何でも発言

作っては破壊される世の中、世の為人の為の人生より自分が一番好きな事をやるのが一番では?(笑) 

約20億の横領。。。

2014-10-23 09:15:13 | 社会

NECグループの元社員が2005年から約20億の横領をした、というニュース
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000037282.html
事件発覚は社内調査で去年、1月から11月までに会社名義の小切手9枚の2億円が元社員に振り出されていた不正に使用されたとわかった。 逮捕された社員はそのお金を競馬につかったという。 

元社員というのは財務マネージャーだった50歳
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00279309.html 

ネッツエスアイ東洋 http://www.t-ns.co.jp/company/gaiyou.html
資本金4億円 従業員約300人
2005年からNECが資本参加 

ここで、?と思うこと。
これは元社員だけの責任じゃないでしょ。
小切手は会社名義で降り出し目的は厚生年金保険料支払用、ということ。 そして社長が決裁。 ここが問題。 人事関連の支払を人事や総務の確認無く決裁していること。 それに、通常こういう支払には納付書みたいなものが付く。 また、その支払期限にはスケジュールもある。 これらを社長が把握するには無理がある。 だから人事や総務の確認済みが必要となる。 
ここの会社には総務人事部がある。
http://job.mynavi.jp/15/pc/search/corp77082/outline.html 

ま、その責任は時期にわかることかもしれないが。。。
ただ、これは社長だけの責任ではない。

横領の手口がいつも会社名義発行小切手なら、監査で見抜けなかったのは監査の怠慢。
なぜなら、
① 通常会社名義の高額な小切手を振り出すことはない。
② これらの小切手換金後が確認されていない。
③ 小切手降り出し目的に厚生年金保険料支払とあれば、従業員預りに対して法定福利費の占める額が大幅に大きいはず。(分散して計上していたら別だけど)
④ 決裁の仕方。 人事関連の支払の承認方法が確認されていない。
⑤ 小切手換金方法。 小切手を振り出す担当者と換金者、書類処理方法等が確認されていない。 

これらの怠慢さが不正へと導びかれたと思う。
外部監査なんてほんと無駄。
要はちゃんとした人が適任者として選ばれ、ちゃんと対応できている環境を整える。
適職、適任、そう思うな。

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