「えふのへや」に書いているものと基本的には同じです。
2004年2月8日
新藤兼人の新作「ふくろう」を渋谷・イメージフォーラムで観る。
封切り二日目、日曜の午後に約30名の観客、積極的な宣伝をしていないとはいえ、寂しい限りである。
ふくろう
監督・新藤兼人
出演・大竹しのぶ・伊藤歩
うち捨てられた開拓村で暮らす母娘二人を通して、生きるということをどうとらえるかを描いています。
一言で言うととんでもない映画です。
エロ・グロ・ナンセンスの三悪揃い踏みで、新藤監督でなければおそらくこき下ろされるであろう内容です。
しかし、映像の力、演技の力が低俗をある種の芸術に昇華させていると感じられる作品です。
笑うべきもの、泣くべきものか、怒るべきものか、頭で映画を見る人にはわからないままにストーリーは進んでいき、何なのかわからないままに終わってしまう、そんな映画ですが、そこには確実に存在した現実、そして現在も存在するであろう現実があるということを感じられる、そういう作品でした。
2004年2月8日
新藤兼人の新作「ふくろう」を渋谷・イメージフォーラムで観る。
封切り二日目、日曜の午後に約30名の観客、積極的な宣伝をしていないとはいえ、寂しい限りである。
ふくろう
監督・新藤兼人
出演・大竹しのぶ・伊藤歩
うち捨てられた開拓村で暮らす母娘二人を通して、生きるということをどうとらえるかを描いています。
一言で言うととんでもない映画です。
エロ・グロ・ナンセンスの三悪揃い踏みで、新藤監督でなければおそらくこき下ろされるであろう内容です。
しかし、映像の力、演技の力が低俗をある種の芸術に昇華させていると感じられる作品です。
笑うべきもの、泣くべきものか、怒るべきものか、頭で映画を見る人にはわからないままにストーリーは進んでいき、何なのかわからないままに終わってしまう、そんな映画ですが、そこには確実に存在した現実、そして現在も存在するであろう現実があるということを感じられる、そういう作品でした。
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