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秋田出身仙台在住の鳥見人が主に東北の野鳥をアップしています。

冬小鳥のはしり

2024年11月24日 | 宮城県_仙台市(その他)

 先日の早朝,自宅トイレでしゃがんでいるときに,ジョウビタキの声を,今季初聞き。

 急いで外に出てみたら,朝のキリッと冷たい空気に,ジョウビタキの声が響き渡っていた。
 
 しかし,住宅地の中では双眼鏡を使うわけにはいかず,姿は見ないまま。
 
 そこで,我慢ならず,ジョウビタキに会うため,仙台市内の公園に行ってきた。
 
 いるところには,いる。
 
 
 青葉山公園の長沼にいたのは,女子。
 
 
 薮の中を移動しながら,ときどき,見えるところに出てくれた。
 
 おすましして,ポージング。
 
 
 お嬢らしく,元気にホッピング。
 
 
 
 
 
 改めて,ポージング。
 
 
 そして,トンボを捕らえ,むしゃむしゃ。

 
 
 その後,モズが髙鳴きして縄張り宣言するように,高木の天辺に止まって,辺りに響き渡るように,ヒッ,ヒッ,...,と鳴き始めた。
 
 
 ジョウビタキも,特に,飛来初期は高い場所に止まって,縄張り宣言するようだ。
 
 
 人に対する警戒心が少ないので,『バカビタキ』と呼ばれたこともあったようだが,意外に,シビアな面も持ち合わせている。
 
 季節ものなので,紅葉と一緒に撮影。
 
 
 昆虫などのほか,木になる実でも,何でも食べるので,なんで縄張りにこだわるのだろう?
 
 食べたもののうち,消化できなかった種や昆虫の殻は,ペリットとして出す。
 
 
 
 この赤いのは,木の実の種か?
 
 
 
 人間だったら,殻を剥いたり,種を取ったりして食べるが,鳥は丸呑みするので,こういう光景をよく目にする。
 
 こちらのペリットは,さっき,トンボを食べた後,しばらくして,出したもの。
 
 
 西公園にいたのは,男子。
 
 
 こちらは,木の枝に止まって,下に降りては,地面で採餌することを繰り返していた。
 
 
 久しぶりを見るオスの紋付。
 
 わずかな時間の逢瀬だったが,会えただけで大満足。
 これからは,きっと,何度でも会える。
 
 なお,この日,ジョウビタキを探しているとき,長沼で,カワセミを見かけた。
 
 
 以前,「カワセミがいなくなった」と嘆いていた人がいたが,戻ってきたようだ。
 
 
 カワセミ狙いの方々も,戻ってきたようで,なにより。
 
 
 いつも,大体同じような場所に出て,楽しませてくれているようだ。
 
 また,ジョウビタキが薮にいるときは,アオジもファインダーに入ってきた。2羽いたかな。
 
 
 ベニマシコは声のみ。
 
 奥の薄暗い川辺では,ルリビタキのメスタイプを見たが,すぐに藪の中に入ってしまい,見失う。
 
 紅葉の季節は,冬小鳥はしりの季節だ。
 
(2024/11/16  ジョウビタキ,カワセミ,アオジ)


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2 コメント

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Unknown (るみ)
2024-11-24 14:29:02
こんなに可愛いのにバカビタキってかわいそうですね
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そうですよね (yamame)
2024-11-24 16:52:36
>るみ さんへ

「性愚にして人を恐れず 故に俗ばかひたきと呼ぶ」ですって。(出典:図説 鳥名の由来辞典)

くそひたき,と呼ばれたこともあるようです。
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