な魚や、ジュゴンみたいな生き物が気持ちよさそうに泳いでいます。そういう水槽が川のエリアごとにいくつもあって、世の中には、色々な生き物がいるのだなと、改めて驚かされました。
庭の参考になる植物はあまりなかったので、写真はそれほどとっていません。
これだけの施設を維持していくのに、どのくらいのお金がかかるのだろうかと、思いを巡らせたリバーサファリでした。
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シンガポールの庭(8) シンガポール動物園と、リバーサファリ
シンガポール島の北部は、入り江が入り組んでいて、海側から岸を見ると熱帯樹が繁っている河の河口にいるようです。その奥に、シンガポール動物園と、リバー・サファリと、有名なナイト・サファリがあります。
確かに動物園は好きですが、今はもっぱら園内の植栽を見て歩くのが目的になっています。そんなわけですので、多くの人が行くナイト・サファリは外しました。
前回訪れた、サンディエゴ動物園が世界一と書きましたが、ここシンガポールの動物園も、素晴らしかったです。気候が動物に合っているのか、柵や檻のない広い敷地の中でのびのびと過ごしていました。
いろいろ珍しい動物もいました。特にホワイトタイガーは、ここの動物園の象徴のような存在で、した。
珍しいと言えば、空想上の動物もたくさんいました。木の茂みの細い道に沿って歩くと、竜とも、怪獣ともいいがたい、これらの変な生き物が10匹くらいいて、その大きな図体を動かして、威嚇します。ただ、不気味としか言いようのない動物でした。まあ、こんな動物までいる、「動物園」でした。
動画 不気味な動物
ところで、いつものことですが、動物園では必ず、道に迷います。ちゃんとガイドマップを入り口でもらうのですが、あれが役に立たないというか、あのマップこそが道を迷わす原因になっています。
園内の道路や、道は、カーブしていたり、くねくねと曲がっていたりして、同じところに出てしまうことがよくあります。
地図というのは、自分がどこにいるかを確かめるためのものだから、そのためには、必ず地図の上を北にして、縮尺も正確にして、道路の巾の広い細いもちゃんとわかるように描いて、その上で、地図上に動物の絵を描きたかったら、できるだけ道の邪魔にならない程度の大きさで描いてほしいと思います。
あれでは、ガイドマップに描かれている動物は、みんなシンゴジラほどの大きさになってしまいます。
そこで、私の提案ですが、造園の図面を描くときに使う、俯瞰図 (私の場合は、平面図+俯瞰図)にして、動物のいる地点に①②③・・・の番号を記します。そして欄外に①はホワイトタイガーと書き、トラの絵を大きく描いて添えればいいのではないでしょうか。
リバーサファリ
動物園を出ると、その出口の隣に、リバーサファリの入り口があります。
観光客に人気のあるナイトサファリは、行くつもりはありませんでしたが、このリバーサファリは、動物園の続きで、入園しました。
ささっと、案内の内容だけは読みましたが、リバーサファリそのものが、何なのか読んだだけではよくわかりませんでした。足を踏み入れて、初めてそこがどんなところか、わかることがよくあります。
つまり、こういうことです。シンガポール島の北部は、入り江が多く。それが丁度河口のような地形のため、それを大河に見立てて、その両岸を散策するコースになっています。
さて、世界には、大陸があって、その大陸を悠々と流れている河があります。
アフリカのナイル川
北米のミシシッピ川
南米のアマゾン川
アジアの揚子江
もう一つ何かあったのですが・・・、たぶんメコン川か、インダス川かよく思い出せません。
何でも、地球規模でみると、川の面積と、その両岸の面積はかなりの広さらしく、そのエリアにすむ魚を含む生物たちもまた多様性に富んでいて、さまざまな種類が棲息しています。
太古の時代、海でしか生きることのできなかった生物が、海に流れ込む川の真水に適応して進化を繰り返し、川に進出してきた生物たちです。
巨大な水槽は、上からも、底からも、見ることができます。見たこともない巨大な魚や、ジュゴンみたいな生き物が気持ちよさそうに泳いでいます。そういう水槽が川のエリアごとにいくつもあって、世の中には、色々な生き物がいるのだなと、改めて驚かされました。
庭の参考になる植物はあまりなかったので、写真はそれほどとっていません。
これだけの施設を維持していくのに、どのくらいのお金がかかるのだろうかと、思いを巡らせたリバーサファリでした。
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