侮辱したとされる映画がもとでイスラム教の多い世界の国々の暴動。
だけどこの映画をみて、これでそこまで怒りが奮闘するほどか?と思う。
事実から反した事なら、抗議するのはもちろんだけど、
抗議を超え暴動、破壊、殺人までエスカレートする、
その人間の体質に恐怖を感じる。
人間の心理について語るほどわかっちゃいないけど、
本当の事を言われバカにされるほど、人間の怒りは大きくなる、と思う。
現にひどいことをしている。
だけど、そう思うのは外の私達だけで、国内にいる人間の多くは
私達が感じるほどむごい事だと思っていないのも事実かもしれない。
それがカルチャーなのだと理解しきれていない私達かもしれない。
それなのに私達と同じカルチャーを普及させている事に問題があるのではないか?
執拗に何かに執着した人間や、ほんの冗談が通じない人間、
固定観念で生きてきた人間達にインターネットから入る
このようなFilmを見せた時、予想できない大きな暴動へと発展する事実。
誰にでも手軽に情報を伝えられるということは
いつでも世界を混乱させられるようなものだ。
映画を作成した人間は平和でいるのに、
イスラム教の国々はめちゃくちゃにされている現実。
暴動が起こった直ぐ後に、土下座して謝罪させる事でもしていれば、
自分自身が神の裁きで殺される映画を作って見せておけば、
今頃鎮静してたのではない?
想像力で良くも悪くも変えられるのだろうけど、
想像力に欠如した人間に自由を与えられた社会が一番怖い。
そういう感じだ。。。