太った中年

日本男児たるもの

カレーのアンケート調査

2010-02-05 | weblog

自宅で作るカレーに関するアンケート、牛肉と豚肉では「豚肉」を具材に選ぶ傾向に

ドゥ・ハウスは、同社の運営するネットリサーチASPサービス「きかせて・net Myアンケート」で1月に「自宅で作るカレーに関するアンケート」を実施。全国の20代から50代までの女性254人の回答を得た。その結果、カレーは、手軽で、作り置きができる、家族が喜ぶ、食材の受け皿が広い点が魅力と感じていることがわかった。

今回は「自宅で最近作ったカレー」についてアンケート行った。“その日、なぜカレーを作ったのか?”“あなたにとってカレーとはどんな存在?”という質問から、「いまどきのカレー」を探っている。

“その日、なぜカレーを作ったのか?”については、フリーアンサー(自由記述式)で回答してもらった内容を分類して整理し、傾向をみた。「無性に食べたくなった」13%、「家族、恋人に食べさせたかった」(リクエストがあった、好物だから、家族が揃う)11%、「作り置きをしたかった」(留守にしてしまうので家族だけで食べられる、外出して帰りが遅い)11%、「食材があった」(カレーに合った材料があった、余っていた食材を使い切りたかった)10%となった。ただし、これを属性別にみると、少々状況が異なる。専業主婦では「家族、恋人に食べさせたかった」14%、有職主婦で子どもと同居では作り置きしたかった」15%、有職主婦で子どもと非同居では「無性に食べたくなった」26%、未婚一人暮らしでは「無性に食べたくなった」と「おいしそうなカレーを見た」が24%だった。在宅時間や家族構成によってカレーが登場するオケージョンは異なるようだ。

「専業主婦」は(家族のリクエスト)など、家族の好みにフォーカスが当たっている。回答の中では「好み」「ご馳走」「ワイワイ」といったキーワードが目立った。「子どもへのご褒美」という言葉も見られた。一方、「有職主婦で子どもと同居」では、自分が不在でも家族だけで食べられる料理、帰りが遅くなっても短時間で作れる料理という機能面がより大きなポイントとなっているようだ。帰りが遅くなる事情も、仕事だけではなく、家族との外出もあれば友人との会食もあり、主婦がより活動的になっている中で、機能面は、より重要度が増しているようにも思える。「有職主婦で子どもと非同居」「未婚一人暮らし」は、家族や時間という視点よりも「自身が食べたかった」という点が高く、嗜好性がうかがえる。「未婚一人暮らし」については、「無性に食べたくなった」と同率で、「おいしそうなカレーを見た」も最も高くなっていた。具体的には、(おいしそうなカレー、レシピをテレビ、雑誌、店頭でみた)(店頭で珍しいルウをみつけたから)という内容で、媒体や店頭で触発されたことが献立決定の要因になっている。

“あなたにとってカレーとはどんな料理か”についてもフリーアンサー(自由記述式)で回答してもらい内容を分類して整理した。「簡単、手軽に作れる料理」(忙しいときに簡単においしく作れる必殺技料理、献立に困ったときの定番お助け料理 等)27%、「作り置きができる料理」(数日間かけて食べても飽きない、1度で2度以上おいしいい料理、作り置きができる便利料理、自分(主婦)が居なくても家族が勝手に食べられる料理、家族が好きな時間に勝手に食べてもらえる料理 等)11%、「家族が喜んでくれる料理」(家族が喜んでくれる、みんな大好き料理、家族へのご褒美料理 等)11%、「食材の受け皿が広い料理」(アレンジが効いて、食材の受け皿が広い料理、買物要らずで常備食材で作れる料理、余り食材をキレイに使い切れる料理)9%となった。

カレー入れる定番具材では、肉が豚肉42%、牛肉35%、鶏肉25%。野菜がタマネギ95%、ニンジン88%、ジャガイモ80%となった。「肉」については「豚肉」が「牛肉」よりも高くなっている。「野菜」については、「ジャガイモ」が他の野菜に比べてやや低い結果となった。

アンケート結果から、家庭内におけるカレーがもたらす価値の幅広さが印象的だった。一品であっても家族を納得させられるということから、「他のおかずを作らずに済む」という利点がある。「おかわりをして食べる」ことも前提となっている。これは献立の品数を少なくできることで、調理の手間を少なくしてくれる料理ともいえると思われる。

「飽きない料理」であることから、翌日まで食べることまで見越して作るケースも多く見受けられた。これは、主婦にとっては翌日の食事の支度を減らすことにつながる。食材が常備されているもので賄える点も魅力だ。買物に行きそびれた、行きたくないときにも重宝されている。自分が外出してしまうときには、家族だけでも食べてもらえうとの声もあった。家族で外出して帰りが遅くなったときにも、短時間で作れるので助かる点も魅力となっているものとみられる。

そして、どんなときでも、「失敗がない」「味を外さない」という点も魅力の1つだ。回答の中には、「忙しいときの必殺技」「定番のお助け料理」という言葉がみられた。これは、現在において、カレーを作る手順と使用する材料、そして味の「標準」が各家庭にほぼ浸透しているということの表れであるとも受け取れる。

このように手間を少なくし、調理自体も「簡単」「手軽」でありながら、家族にとっては「ご馳走」であり、ときには「ご褒美」にまでなるという点が、カレーの大きな魅力のようだ。ここには、「忙しいときに、できるだけ少ない手間で、家族にご馳走感を与えられるメニューが欲しい」という気持ちがあるように思われる。

一方で、「アレンジが効く」「じっくり手間と時間をかけて楽しみながら作る」というように、ときには調理の楽しみを与えてくれ、「オリジナリティを発揮できる」という面も持ち合わせてもいる。ある一定の味を最初から作るのではなく、既に一定のベースがあった上でプラスアルファを付け加えていくという点も、カレー作りを楽しめる要素になってもいそうだ。そうして「標準の味」に自分らしさを加えて「自分のオリジナルの味」が生まれていく中で、やがてそれが「家庭の味」「母親の味」になっていくということなのかもしれない。「そのまま作っても失敗のない味で家族を満足させられるけれど、さらに一手間加えて自分の味にしていきたい」という気持ちを、実現してくれているのだと思われる。属性別の対比でもみられたが、「機能性」と「嗜好性」のどちらにも、必要に応じて対応してくれる存在でもあるといえる。

このように「手軽に作りたい」と「手間をかけてしっかり作りたい」いう相反する気持ちの双方に、オケージョンによって変幻自在に応えてくれるのが、自宅におけるカレーの醍醐味のようであると考えられる。

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S&Bとろけるカレー1箱(10皿分)=3日間の修行が無事終了したので一服。

さて、上記アンケート調査からカレーの特性を以下、抜き書きすれば

・無性に食べたくなる

・簡単、手軽に作れる料理

・作り置きができる便利料理

・数日間かけて食べても飽きない

・他のおかずを作らずに済む

・失敗がない、味を外さない

・忙しいときの必殺技

・定番のお助け料理

・アレンジが効く

・自分のオリジナルの味

まあ、こんなところだろうか。S&Bとろけるカレーで作った太った中年オリジナルの具材は、鶏モモ肉、じゃがいも、人参、玉葱、茄子、舞茸。鶏肉を煮込むと裂けて砕ける食感になりそれが好きだ。んで、一旦休憩して次はゴールデンカレーで3日間修行する予定。豚バラ肉を使おうかと企んでいる。

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それから以下、佐藤優さんの気になるニュース。

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「民主にファシズムの傾向」佐藤優氏が大阪「正論」講演会で指摘

大阪「正論」懇話会の第18回講演会が3日、大阪市北区の帝国ホテル大阪で開かれ、作家の佐藤優氏が「鳩山政権の外交課題」と題して講演した。佐藤氏は「国家体制がしっかりしていないと外交はできない」と強調。民主党の小沢一郎幹事長をめぐる東京地検特捜部の捜査にも触れ、「民主党の中にはファシズムの傾向がある。いま、検察が民主党とぶつかっていることでファシズムの傾向は阻止されている」と指摘した。

佐藤氏は、昭和17年の「翼賛選挙」でも当選者に対する大政翼賛会推薦候補の割合は81%だったとしたうえで、「小沢氏の戦略はそれを超えようとしている。民主党は新左翼陣営の人から宗教団体まで取り込もうとしている」と分析。日本には現在、「数の論理による民主党の国家」と「官僚群に支えられた国家」の二つが存在しているとし、小沢氏に対する東京地検特捜部の捜査について「国家は誰が統治したらよいのかをめぐる、二つのエリート集団の抗争が起こっている」と述べた。

日本外交については「日米関係は盤石だ。ロシアに対してはシベリア抑留問題をしっかり言うべきだ」と強調した。

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思い起こせば昨年3月、西松事件のとき「検察の暴走か」をエントリーして佐藤優さんの「検察暴走説」を支持していた。その後、民主党政権が誕生して検察は西松事件がダメだとなるや今度は虚偽記載で小沢さんの秘書を逮捕した。年明けから検察リークによる検察の正義を翼賛するマスコミ報道はヤバイかなと思っていた。ところが上記ニュースで佐藤優さんは民主党がファシズム化する傾向にあり、検察の暴走がそれを阻止しているという。これは興味深い分析。検察を非難、或いは民主党を擁護している側には気づかない現象だろう。

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谷垣氏「限りなく黒に近い灰色」 小沢氏証人喚問も視野(朝日新聞) - goo ニュース

小沢一郎・民主党幹事長が不起訴処分になったことについて、野党は「限りなく黒に近い灰色」(自民党の谷垣禎一総裁)などの見方を示し、小沢氏の証人喚問要求も含め、追及を強める構えだ。

谷垣氏は「鳩山首相と小沢氏の監督責任、説明責任、道義的責任が厳しく問われる事態だ」と指摘。「小沢氏の証人喚問も視野に入れなければならない」との考えを明らかにした。公明党の山口那津男代表は「嫌疑不十分であり、容疑が全くなかったわけではない。裁判を通じて出される結果によって、政治責任を国民から求められると思う」と述べた。

 

「鳩山・小沢よ今すぐ去れ」 舛添氏、著書で首相へ意欲(朝日新聞) - goo ニュース

自民党の舛添要一前厚生労働相が、首相への意欲をにじませた新書「内閣総理大臣」を10日に角川書店から出版する。帯に「鳩山・小沢よ 今すぐ去れ!」との文字が躍る過激な内容だ。

8年前に小泉純一郎首相の資質を問いただした同じタイトルの改訂版。鳩山政権のマニフェスト変更や外交の迷走を批判し、「圧倒的に欠けているのがビジョンの提示力。歴史と哲学の素養が感じられず、危機管理とカリスマ性がない」と酷評。「民主党政権自体も順調にいくとは到底思えない。政界再編成の動きが必ず起きてくる」と予想している。

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小沢さんは7月の参院選で左翼から宗教団体まで取り込んで自民党を徹底的に壊滅させる戦略。それを佐藤優さんは民主党がファシズム化と言っているが、本来なら検察ではなくて自民党がそれを阻止しなければならないはずだ。ところが小沢問題で民主党支持が下落したのに自民党支持は上昇しない。谷垣さんではどうしようもないが、世論調査で次期総理NO.1の舛添にもリーダーシップを取っていく具体的な戦略が見えない。

鳩山政権の批判ならバカでもできる。困ったものだ。