「お先に失礼します」と言ってさっさと帰っていく若手社員。「君ならできる」と言って無茶なノルマを押しつけてくる経営陣。本書は、その狭間で苦闘を続けている中間管理職を救う本です。部下の能力を引き出し、彼らを「自分に不労所得をもたらしてくれる存在」に育て上げるにはどうすればいいか。そのための実戦的ノウハウが満載。これ1冊で、「上司はつらいよ」が「上司は楽しい」に変わります!裏表紙より。
字面がなんかイヤだな、『不労所得をもたらしてくれる存在』て。
元の本は2006年7月(あさ出版)。
はじめに『ここまで』→11行
『デキる上司は定時に帰る』なんて、変なタイトルだなあと感じた人もいるかもしれませんが、今から本書の狙いと内容について、ご説明したいと思います。ここまで読んでくださったのであれば、ご縁があるということですから、もう少しお付き合いください。
腰の低い入り方だなあ。
ソッチの方が珍しい。
「上司はつらいよ」と、泣き言のひとつも言いたいところでしょう。・・・・・・だ、そうです。
そんな上司の皆さん、また、これからその大変な上司になろうという皆さん、あるいは、最初に提示した「人間関係」「キャリア」「長時間労働」のどれかに悩んでいる人に、私は本書を読んでほしいと思います。そして、今より物事をちょっとだけ合理的に考えるきっかけを見つけてほしいのです。
合理的!合理的!
第1章 デキる上司の「イマドキ事情」え、ヤだよ(´・ω・`)
アメリカ流の上司・部下関係は
意外とウェット!?
◉休日に上司がホームパーティーを開く理由
うがった見方をすれば、これこそ上司の「作戦」だと言えるかもしれません。バーべキューパーティーを催すくらいで部下が結果を出してくれれば、こんな安い投資はないからです。
この本読まれると困るな、マネされるとイヤンな感じ。
もう旧タイプの上司ではこの先円周率がやくみつる、違った、約3の世代が登場する(もうしている?)わけですよ。
やっていけない現実
◉40代の「常識」は、20代の「非常識」
時代の変化とともに、部下が求める上司像も変わってきました。今はあまりに熱く強引な手法をとれば、途端に部下から距離を置かれてしまうでしょう。
では、イマドキの上司になるにはどうすればいいのか?
結論から言うと、職場には圧倒的な「世代間ギャップ」が存在するという大前提を頭に入れて発言したり、行動したりすることです。
飲みだのメールだの、合わないことはいくらでもあることでしょう。
第2章 デキる上司の「基本8条件」(※11月26日修正・「なにでしょうか?」→「ないでしょうか?」)
条件①
「具体的な指示」を出しているか?
◉指示内容を確認されるのはダメ上司
例えば、部下にコピーを頼むと、「何部ですか?」とよく質問されることはないでしょうか?
思い当たる人は要注意です。結果的に部下が質問してくれるから仕事が進むものの、大切な事柄が抜けた状態で仕事を依頼していることになるからです。
あんまり続くと、違っても支障が無い(と部下は思った)ところは確認してこないからね。
つまり完璧な指示を出す人だけではなく、手遅れな人も質問されません。
条件③
「スケジュール管理能力」があるか?
◉「先送り上司」はトラブルを起こす
反対に「前倒し」ではなく、「先送り」的な仕事をする上司は、いつもバタバタしています。この場合、悲惨なのは、彼らの下で働く部下たちです。
部下は上司が判断を保留している間、仕事を進めることができません。速さが足りない!
ノーならノーでいいから判断はよ(´・ω・)
第3章 デキる上司の「部下戦略」目から鱗の発想。
上司として「やるべき」4つのこと
【やるべきこと④】「女性的な気配り」を心がける
すべての部下が「女性」だと考えてシミュレーションすると、部下全員が妊娠して産休を取る可能性がある、という前提で仕事を組み立てることになります。
理由はどうあれ「突然の休み」を想定することは必要、なはずだけど、ナ。
私は「女性的」な気配り、つまり優しさと細やかなアプローチが、仕事で成功するための〝鍵〟だと思っています。『気配り』は大いに役立つか知らんけど・・・・・・
誤解を恐れず言えば、「なまじ主婦歴がある女は役に立たねぇ」のが正直な感想。
主婦業がどーのってことじゃない。
別の業種の経験を誇られても意味が無い。
今の仕事覚えろよ。
はい、話が怒りの方向に逸れたのでここまで!
「40代と20代の理想の上司は違う」というほぼ9年前の情報でした。
20年で変わるものが6年間不変かどうかは、自分の目で確かめてね!