88グリーンビートル

活動内容や、案内

東京 筑波実験植物園

2022年03月14日 | 日記
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東京の庭 筑波実験植物園

前述の、国立科学博物館の付属研究機関として、筑波市に実験植物園があります。

ここ筑波では、植物に限らず、色々な分野の研究機関があり、タクシーの運転手さんの話によれば、町中いたるところに”博士“が歩いているそうです。

筑波実験試験場にも、たぶん博士がたくさんおられて、日本や世界の植物についていろいろ研究しておられるところを、私どもも、ちょっと見せていただく、そういう施設のようでした。

全体を見ると、一見広い公園のように見えますが、いくつかあるエリアも、テーマごとに分けて整理されており、研究、研修、教育という字もあちこちでみられました。
私は、植物にかかわる仕事をしているので、興味深く見回りましたが、他の人もここまで足を延ばして訪ねてくるくらいだから、私以上に、植物に関わりのある人たちが、大勢いるのだなと思いました。

例えば、シダのエリアですが、おびただしい種類のシダが、木立の中に、植わっていました。初めのうちこそ、写真を撮りまくっていましたが、あまりの種類の多さに、途中でやめました。シダが好きです、という私程度のレベルをはるかに超えた種類数です。

また、園内には、カンアオイやサイシンの調査研究も展示されておりました。好きな人にはたまらない植物ですが、多くの人には、地味な植物です。絶滅の道をたどっている貴重な植物でもあります。こういった啓発も担っている研究機関でもありました。

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東京の庭 国立科学博物館

2022年03月05日 | 日記
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東京の庭 国立科学博物館

東京に着いて、はじめに訪れたのは、科学博物館です。

顧みれば、トロピカル庭園に始まり、ついで古代植物庭園に興味が移り、そして地球の成り立ちや、動植物の進化も勉強させてもらって、博物館のおかげでいろいろ物知りになりました。

このような、科学博物館や、自然史博物館で、一番面白いと思うのは、化石などを通して知る恐竜時代の世界です。






こどもにわかるように、書くとこんな風です。

地球が誕生して、37億年。仮に1億年を、1年としたとします。
37年前に生まれた山本さんは、今37歳です。
山本さんが32歳の時に海に行くと、ほとんど何もいなかった海の中には、奇妙な姿の生き物がいっぱい泳いでいました。
34歳の時にまた海に出かけました。すると海の中から、ぞろぞろと陸に向かって這い上がってくる生き物たちを目にしました。
次の年、つまり山本さんが35歳の時、また海岸に行ってみると、生き物たちは木や草を食べて、すっかり巨大化し、それらの巨大な生き物を襲う生き物も現れ、お互いに狂暴化していました。
恐ろしいものを見てしまった山本さんは、これらの生き物を恐竜と呼ぶことにしました。
しかし、半年前のある日、山本さんは、空から巨大な隕石が地球に落ちてくるのを見ました。この大激変で、それまで暴れまわっていた恐竜も、逃げ回っていた恐竜も、彼らの食べ物にされ続けていた植物も、ほとんど全滅していまいました。
けれど生き残った者もいました。
恐竜の一部は、鳥になりました。
もともといた哺乳類のネズミは、どんどん大きくなって、マンモスやクジラまでに進化しました。
植物は、花を咲かせ、種をつくり、地球上を覆っていきました。
全てお膳立てができた1週間前のある日、自分にそっくりの生き物が歩いているのに出会いました。その生き物こそが、ホモ・サピエンス(人間)だったのです.

植物の変遷










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