田植えの準備が始まっている田んぼに,いた。
オオハクチョウが1羽。
仲間は,とっくに北の方に渡ってしまったのに,取り残されてしまって,ひとりぼっち。
首が土の色に染まっているので,餌は食べられているのだろう。
上の写真は,水を飲んだところ。
こことは違う,別の所にもいた。
仲間どころか,カモなどもほとんどいなくなった水面に,ひとりぼっち。
こちらの子も,首が土の色に染まっている。
見ている間,一度羽ばたいたが,この子,翼を痛めているようだ。
取り残されたのは,これが原因かな。
ガンやハクチョウの仲間は,家族単位で行動するのだが,ここに残されてしまった子たち。
家族が再びここに来るのは,早くて10月下旬。
あと5~6か月,ここで療養して,再合流するまでに治せるものなら,治してほしい。
ほかの家族だって,無事に戻って来られるかどうかはわからないのだが,次の冬,家族は,この子を見つけてくれ,合流することができるだろうか。
(2024/05/04 オオハクチョウ)
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