にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

シンデレラと、やさしい靴

2014年02月05日 | 日々のこと
先週末からひさしぶりにひどい風邪をひいて、寝込んでいました。

ずっとまえから行きたかったセッションやライブも断腸の想いであきらめ、
ほんとうはやらなければならないことがたくさんあったのですが、のばせるものはすべてのばし、ひたすらこんこんと眠り続けました。
自分でもびっくりするぐらい、何時間も意識がなくなるぐらい、昏睡状態でした。
おかげさまで、ずいぶん回復しました。

そんな夢現のなかでであった素敵な言葉。

「シンデレラのガラスの靴は、
シンデレラの足にしか合いません。
そして、世の中に山ほどある靴のひとつひとつが
『自分に合うかどうか』は、
履いてみなければわからないのです。
『みんなと同じようにやったけれど、
みんなと同じにならなかった』のであれば、
それはあなたの靴ではなかったことになります。
でも、だからといって、
『自分の靴が存在しない』ということにはなりません。
シンデレラの義姉たちは、
自分の足の踵や指を切り落として、
シンデレラのガラスの靴を履こうとしましたが、
『みんなのように幸せになるために、努力を重ねる』
というのは、それに似たことなのかもしれません。
シンデレラの靴は、シンデレラが履くしかありません。
そして、私たちは、
私たち自身の靴を、自分の足で探しにゆけるのです。」

―石井ゆかり『愛する力』

・・・そうそう。

不安になると、みんなと同じようにやってもできないことが、自分がダメな証に思えてしまうけど、そうじゃないんだなと思って、しみじみ嬉しくなりました。

みんな同じようにできてるように見えても、ほんとはひとりひとり違うはず。
ガラスの靴じゃないかもしれないけれど、自分の足にぴったりな靴も、
きっとこの世界のどこかにはあると思う。

追伸;・・・ちなみにいきなり現実の靴のお話ですが、「やさしい靴工房 Bell&Sofa」という靴屋さんの靴、やわらかくて足に馴染むものが多くておすすめです。
ぺたんこ靴も多いので、妊婦さんやママにも優しそうです。
交換も、一回は無料です。