イレーネの右腕を受け継ぎ、オフィーリアを倒したクレアは、はぐれたラキを捜してある町を訪れる。そこで彼女は、何者かの手によって無残に引き裂かれた仲間に遭遇する!クレアが知った〝新たな脅威"とは・・・?裏表紙より。
『ラキを捜して』三千里(?)の始まりである。
SCENE40 闘う資格 Ⅳクレアが押しているかと思いきや、実は結構ピンチ。
オフィーリア「ギリギリねあなた・・・」
「分不相応な右腕のおかげで 身体中ガタガタだわ・・・」
ここでオフィーリアは素敵な『ゲーム』を思いつきました。
オフィーリア「あたしが負けたら」どこまでやれるか!?
「素直に あたしの意思はあなたに託してあげるわ」
覚醒体みじん切りゲェェェェェムッ!!!
ひたすら高速剣を放ち続けるクレアですが――
オフィーリア「ほぅらもうおしまい」\(^o^)/
「しょせんそんなもんよ」
クレア「くそ・・・」ざんねん!!
「腕が・・・」
「もう・・・」
クレアの ぼうけんは これで おわって
オフィーリア「何やってんのよあんたは」それは『残された人』故の――
「あんた一人好き勝手やって死んだら残された人は どうすればいいってのよ!」
気力を取り戻したクレアは、『ゲーム』を攻略しました。
オフィーリア「あたしの代わりに闘うんだから」なんというライバルな台詞。
「負けたら承知しないわよ」
初登場時のmjktっぷりからはとても予想できない。
彼女は最期に兄のことを思い出していたといいます・・・・・・
オフィーリア また向こうで・・・ゆっくりおやすみ・・・・・・(´・ω・`)ノシ
一緒に遊ぼうねお兄ちゃん・・・・・・
SCENE41 魔女の顎門 Ⅰそこは『極東の地スタフ』。
????(ボス?)「47番との接触がとれない?」
組織の黒服共が会議中であります。
って、47番てクレアだよね?
????(ボス?)「4番・・・オフィーリアはゴナールから離れた山の中で覚醒者となった死体が発見されている」さすがクレア!
「そのオフィーリアの命を奪ったのが47番という可能性はあるか?」
ルブル「ナンバー47がナンバー4の しかも覚醒者を相手に一人で闘って倒す事ができるか?という可能性ならば」
「その可能性は限りなく0に近いでしょうな」
『可能性は限りなく0に近い』事を平然とやってのけるそこにシビれる!あこがれるゥ!
組織の中で、クレアは『テレサの血肉』を使った『特殊体』という位置付け。
能力的には47番止まりの失敗作的な見方をされていたものの、『不確定要素を含んでいる』。
????(ボス?)「エルミタ」エルミタって黒服、誰の担当だっけ(すっとぼけ)
エルミタ「はい」
????(ボス?)「あいつに この任をあたらせろ」
「優先事項だ他は後まわしにしてもいい」
エルミタ「了解しました」
さて、組織との連絡を絶ったクレアは、ラキを捜してとある町にいました。
一般人から情報を得るため、戦士の姿は止めて男装中。
宿屋の主人「この町に・・・」『一団』てことは覚醒者狩りかな?
「クレイモアの一団が滞在しています」
クレア「!!」
あれっ、クレアもガラテアほどではないけど、広域レーダーだったような・・・・・・
聖都ラボナで使った薬(自身の妖気を隠す代わりに周囲の妖気を感じなくなる)が
残っていたのでそれを使っていたらしい。
クレアは町を出て任務に向かう討伐隊を視認。
クレア 奴が・・・目付きが悪いのはわかる。
おそらく一桁ナンバー・・・
今の状況じゃどれほどの強さなのか見当もつかんな・・・
町で聞き込みを続けるクレアでしたが、ラキの情報は無し。
うーん困ったねー
少女「わーいテレサとクレアだー」名前の由来である『双子の女神』像ハケーン
「この二人テレサとクレアっていうんだよー」
クレア な!?
像の前でしょーもない兄妹喧嘩をしていた子供たちから、ラキと思われる少年の目撃情報が!
今はどこにいるかわからないけど、とにかくあの後町までは生き延びたんだね!
それならそのうち会えるね!
いやー情報があってよかったよかった・・・・・・
その時!町の住民の悲鳴が!
うわあああ((;゚д゚))ああああ
????(討伐隊メンバーのクレイモア)「誰か・・・」
「たのむ・・・」
「組織に・・・」
ボ、ボロボロってレベルじゃねーぞこれぇ
思わず駆け寄り『覚醒者』という発言をしたクレアを、瀕死の戦士は仲間と認識。
????(討伐隊メンバーのクレイモア)「たのむ・・・」とある戦士の最期の願い。
「みんなを助けてくれ・・・」
「みんな まだ生きている・・・」
「奴ら 何か おかしい・・・私たちを生かして何か たくらんで・・・」
「たのむ・・・」
「みんなを・・・」
「救って・・・」
「く・・・」
クレア「組織のナンバー47クレア」ボコボコにしてやんよ( ・ω・)つ≡つ
「ザコルの覚醒者討伐に助勢する」
SCENE42 魔女の顎門 Ⅱ妙に連携が取れた妖魔どもの歓迎を退け、クレアは先へと進みます。
妖魔「自分で行って確かめてくるんだな・・・」
「自ら死地を目指す愚かな者よ」
クレアが向かう廃墟の地下では、捕われた戦士たちが大男に拷問を受けていました。
????(少女)「おかしいなぁ・・・」えぇ・・・・・・(ドン引き)
「そろそろ覚醒してもよさそうなもんなんだけどなぁ・・・」
クレアに後を頼んだ戦士の仲間だった3人の内、1人は既に死亡。
まだ命があった2人の、一桁ナンバーではない方の戦士・カティアが拷問に耐え切れず・・・・・・
????(一桁ナンバー)「!!!」ああっ
????(少女)「やった」
「限界を超えた」
カティアが覚醒するのにあわせて、大男・ダフも覚醒体に。
覚醒カティアを一発殴った後、ダフは反撃をその身に受けました。
何がしたいんだ?
????(少女)「どんな感じ?」性能評価だったのかーそうかー
「ダフ」
ダフ「だめだこいつ・・・」
「ぜんぜんつよくねぇ・・・」
????「そうかしょうがないなぁ・・・」その叫び、虚しく。
「30番台の覚醒者なんてそんなもんか・・・」
「いいや」
「つぶして」
????(一桁ナンバー)「や・・・やめろ」
「カティアー!!」
????(少女)「だから やっぱり一桁ナンバーのあんたじゃないとダメなんだってば」『ナンバー9』かぁ。
「だから早いとこ覚醒しちゃってよ」
「ナンバー9のジーンさんさぁ」
生け捕りにされるんじゃ、あんまり強くないんすね。
・・・・・・と、思うじゃん?
実は相手が悪過ぎたんだ(´・ω・`)
そんなところへお客様よー
????(少女)「逃げた子が 応援呼んだにしては早いよね」クレアを『好きにしていい』権利を貰えるってホントーですか(ゲス)
「ていうかすごく ちっちゃい妖気」
「近くにいた下位ナンバーがたまたま妖気を探知して来たってとこかな」
「覚醒も期待できないし」
「ダフにあげる」
「好きにしていいよ」
SCENE43 魔女の顎門 Ⅲ覚醒カティアをつぶした時よりえらくデカくなったダフ。
クレア な・・・なんだ この・・・
馬鹿げた強大な妖気は・・・
わかりやすく強そう。
しかし!
ダフ「みちがせまくて・・・」バカめッ!!
「うごけな・・・」
その醜いお顔をぶった斬ってやる!!
ダフ「なにすんだこら・・・」大剣直撃でも表皮が削れただけ・・・・・・だと・・・・・・
「いてーだろてめぇ・・・」
クレア「!!」
クレアがいくら斬りつけてもダメージ無し。
もたもたしてる間に、ダフは通路を壊して身体の自由を確保。
だったら――
クレア 高速剣――!!必殺技がキマッター
その頃、????(少女)はジーンと楽しいお喋りタイム。
????(少女)「覚醒者も半人半妖も実は大して変わんないのよ」hmhm・・・・・・
「意識が どっちにあるのかってだけの話」
「ただ ひとつ確かなのは・・・」
「どっちも もはや人ではないという事実この一点だけよ」
確かに、人のために命懸けで闘っても、「クレイモアも化物」と思われることが多いね。
????(少女)「しょせん 私たちと人間は違う種族・・・」Q.おまえは今まで食ったA5ランク国産和牛ステーキの枚数をおぼえているのか?
「そう考えれば全て簡単に納得できるわよ」
「人が食糧となる牛や豚 羊や鳥のために涙を流す?」
「流さないでしょ」
「当然なのよ種族が違うんだから」
A.永遠の0
ジーンさんは説得されて仲間入りなんです?
ジーン「なるほどなと思う部分もないわけではない・・・」「敵に捕まった一桁ナンバー()」からイケメンにクラスチェンジ(´;ω;`)ブワッ
「だが私は人として生まれた以上人のために生きたい」
「それだけが私の中にある真実だ」
さーて、そろそろクレアが囚われのイケメンを救う展開ですねわかりま
ダフ「いまのはいたかったぞ・・・」クレア、終了のお知らせ
「けっこうきいたぞてめぇ・・・」
クレア「ば・・・」
「ばかな・・・」
片脚の骨を砕かれ勝負あり\(^o^)/
????(クレイモア)「結構すぐ見つかったから・・・」「もうついたのか!」「はやい!」「きた!レーダーきた!」「メインレーダーきた!」
「喜んでいたのにな・・・」
????(少女)「!」
「あら」
「今度は とっても強そうな人が来てくれた」
ガラテア「こういう場合・・・」
「どうすればいいのだろうな私は・・・」
勝つ・・・・・・る?
SCENE44 魔女の顎門 Ⅳ知らない読者にもよくわかる名前紹介!!
クレア 組織のナンバー3
ガラテア!
ガラテアはクレアを回収し、優雅に歩いてお帰りでーす。
当然ダフはガラテアに攻撃。
しかし!
ダフ「なんだぁ?」おお、さすがナンバー3、
「なんで あたんねーんだ?」
クレア こいつ まさか
私と同じ・・・
クレアが苦労して体得した妖気読み回避を易々と
クレア いや違う!なん・・・・・・だと・・・・・・?
こいつ自身はまるで避ける動きをしていない
私のように 相手の妖気から攻撃を先読みして動いているわけじゃない
こいつのは正真正銘攻撃自体が勝手に それているんだ!
ガラテア・・・・・・大した奴だ
ところがダフも、底無しのバカではなかった。
通路を破壊して逃げ道封鎖。とってもあたまいいね!
ガラテアはクレアに足の回復を指示し、自身は1人でダフに挑む模様。
ガラテア「よりによってろくでもない奴と闘うつもりでいたもんだな・・・」『下にいる』のって・・・・・・
クレア「すまん気をつけてくれ奴は外皮が硬くて剣は・・・」
ガラテア「ちがうこいつじゃない」
「下にいるもう一匹の事だ」
「死ににでも行くつもりだったのか?」
まさかあの少女はダフよりも強いのかー(すっとぼけ)
ガラテア対ダフ、ファイッ!!
クレア「ガラテア」ああっ
ダフ「いつまでもよゆー ぶっこいてっからだよ ばーか」
「うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ」
ダフ「ひゃっ?」m9(^Д^)プギャーwwwwww
ダフの攻撃はことごとく外れ、ガラテアの大剣は外皮のやわい部分を的確に攻撃。
遂にはダフの右手を斬り落とす!
クレア 強いこれがオフィーリアすら超える『ナンバー3の実力』・・・・・・!!
これがナンバー3の実力か・・・
しょせん頑丈でデカイだけの奴なんてのは咬ませなんですお( ^ω^)
????(少女)「ほんとばかよねぇあいつって・・・」聞き間違いかな!?
「そんなんだから」
「いつまで たってもあたしの男だって自慢できないのよねぇ」
この作品で1番の『ばか』かつ1番の勝ち組だと
SCENE45 魔女の顎門 Ⅴクレアがさっぱり理解できなかったガラテアの能力を看破。
????(少女)「彼女の特性はね妖気の見極めと細部にまで至る識別力」
「それによって相手の妖気に同調して相手の動きをコントロールする事ができるのよ」
そして、その能力はあくまでも『虚を衝いた』時限定ということも見抜き、
ダフに簡単かつ的確なアドバイス。
????(少女)「これで勝負ありね」形勢
逆転
ガラテア\(^o^)/
しかし、トドメの一撃が放たれる瞬間!
我らがクレアが強引に足を治してガラテアを救い出しました!
妖気読みに高速剣に半覚醒による治癒力向上もあってクレアは主人公に相応しいハイスペック
クレア「くそ・・・」【悲報】クレア、戻れない
「だ・・・だめだ・・・」
「今度はもう・・・」
なんということだ・・・・・・こんなところで覚醒エンドとは・・・・・・
クレア「な!?」【祝】クレア、ガラテアの支援により覚醒阻止
ガラテア「まさか・・・な・・・」
「自らの限界を超えたのに元に戻そうとしているのを見てもしやと思ったが・・・」
ガラテアGJ
????(少女)「妖気を操る上位ナンバーに限界を超えても戻ってこれる謎の戦士・・・」『あたしの仲間』になる権利をやろう
「気に入っちゃったわあなたたち二人・・・」
「あなたたち二人も・・・」
「あたしの仲間に入れてあげる」
何様だこらぁ
ガラテア「クレイモアと呼ばれる我々戦士の歴史の中で」(´・∀・`)ヘー
「ナンバー1の覚醒という最悪な事例が三例ほどある」
ガラテア「必然 奴らは三強と呼ばれ」人呼んで『深淵の者』。
「大陸に存在する覚醒者たちの頂点を極める存在となった」
組織が東に陣取ってるからか、それぞれ北、西、南に散ったらしいよ。
そんな連中が、最近どういう訳かそれぞれ色々やってるんだってさ・・・・・・
ま さ か
ガラテア「お前たちは一体何をしようとしているんだ」どーん。
「組織の女戦士初代ナンバー1」
「歴代の中で最も幼くして その頂点を極め最も幼くして その力を解放させた戦士・・・」
「深淵の者・・・」
「西のリフル」
テンション上がる系の称号。
で、リフル曰く『食っちゃ寝の毎日』で退屈していたところ、
北の『深淵の者』が、とある覚醒者の女を配下にしてから縄張りを広げ始めたらしい。
よろしいならば戦争だって訳で、仲間集めを始めましたにゃん
リフルが面白くないのは、その覚醒者の女の振る舞い。
リフル「なんか その子襲う町 襲う町全てを潰していくくせに・・・」(´・∀・`)ヘー
「小さな女の子だけには一切 手を つけてなかったって話なのよ」
『小さな女の子』はスルーする覚醒者ねー
リフル「そうねまるで・・・」なんかそういう覚醒者の話聞いた事ある
「その子には小さな女の子が目に映っていないかのような感じかしら・・・」
クレア「北の男の名を教えろ」別にリフルから聞き出さなくても、ガラテアが知ってるんじゃないの(冷静)
「そいつの女は私が殺す」
ボス級キャラも出て来て盛りあがって参りました!