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北海道の庭園 北海道大学植物園
北海道大学植物園
札幌駅の真ん前にこんな広大な敷地の植物園や大学があるのに、まず驚かされました。大学が先か、駅が先か、どちらが先にできたかは知りませんが、他の都会では考えられない広さでした。
植物園は私が見た範囲で大きく分けると、針葉樹エリア、高山植物エリア、そしてアイヌの人々の生活植物エリアの3つです。
針葉樹は、北海道に自生する樹木が、サンプルのような形で植えられています。樹齢150年を超えているので、幹周りがすごく大きく、樹高も30メートル以上あり、その巨大な針葉樹群と、ビル群が、いかにも札幌という感じで札幌駅前の美しい景観を醸し出していました。
高山植物エリアは、興味深いものでした。
北海道は緯度が高いから高山植物は、平地でも大丈夫というわけでもないようで、高山で自生している環境に近づけるため、現地の岩石や土壌などを使って、植栽されているのだそうです。
アイヌエリアでは、アイヌ人の生活用に使われてきた植物や、食用とされてきた植物が、説明文と共に、整理されて、植えられていました。その辺に生えている草や木が、こんなにいろいろな用途に使われていたのかと私達は思うのですが、アイヌの人たちにとっては、これらはすべて神様からの恵みなのです。
誰でも、何かいただくと、お礼をしなくてはいけないように、アイヌの人たちは、神様に家にきてもらってもてなし、お帰りになるときには、木を削ったお土産を、持って帰ってもらいます。
神様は、天に帰って仲間の神様たちに、色々歓待を受けた話をして、お土産のおすそ分けをします。
(以下、私の創作) そして、神様たちは、草の種や、木の実を大地に播いて、うっそうとした森と自然の恵みをアイヌの人々に与えるのです。
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北海道大学植物園
札幌駅の真ん前にこんな広大な敷地の植物園や大学があるのに、まず驚かされました。大学が先か、駅が先か、どちらが先にできたかは知りませんが、他の都会では考えられない広さでした。
植物園は私が見た範囲で大きく分けると、針葉樹エリア、高山植物エリア、そしてアイヌの人々の生活植物エリアの3つです。
針葉樹は、北海道に自生する樹木が、サンプルのような形で植えられています。樹齢150年を超えているので、幹周りがすごく大きく、樹高も30メートル以上あり、その巨大な針葉樹群と、ビル群が、いかにも札幌という感じで札幌駅前の美しい景観を醸し出していました。
高山植物エリアは、興味深いものでした。
北海道は緯度が高いから高山植物は、平地でも大丈夫というわけでもないようで、高山で自生している環境に近づけるため、現地の岩石や土壌などを使って、植栽されているのだそうです。
アイヌエリアでは、アイヌ人の生活用に使われてきた植物や、食用とされてきた植物が、説明文と共に、整理されて、植えられていました。その辺に生えている草や木が、こんなにいろいろな用途に使われていたのかと私達は思うのですが、アイヌの人たちにとっては、これらはすべて神様からの恵みなのです。
誰でも、何かいただくと、お礼をしなくてはいけないように、アイヌの人たちは、神様に家にきてもらってもてなし、お帰りになるときには、木を削ったお土産を、持って帰ってもらいます。
神様は、天に帰って仲間の神様たちに、色々歓待を受けた話をして、お土産のおすそ分けをします。
(以下、私の創作) そして、神様たちは、草の種や、木の実を大地に播いて、うっそうとした森と自然の恵みをアイヌの人々に与えるのです。
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