にわとりのにわ a hen's little garden

歌うたい時々クラリネット吹きの日高由貴のblog。
ちいさなこころのにわの風景をすこしずつ書きとめていきたいです。

マリオンさん

2013年08月28日 | 日々のこと
―たった5歳のこどもでも、泣いている3歳のこどもに「泣いちゃだめだよ」といいますね。
みんな、ちいさなときから、大人のふりをすることを学びます。
でもほんとうは、みんな泣きたいのです。
だから、音楽家の仕事は、観客を泣かせて、そして笑わせることです。
日頃自分を隠している鎧を外して、泣いたり笑ったりしてもらうことなのです。
政府にはそれはできません。
それができるのは、芸術家だけなのです。
そして、涙と笑いは表と裏です。
ライブでは、そのどちらをも表現しなくてはいけません。―

今日のワークショップのマリオンさんの言葉です。
歌が素晴らしいのはもちろん、言葉の素晴らしさに涙が出そうになりました。
失敗して、恥をかいても、素晴らしい音楽家のワークショップにはどんどん参加したほうがいい、と改めて思いました。
たくさん失敗したほうがたくさん学べるから。

マリオンさんはもちろんのこと、井上智さん、衛藤修治さん、東敏之さん、高田恵美さん、ほんとうに素晴らしいワークショップ、ありがとうございました。

Marion Cowings

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1 コメント

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Unknown (山口和宏)
2014-05-09 06:19:57
昨夜のライブで僕は笑った。そして少しだけ泣いた。こっそりだけどね。君はいつのまにか本物の音楽家になっていたんだね。
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