ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

パワースポットでリセット

2014-10-08 13:10:36 | 釣り
私が先週末に訪れた越中と加賀。この境界にある倶利伽羅峠は、木曽(源)義仲が牛の角に松明を付けて平家を滅した源平合戦の古戦場として有名ですが、その峠のふもとに生まれ故郷の石動があります。この一帯は、一向一揆の起こったところでもあり古来よりパワースポットとして名が通っております。地図のマークは富山市の位置。

地図をご覧になると分かりますが、前は富山湾、後ろは立山連峰、右の長野、新潟との境は北アルプスが海まで迫り、左は白山連峰が、能登半島まで伸びているような、要害堅固な土地ですが、いかんせん、薄い色で表わす平地の耕作地は狭い。太閤検地の後の税の取り立てにあえいでいた農民たちは、隣の家との境界が分かりずらいように、区画整理よろしく防風林の中に家を立て、回りを田畑にした。下の写真は、中世よりの歴史を持つ砺波平野の散居村。。


それでも、子供たちへの財産分与もままならず、長子を原則的に家に残し、他の子供たちは、家族とともに山を越えなければならなかった。北海道への移住者は、富山からが青森からと同じ勢力を持っている。今でも、富山は有数の進学率を誇るが、やがて全国に分布していくDNAのような流れによると思われる。

私の、親戚や縁戚も江別から太美、当別、妹背牛、深川、留萌と札沼線に沿って移住した。カミさんの母親の系は札幌に集中している。それぞれ、石動から一家づつ、縁を頼って移ってきた。私は、ただ行って富山県を横断し、石川県を縦断して帰ってきただけで今までの肩の重みも頸のしこりも軽くなった。午前中受診した病院では、「今日も高いですね~」と言われるような、診察時高血圧を示すのに、今日は「130-80です、いいですね」だった。貯めていた原稿も書ける気がしてきた。釣りのデーター整理も捗りそうだ。パワースポットを訪れたことでリセットできた。