女戦士初代ナンバー1にして〝三強覚醒者"の一人・西のリフル!!クレア達の前に現れた彼女が口にしたのは、クレア生涯の敵・プリシラへの手がかり!!圧倒的な力の差を前に、クレア達が見出した活路とは・・・!?裏表紙より。
このクレイモア熱はよくわからない。
SCENE46 深き淵の煉獄 Ⅰクレア短気すぎる天使を超えた瞬間湯沸かし器か
リフル「あらあなた・・・」
「あの子の知り合いなの・・・?」
クレア「余計な口はきくな」
「お前は ただ北の男の名と居場所を教えればいい」
リフルに『ひと太刀』入れられたら教えてくれるってさ
ガラテア「!!!」ダフの攻撃を力技で防ぎ、余裕こいてるリフルに一撃を・・・・・・
リフル「ふーんなるほどねぇ・・・」
「ただ闇雲に限界を超えるより明確に意志を持って超えた時の方がパワーもスピードも上がるようね・・・」
あ、これ妖気の限界やばくね
ガラテア「まったく世話の焼ける問題児だ」ガラテアストップ!
そして『問題児』認定いただきましたー!
ナンバー6のミリアに加えナンバー3のガラテアからも認定されるとは・・・・・・大した『問題児』だ
クールに闘ろう(提案)
リフルは自分で闘うつもり無いみたいだから、ダフを倒せばワンチャンある、かも。
ガラテア「下にいるナンバー9」ガラテアが火力として当てにしてる・・・・・・
「ジーンの力が欲しい」
どうやらジーンは火力特化タイプの模様。
クレアがジーンを救出に行く間は、ガラテアが再びダフとタイマン。
ガラテア「私の美意識に反するんで・・・」防御型なのにパワーがダンチなの?
「あまり やりたくはないんだがな・・・」
「妖力解放した時の力の上昇率は」
「47人中 一番と言われていてな・・・」
「悪いが しばらく・・・」
「この醜い姿につきあってもらうぞ」
攻撃型の立場が無くなる話だな・・・・・・
とにかく、ガラテア対ダフ、第2ラウンド、ファイッ!!
クレアはジーンの下にたどり
クレア「くそ・・・」ああっ
「遅かった・・・」
「もっと早くたどり着いていれば・・・」
ジーンはこの場でクレアが始末をつけるしか・・・・・・
ジーン「ころ・・・して・・・」プリシラの時なんか、覚醒直前は「覚醒やだよー(´;ω;`)」だったのに、
「は・・・やく・・・」
「もう・・・」
クレア「ばかな・・・肉体は既に覚醒しているのに 心はまだ留まっているというのか」
「なんていう精神力だ」
覚醒した途端「覚醒サイコォォォォォォ(゚∀゚)」だったもんね。
自らを殺すよう願うジーン。
しかし、ジーンの『精神力』を目の当たりにしたクレアは可能性を信じました。
ジーン「!!!」覚醒者に抱きつく・・・・・・だと・・・・・・
クレア「戻れ」
「お前ならやれる」
「戻れ」
クレア「あきらめるな」クレアァァァァ!!!
「たとえ棘の道でも私と共に歩むんだ」
ジーン「たの・・・・・・む・・・」
「わた・・・しに・・・人として・・・のやすらか・・・な死を・・・」
クレア「!!!」
SCENE47 深き淵の煉獄 Ⅱ戻った戻った!ジーンが戻った!わーい!
ジーン「わたし・・・の」
「ゆび・・・」
クレア「見様見真似だ」クレアは学習できる子。
「ガラテアが私に やっている事を試してみた・・・」
ガラテアの苦労を知ったついでに反省もしておけばいいと思う。
ガラテア対ダフはどうな
リフル「まぁ よくがんばった方だと思うわよ」ああっ
「あたしは・・・」
もうダメかというその時!
ようやくクレアとジーンが参戦!
ジーンを必要としていたガラテアの作戦ってのはつまりこうだ
ガラテア「私と47番とであの でかいのの動きを止める」よーしひっさつわざだ
「お前は奴の喉元にその大剣を叩き込め!」
「全戦士中・・・」
「最も迅く最も威力のある突きを放てるお前に・・・」
「うってつけの役だ」
どんなん?どんなん?
ええーこれ腕どうなってんの?
ジーン「回転数最大値で・・・」
「私の全ての力を叩き込む!!!」
筋肉を螺旋状にしてんの?
ダフの隙を突いて必殺技を――
しかしダフはかろうじて防御。
左手を半分ほど粉砕したものの、首を飛ばすこと叶わず・・・・・・!
そしてダフの反撃で3人とも・・・・・・
いや、まだクレアたちは生きているぞ!
クレア「道は私が開く!」「諦めたら試合終了」の逆は、わかるな?
「大剣を奴の喉元に叩き込め!!!」
SCENE48 深き淵の煉獄 Ⅲリフルは観察力ある系のボス。
リフル「ま 借り物の右腕の割には・・・」
「がんばってる方かな・・・」
なおクレアの必殺技(高速剣)については、
リフル「ただただ 完全覚醒した右腕に振り回されてるって感じ・・・」技そのものの性質をバッサリ。
「なにより無駄な振りが多すぎて・・・」
「効率 悪いやら仲間は うかつに近づけないやらでデメリットが大きいのよねぇ」
オ、オリジナルの半分の性能だから(震え声)
どうにか時間稼ぎをしている間に、『ぐるぐる』の準備は完了。
しかし、今度はダフも警戒中。
当てられるのか・・・・・・?
クレア「いけ」真正面から特攻・・・・・・だと・・・・・・?
「その一撃を奴に叩き込め」
こんなん、蚊ァ叩く要領で『つぶしておわり』や!
クレア 意識を集中しろ!こ れ は ! !
リフル「なによあれ」よくわかる解説!!
「暴れまわる右腕を仲間の身体を避けてダフの両腕にだけ反応させてるの?」
「信じられない・・・」
高速剣の欠点を闘いの中で克服するとは・・・・・・やはり天才か
ワハハハハ両手は封じたぞもう避けられま、
あっ!
ダフは口から飛び道具撃てるぞやばい
ダフ「ふが」「気絶してる間に終わってた」なんて失態、上位ナンバーは晒さないのだ!
「ふが」
「ふが」
ジーン「!」
ガラテア「すまんな・・・」
「どうやら私になんとかできるのは奴の顎くらいだ・・・」
クレア「いけジーン」ぐるぐるどーん決まったぁぁぁぁぁ
「お前の全ての力を叩き込め」
SCENE49 深き淵の煉獄 Ⅳ大事な事なのでもう1回、
ジーン「貫け」
「仲間の敵だ」
ぐるぐるどーん決まったぁぁぁぁぁ
よーしこのまま完全に頭と胴体を両断したれ!
リフル「このまま勝利の瞬間を味わわせてあげたいけど・・・」ダフのピンチに、とうとう『深淵』が参戦・・・・・・?
「そうもいかないの・・・」
「あれでも一応・・・」
「あたしの男なのよ・・・」
ところでダフ勝ち組すぎる馴れ初めどういうんだこれ
まー『深淵』だろうがなんだろうが、クレアは突っ込むけどね!
マジ攻撃型の鑑(?)、見事脳天に『ひと太刀』入れましたー
クレア「!!!」(^ll^)<シトイテアゲル
リフル「一応これで・・・」
「ひと太刀 受けた事にしといてあげる」
※ここまでは斬れてないけど手抜き顔文字で勘弁
リフルは覚醒体になりました。
クレア「くそ・・・」圧倒的としか・・・・・・
「これが深淵の者と呼ばれる存在の力か・・・」
それに匹敵するというプリシラを倒すなら、いずれは『深淵の者』ともマジバトルだろうなぁ。
リフル「変なのが近くにいるから・・・」何気にレーダー機能もクレア以上、『深淵』は色々高スペック。
「力 測られたりするのが嫌だったのに・・・」
クレア「!?」
なおガラテアも『変なの』の気配は感じていた模様。
リフルは約束を守る女の子です。
リフル 男の名はイースレイ省略するとEス0なんつって
雪と氷に閉ざされた北の地アルフォンスの白銀の王として君臨しているわ・・・
クレアたちを仲間に勧誘しつつ、リフルはダフを連れておさらばしました。
さてさて、ガラテアの任務はクレアの確保でしたね!
クレアは拒否する気満々、クレアに借りがあるジーンもガラテアと対峙。
まさかこの場でクレイモア対クレイモア・・・・・・?
ガラテア「お前たちのような下っ端が」うん?
「深淵の者と遭遇した闘いで生き残れるはずがない」
ガラテア「次に会う時は敵になるか味方になるか分らないが・・・」イケメンすぎるさすがナンバー3
「とにかく それまでは生き残ってみせろ」
そこからちょっと離れたところに、『変なの』(たち)がいました。
????(黒服)「今のがリフルだ」ふーん?
「どうだ勝てそうか?」
????(クレイモア)「力の表層を垣間見た程度なので・・・」
「今の時点では予測の範囲を出ませんが・・・」
「彼女に50%のダメージを与え・・・」
「私は死ぬと思います・・・」
じゃーもっと強くならないとだね?
????(クレイモア)「分りました」現ナンバー1・アリシア。
「負担は倍以上だと理解します」
????(黒服)「お前は歴代最強だよ・・・」
「アリシア・・・」
その実力がお披露目されるのはもう少し先の話。
SCENE50 北の戦乱 Ⅰうわあああ((;゚д゚))ああああ
エバ「いったい・・・」
「何が起こっているというんだ・・・」
クレアはラキの捜索を再開かな?
クレア「いつまで・・・」『私と共に歩むんだ』って抱きしめたのクレアじゃん?
「ついてくるつもりだ」
ジーン「言ったはずだ」
「少なくとも お前に同等の恩を返さないうちは側を離れるつもりはない」
あれ誰が見てもプロポーズやろ(祝福)
クレア的には『コントロールする高速剣』を得たことが『対価』だけど、
ジーン的にはまだ返したりないような雰囲気。
そんな2人の前に、1人の戦士が現れました。
????「とりあえず見つけてみたが・・・」ストーカー化の兆しが見えるジーンを震え上がらせるとは大したストーカーだ
「二人いるな・・・」
ラファエラ「どっちがクレアだ・・・?」
ジーン「な・・・」
「ばかな」
「気配はまるで・・・」
ルヴル「こいつは戦士の中で妖気を消す技に一番 長けていてな・・・」おひさしルヴル&(´・∀・`)ヘー
「隠密活動にはうってつけなんだ」
クレア「ルヴル」
ルヴル「ま 妖気を消す技・・・というか・・・」
「長年 妖力解放せず闘ってきた結果みたいなもんだがな」
妖力無しで戦闘か。
イレーネが万全の自分と比べても同等以上と認めていたことも考えると、
ラファエラはもしかするとテレサ級の実力者という可能性も?
クレアとジーン、2人まとめて粛清ですかー?
ルヴル「北の地で覚醒者が複数現れナンバー7以下 数名の戦士の命を奪った」あー、おそらくエバがナンバー7だったんだろうな・・・・・・
「その覚醒者共の壊滅が今度のお前の任務だ」
あんなとこに放り込まれてジーン以上の貧乏くじだ(´・ω・`)
とまぁ緊急事態なので、離反の件は見逃されるらしい。
なお、ルヴルはついでにもう1つ情報をくれました。
ルヴル「お前の連れていたあの少年・・・」汚いなさすがルヴルきたない
「奴隷証人に捕まって 北の地に送られたらしいぞ」
クレア「!!」
ルヴル「もし少年ともう一度 会いたいとお前が考えているなら・・・」
「北の地は幸いにもその目的にも合う理想的な土地だという事になるなぁ・・・」
そんな訳で、クレアとジーンは北の地の『始まりの町』ピエタへ!
そこには今回の任務のために多数の戦士が集結していました。
と、何者かが突然クレアを攻撃!
クレア「!!」エロ不良少女(?)ヘレンキタ――(゚∀゚)――!!
ヘレン「ひゃっはっはっは生きてたか てめー」
「久しぶりだなクレア!」
クレアとヘレンの仲やヘレンの性格を知らないジーンはヘレンに攻撃!
すると今度はー
クール短気デネヴもキタ――(゚∀゚)――!!
ジーン「!!」
デネヴ「旧友と久しぶりに会えた あいさつだ」
「無粋な邪魔はするな」
でも突然斬りかかるのはイクナイ
ジーン「あいさつにしては品がないな」なんという正論。
「旧知の仲にも礼は つくすものだ」
でもヘレンは不良なのでそんなの関係ネェ!
ヘレン「てめー ナンバーいくつよ言っとくが あたしは22でこいつは15だぜ あ?」(゚д゚)なヘレンカワイイ
ジーン「私の名はジーン」
「ナンバーは9だ」
つーか22は威張れるほど上位じゃないだろ(´・ω・`)
『最下位』に『付き従ってる感じ』なのを見て驚くヘレンにジーンは――
ジーン「私はクレアに命を救われた」ジーンイケメンすぎる戦士を超えた武人か
「それとナンバーと何か関係あるのか?」
そんなジーンの姿勢を見て、改めてデネヴとヘレンも自己紹介。
みんな仲良しっ☆
さーてそろそろ作戦を説明するよー。
司会進行はナンバー8のフローラさんでーす。
ヘレン「あんたが今回のリーダーって事でいいの?」どちらさまかなー?
フローラ「いえ 私より数の若いナンバーがいます」
「リーダーは彼女です」
ミリア「久しぶりだなみんな」「生きてたのか!」
「生きて また会えた」
「はやい!」
「きた!幻影きた!」
「メイン幻影きた!」
「これで勝つる!」
SCENE51 北の戦乱 Ⅱ事情を知らされていなかった戦士も少なくない模様。
ミリア「今回の任務は この北の地アルフォンスで群れをなし暴れまわる覚醒者の殲滅」
「複数の覚醒者を相手にする故の この人数だ」
ルヴル、実は結構優しかったんだな。
トンデモな任務内容に動揺が広がりますが――
????(二刀流)「あたしらの本分はいつでも どこでも妖魔や覚醒者と闘いぶちのめす事」鼻息の荒いこって。
「相手を見てびびってるようじゃ話にならねー」
「今すぐやめちまいな」
デネヴ「ナンバー11ウンディーネ」『バリバリ』最強ナンバー11ですねわかります
「戦士一の怪力を自称してのあの二刀流だ」
「ま 私に言わせてもらえば闘いの時以外 必要のない筋肉をこれ見よがしにひけらかしている時点で・・・」
「小物感バリバリなんだがな・・・」
デネヴの言葉を聞いたウンディーネが突っかかってきたのを皮切りに、
他の戦士たちもあっちこっちで言い争い。
駄目だこいつら・・・早くなんとかしないと・・・
ここで一桁ナンバーが冷静にキレる。
「黙らねーとぶった斬るぞブタ女共」ってことだよ(悪意のある表現)
フローラ「みなさんお静かに・・・」
「まだ話は終わっていません」
「それでも まだ騒ぎたい方は・・・」
「私が相手になってさしあげます」
ジーン「組織のナンバー8フローラ・・・」ほほー。
「またの名を風斬りのフローラ」
「剣を抜いて 斬って再び収めるという単純な動作が誰よりも速く優れた戦士だ」
クレイモア界の抜刀斎を名乗る権利をやろう
ジーン「その抜き身すら見えない剣速は戦士一と言われているが・・・」チラッ
「さて・・・」
さて、チーム分けの時間だよー。
総勢24名の戦士を、一桁ナンバーの3人の他、
続く上位であるナンバー11・ウンディーネとナンバー13・ベロニカを隊長に振り分け。
通常20番台までのメンバーが主になる覚醒者狩りで、ナンバー30以降が11人て。
実質どのチームも足手纏いを連れつつ2~3人での戦闘になりそう。
で、今日のところは各自休憩することにしてかいさーん
そして夜――
半覚醒組再会記念女子会かいさーい。
『同じ立場』となったジーンも同席して、クレアの近況報告でーす。
ミリア「少し前お前が組織を抜けたという話を聞いた」ご覧の通り問題児ですよ
「その腕の事といい・・・」
「お前の状況はあまり好転はしていないようだな・・・」
クレア「それは私だけではないだろう・・・」『私だけではない』ことは、問題児の免罪符にはならないよ?(真面目)
「ここにいる四人・・・いや 今回集められた24人に言える事だ」
クレア「この作戦・・・」えっ
「成功する確率はどれくらいと見る?」
ミリア「この作戦・・・」
「成功の確率はゼロだ」
簡単に言うと、「イースレイ凄い強いから無理」。
ミリア「我々は いずれ砕かれる北の城壁・・・」ヒドイ話だ。
「つまり ただの捨て駒だ」
ピエタの町に、とある3人組が向かっていました。
????A「目の前にかわいい後輩たちが集まってるのに・・・」絶望的な闘いが始まる。
「シカトしちゃ駄目だろ・・・」
「せっかくだから・・・」
「あいさつぐらいしていこうぜ・・・」
えらく長くなったから削ったのにこの様だよ!
そろそろ分割も視野に、いや錬金術や死体のように、
月刊誌の方はどうにか1回で収めてみせる!(決意)