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さて、横と後ろからの写真を2態。
斜面はいつものごとく、斜度約30度の箱館山モーグルバーンの自然コブ。深く荒れた悪雪です。
テールジャンプ実践編ですね。両者とも、撮影は一番深い同じラインです。
若干違うテクニックを使っていますが、基本はテールジャンプです。
コブの溝では既にエッジングが終わり、コブをテールジャンプで越しています。
両者ともの2コマ目に注目。
テールジャンプ=トップが下がる、です。
だので非常に凸の上の方からエッジングを開始することが出来る=スピードコントロールする事が出来る。スピードアップしたければ、その部分を短時間で済ますわけです。
パン!と一拍で。
これでモーグルスクールで、何故あれほどまでに整地で、テールジャンプの練習を繰り返しさせられるかお分かりですよね。
おまけで写真の解説。
左:スピードコントロールに重点を置いた深回しターン。膝・足首の捻り込みを強く取り、体勢は比較的高いまま。エレガン(elegant:アクサン省略)な滑り。
右:速さを出すために、吸収姿勢をとって比較的真っ直ぐなラインを取っているターン。
アグレスィフ(agressif)な滑り。
と分類しても良いでしょう。
ここで具体的にテールジャンプのやり方を、もう一度書いておかないと片手落ち(いつの間に放送禁止用語?)になります。
大概の間違いは、前圧不足と、テールを跳ね上げるモマン(moment=時期)の悪さにあります。
山回りを終え、やや踵でエッジングしてブレーキをかけ、雪面からの反発を貰い、それを解放するのですが、その方向は斜面下方向でしたね。
その時にしっかり前圧がかけられないと、テールジャンプではなく、全体ジャンプになってしまいます。
そこでリュアード(Ruade)=馬が後ろ脚で蹴上げる、のイメージです。
ジャンプの時間を瞬間に取って下さい。そう、ゴム飛びをしたことのある方なら分かるはず。
したことのない方は、その場で垂直ジャンプをしてみて、飛んだ瞬間に、踵をお尻に近づけて下さい。
その感じです。凄く一瞬でしょう?
それを繰り返し繰り返し、斜面下方向に向けて練習して下さい。そればかりの練習のためにギルランデ(片一方のターンを深く山回りだけ、逆側はリュアード!で谷回りだけ)をするのも一本のリフトを有効利用出来ていいでしょう。
au bon moment!タイミング良く!何度も!
斜面はいつものごとく、斜度約30度の箱館山モーグルバーンの自然コブ。深く荒れた悪雪です。
テールジャンプ実践編ですね。両者とも、撮影は一番深い同じラインです。
若干違うテクニックを使っていますが、基本はテールジャンプです。
コブの溝では既にエッジングが終わり、コブをテールジャンプで越しています。
両者ともの2コマ目に注目。
テールジャンプ=トップが下がる、です。
だので非常に凸の上の方からエッジングを開始することが出来る=スピードコントロールする事が出来る。スピードアップしたければ、その部分を短時間で済ますわけです。
パン!と一拍で。
これでモーグルスクールで、何故あれほどまでに整地で、テールジャンプの練習を繰り返しさせられるかお分かりですよね。
おまけで写真の解説。
左:スピードコントロールに重点を置いた深回しターン。膝・足首の捻り込みを強く取り、体勢は比較的高いまま。エレガン(elegant:アクサン省略)な滑り。
右:速さを出すために、吸収姿勢をとって比較的真っ直ぐなラインを取っているターン。
アグレスィフ(agressif)な滑り。
と分類しても良いでしょう。
ここで具体的にテールジャンプのやり方を、もう一度書いておかないと片手落ち(いつの間に放送禁止用語?)になります。
大概の間違いは、前圧不足と、テールを跳ね上げるモマン(moment=時期)の悪さにあります。
山回りを終え、やや踵でエッジングしてブレーキをかけ、雪面からの反発を貰い、それを解放するのですが、その方向は斜面下方向でしたね。
その時にしっかり前圧がかけられないと、テールジャンプではなく、全体ジャンプになってしまいます。
そこでリュアード(Ruade)=馬が後ろ脚で蹴上げる、のイメージです。
ジャンプの時間を瞬間に取って下さい。そう、ゴム飛びをしたことのある方なら分かるはず。
したことのない方は、その場で垂直ジャンプをしてみて、飛んだ瞬間に、踵をお尻に近づけて下さい。
その感じです。凄く一瞬でしょう?
それを繰り返し繰り返し、斜面下方向に向けて練習して下さい。そればかりの練習のためにギルランデ(片一方のターンを深く山回りだけ、逆側はリュアード!で谷回りだけ)をするのも一本のリフトを有効利用出来ていいでしょう。
au bon moment!タイミング良く!何度も!
今まで深い溝コブ状態の時には溝の端までスキーを走らせて溝の端でスキーを回していたのですが、いつもスピードが早くなって回している間に次の溝を飛び越してしまうのです。テールジャンプの解説を自分なりに解釈すると溝の方向にスキーをあまり走らせないでテールジャンプで溝から素早く抜け出し、抜けたコブの肩をエッジングして削るという感じでいいのでしょうか?
今度の週末にチャレンジするのが楽しみになってきました。
スキーの表現法って人それぞれの感覚ですから、言葉では難しいですよね。
間違っていたらすみません。konkuwenさんの今までの方法というのは、溝の底に着いてからエッジングを開始されていた、そう理解してよろしいですか?
それなら解決法は分かります。その溝の底までに、おっしゃるようにコブの肩から、溝までずっとコブを削り取るようにエッジングしてスピードコントロールすればいいのです!
もし、パラレルスタンスでテールジャンプが難しいような、ひどいコブでしたら、まずはシュテムでやってみてください。
スタートの時に片方は(谷足)溝の底に置き、山足をコブの向こう側の「削り始める場所」に置いてから、よいしょっとスタートしてみて下さい。
この場合、溝の底に着くまで、いつでも止まれるようなスピードまで落とすことが肝要です。
それを繰り返しているうちに、パラレルスタンスのテールジャンプでコブの肩から溝まで削れるようになってきます。
コブの膨らみを越す際、カカトを引き込むようにするのがポイントです。
konkuwenさんの、おっしゃっている感覚でほぼ正解だと思います。但し、最初はスキーは少しでも走らせない方がいいと思います。
そんなこと言わないでください。ボマーさんとは比較対照にならない位下手なのですから。
>溝の底に着いてからエッジングを開始・・・
斜面がきつくて溝が深いとコブの肩が垂直に近くなり更にスピードも加わるとエッジングというより着地になってしまう感じです。深回りをしたくても板の長さよりコブのピッチが短く感じられ更にあせってしまうのです。
ボマーさんの解説を読むと上手く滑れそうな気になってきます。ありがとうございました。