ジャイアンツファンなら真の救世主をこう答えるだろう、背番号3はもちろんそうさ。でも、本当に大変な時期に巨人を復活させた男はこいつさ!
藤田元司監督だ。
以下、野球殿堂博物館HPより抜粋。
慶応大卒業後日本石油に入社。昭和31年の都市対抗野球大会で29イニング連続無失点新記録を達成。巨人入団の32年新人王。33、34年最高殊勲選手賞。34年最多勝を獲得。実働8年。119勝88敗。防御率2.20。2度に亘り巨人監督に就任。リーグ優勝4度、日本シリーズを2度制した。
第一期政権では原辰徳を若大将に育て上げた。当時のジャイアンツの面子が楽しい。
シュートの西本、鉄火面加藤、定岡、突出して江川と言う選手もいた。
そして、第2期では桑田をエースに押し上げ、駒田、吉村、岡崎、河合などを一流に育て上げ王政権の低迷を脱した。
その数年の中でも特に印象深いのは、近鉄に3連敗して4連勝したシリーズだ。
数十年にも及ぶ西鉄ライオンズへの呪縛を克服した瞬間だったように思う。
その後、着実な野球が嫌われる面もあったが、勝てないジャンアンツには批判はつき物。
むしろ、勝てないことを当たり前にしてしまった監督や首脳陣の方が非難されるべきだ。
いずれにしてもジャイアンツの窮地を救い続けた男であった。
スマートでダンディ、あこがれていました。本当に格好いい人でした。ご冥福をお祈りいたします。