凄まじい妖力をぶつけ合うイースレイとルシエラ!!しかし、三強覚醒者同士の戦いの最中現れたのはナンバー5・ラファエラだった!! 彼女の真意とは・・・!?そしてクレアたち覚醒者討伐隊の消息が明らかになり・・・。裏表紙より。
『消息が明らか』だってー?(白々)
SCENE64 楽園の血族 Ⅲ
????(黒服)「結局試みは失敗ですか」
????(黒服)「今回は精神を受けもつはずの妹・・・」当時のナンバー1・ルシエラ覚醒事件。
「ラファエラの心が弱すぎた・・・」
事件つーか、実験中の事故。
これを教訓に、アリシアとベス、ツインズの実験が始まりましたとさ。
この事故で、ラファエラは左眼を負傷。
それでも『妖気を抑え続け』、結果そのまま左眼を失ったのは、
ルシエラを人に戻す希望か、あるいは実験失敗への『贖罪』か。
なお、その後ラファエラは「処分→反抗」も困るという訳で、
『ナンバー剥奪』となりました。
1人で『死人』として過ごしていたラファエラは――
ラファエラ「嬢ちゃん」偶然訓練生と会ったりって、何か聞いた事ある名前っスね。
「名前は?」
????(訓練生)「テレサ」
・・・・・・ラファエラ、歳いくつだよ(:´д`)
それから、どれほどの月日が経ったのか――
ラファエラ「よくここがわかったな」『カン』で捜し出すとかルヴルも大概変態。
ルヴル「妖気は読めずとも・・・」
「カンは それなりにはたらく方でね」
わざわざ『死人』にご用件は何ですー?
ルヴル「テレサが死んだ」あれから10年くらい経ってる?
ラファエラ「!」
人手不足だから組織に復帰する権利をやろう
ラファエラ「その命令に従う事で・・・」・・・・・・ほう?
「私に何か利はあるのか?」
ルヴル「南の深淵の者・・・」
「ルシエラの情報」
ルヴル「お前が そうやって未だに妖気を抑え続けている理由・・・」hmhm。
「前にルシエラを助けたい為かと訊いた事があったな・・・」
「だが違う・・・」
「ルシエラを殺す為だろう」
ルヴル、記憶力いいなぁ(ソコジャナイ)
まーそんなこんなでラファエラはナンバー5として復帰しましたとさ。
さて、時は戻りまして―
イースレイ「ちっ」イースレイ対ルシエラ、ルシエラ逃走につき戦闘終了。
「あと一歩のところで・・・」
イースレイも追撃できるほどの余力は無さそう。
つまり強さは「イースレイ≧ルシエラ」くらい。
逃げ延びて疲労困憊なルシエラの前に現れたのは―
姉妹、感動の再会( ;∀;)イイハナシダナー
ルシエラ「ラファ・・・」
「エラ・・・」
覚醒者といってもね、20年くらい会えなかった妹と会えたら涙も流れ
ルシエラ「お願い力をかしてラファエラ」お、おう。
「あいつだって相当弱っているの」
「あなたなら・・・」
「あなたが覚醒すれば今のあいつを倒せるはずよ」
ルシエラ「そうよ二人なら・・・」元がルシエラと同等であろうラファエラが覚醒すれば、
「二人ならやれる」
「南の地だけじゃなくて全ての地を手に入れる事だって できるわ」
イースレイはもちろんリフルや組織もボコって世界を支配できるよ!
さぁラファエラ、力を解き放つんダー
ラファエラ「ごめん姉さん・・・」そう、妖気を解き放つんダー
「あの時・・・」
「私がもっとしっかりしていれば・・・」
ルシエラ「手に入れた地の半分を あなたにあげてもいい」どこの竜王ですかー?
「ううん欲しかったらもっと・・・もっと・・・」
「だから・・・だから・・・」
ラファエラ「愛してるよ・・・」(´・ω・`)
「ルシエラ姉さん・・・」
SCENE65 魂と共に Ⅰあれから、『七年』が経ちました。
????「あれが・・・」
「終わりの町ピエタ・・・」
「ひどい・・・」
「これが七年前の北の戦乱の跡・・・」
つまり、このフードは新しい世代の戦士かな?
仲間と合流する予定ってことは、覚醒者狩りっぽい。
で、3人の戦士と合流しました。
クラリス「クラリス・・・」あれっ、この娘、銀髪じゃないよ?
「ナンバーは47です」
????(一桁ナンバー)「本来 半人半妖になる時に抜けおちるはずの色素もおちてないし 寒さに対する体温調整も うまくできない」クォーター故に特殊体と呼ばれたクレアより酷い最下位だなこりゃ・・・・・・。
「最下位ナンバーをかろうじて与えられただけのできそこないじゃないか・・・」
『捨てられた場所』である北の地を任されている一桁ナンバーは、
『できそこない』を派遣されて激おこ。
自己紹介すらすることなく、さっさと覚醒者狩りに出発。
????(一桁ナンバー)「死にたくなければ動け」ははっ、スパルタってレベルじゃねーお( ^ω^)
「生きたかったら剣を振るえ」
「それがだめなら」
「死ねばいい」
なお、この覚醒者狩りは市民からの依頼のない任務。
7年前の反省で、覚醒者の集団行動を阻止するために、
覚醒者については組織の側から『積極的に狩っていく』んだってさ。
さて、覚醒者を発見しました!
????(一桁ナンバー)「秘剣・・・」秘wwwwww剣wwwwww
「影追い・・・」
『影追い』って技名はともかく、『秘剣』wwwwww自分でwwwwww
多分、そういう厨二力に呆れられて左遷されたんだと思う。
まーそんなんでも一桁ナンバー、
チームプレイ(すっ転んでたクラリス除く)で見事敵を追いつめ
覚醒者A「俺らだってバカじゃねーんだ・・・」レーダー機能に優れたタイプを連れてこないから\(^o^)/
「組織が俺らを的にかけ始めたってんならそれなりの策はとるさ」
3人は重傷で気絶。なおクラリスはかすっただけで気絶。
ゲームセット!
覚醒者チームの勝利です!
後は『色つき』で普通の戦士よりカワイイクラリスちゃんでお楽しみタイm
【悲報】覚醒者B、頭チョンパ
覚醒者A「!!」
覚醒者C「な・・・なんだ!!?」
続いて覚醒者Cはバラ肉になりました。
覚醒者A「なんだ・・・?」(´・ω・`)ノシ
「何者だ貴様・・・」
クラリスが目覚めると覚醒者の姿はなく、血の海が広がるだけでした。
他の戦士も生きてはいる模様。
そして辺りをうろうろしたクラリスが見つけたものは――
さっぱりわからないや(白々)
クラリス「これは戦士の墓標・・・」
「まさか七年前の覚醒者討伐団24人の戦士たちの・・・?」
「確か全滅したはずなのに・・・」
「一体誰が・・・」
SCENE66 魂と共に Ⅱほう。
クラリス「北の戦乱の戦士の数24に・・・」
「7本足りない・・・」
つまり・・・・・・どういうことだってばy
生きてた――(゚∀゚)――!!
ヘレン「あの色つきいちいち数えやがった・・・」
「どうするよミリア姉さん」
「生き残った数がバレるぜ」
ミリア「状況が状況だった」
「見殺しにする訳にもいかないだろう」
ミリア、ヘレン、デネヴの他、シンシアとタバサってのも生存。
この面子は、7年前から妖気を抑え続けた結果、
他の者に妖気から気配がバレることがないらしい。
ラファエラと同じ状態になったってことやね。
ミリア「あいつはどうした?」ほうほう、ユマともう1人の『あいつ』で7人だね。
「姿が見えないが・・・」
デネヴ「相変わらずだ」
「今日もまた北の別の町を捜し回っている」
「ユマを一応お目付け役として同行させた」
『あいつ』って、一体だーれ?
ユマ「ま・・・待ってくれ・・・」キタ――(゚∀゚)――!!
「移動のペースが速くて・・・」
「も・・・もう少し・・・」
クレア「別に・・・」
「私がついてきてほしいと頼んだわけではないぞ」
そしてこの直後にペース落とすんだぜイケメン!よっ主人公!
ユマ「私は・・・」全滅と思われていた討伐隊で、
「お前たちに感謝している」
「私のような下位の・・・」
「ナンバー40の戦士があの闘いを生き残る事ができたのは あの作戦があったおかげだ・・・」
7人生き残ることができたのにはカラクリがありました。
過去ミリア「だからどうしても・・・」ただ逃げ出すだけでは『粛清』という状況故の、苦肉の策。
「闘って全滅したという ひとつの事実が欲しい・・・」
でも全滅しました残念だったね!という可能性も高い・・・・・・
他の策を考え出せず仲間たちに詫びるミリアでしたが――
過去ウンディーネ「いーんじゃねーの」
「生存確率ゼロが・・・」
「わずかでも生き残る希望が見えただけで御の字さ」
過去ウンディーネ「それに全員が全員 生き残るってのも・・・」怪力二刀流戦士からイケメン二刀流戦士に改名しよう(提案)
「低いなりにゼロってわけじゃあない」
そして、戦士たちは『全滅』しました。
過去ミリア「本当に・・・本当に これが最善だったのか・・・」折れそうな心を支えたのは、『救った命』。
「他に なにか・・・」
「もっと・・・もっと・・・」
「私は・・・」
「本当に・・・」
デネヴ「誰も お前を恨んだりしていない・・・」それが7年前の顛末。
「死んだ者たちの思いは 我々が汲みとればいい・・・」
「お前がリーダーで本当に よかった・・・」
「心からそう思う」
さて、クレアが捜しているのは、やっぱりラキな訳です。
「7年前北の地に行った」ってのが最後の情報。
何処かに何か手掛かりがあるかもしれないしないかもしれない。
・・・・・・ねーだろー(´・ω・)
クレア「ここだ・・・」名探偵クレア!シンジツハイツモヒトツ!
「ラキは間違いなくここに居た」
SCENE67 魂と共に Ⅲとある町(廃墟)の地下牢でラキの痕跡を発見。
ヘレン「なにィ」
「ピエタを越えて南に行くだぁ!?」
ラキが今も生きているなら、南の方にいるはず以下名推理。
それを聞いたミリアが出した結論は――
クレア「南へ行くなら私を倒してからにしろ・・・」なんとクレア対ミリア、ファイッ!
「とでも言うつもりか?」
ミリア「どうとってもらっても・・・」
「かまわんよ・・・」
「全力で・・・」
「来い」
この7年で、ミリアは『新幻影』、クレアは『風斬り』を習得!
※メッチャ身体を鍛えたと言い換えても可。
今のクレアの実力を認めたミリアは、南行きを許可。
そしてー
ミリア「私も共に南へ向かう」ミリアはチームの解散宣言をしたものの、
「そして友と仲間の敵を討つ」
他の5人も思いはミリアと同じでした。
ミリア「よし行くぞ」サブタイキタ――(゚∀゚)――!!
「ピエタに散った仲間の魂と共に!!」
新たな闘いの始まりだ!!
SCENE68 抗しうる者 Ⅰ東に戻ったクラリスの報告は、そんな風な扱いで会議終了。
ルヴル 捨て置ける問題・・・ね
他の黒服は戦士のしぶとさをちょっと軽く見てるね。
クラリスは、担当黒服のラドから新しい任務を与えられました。
クラリス「ミアータさんって・・・」『色つき』で見た目が一般人に近いクラリスには適役なんじゃね?
「ナンバー4の・・・?」
ラド「ナンバー1をも狙える逸材だが」
「どうにも精神的に不安定だ」
「お前には一般人との交渉など補佐役にあたってもらいたい」
むしろ、そういう仕事があるならなんで1回北の地に送ったし。
ミアータさーん、こんちわークラリスでーす
ミアータ「あなたが殺したの?」あ、ヤバイ子だ\(^o^)/
「パパと」
「ママ・・・」
あわわわわ何をするつもりなんだ
クラリス 子供・・・?『不安定』っていうか、これホントに実戦できんのか?
ミリアたちは北の地を離れたよー
タバサ「私の感じとれる範囲で 深淵の者覚醒者共に妖気は感じません」7人の中ではタバサがレーダー役か。
「戦士の数は12・・・」
「内 一桁ナンバーと思われるのは 正面に二つ 2時の方向にひとつ そして 10時の方向にひとつ・・・」
「正面の二つは更に他の戦士の妖気も二つあり計四つ・・・」
「おそらく 覚醒者狩りの直後だと思われます」
数キロ~の範囲を索敵可能っぽい。
クレアより上ってことは、ガラテアに匹敵するレベルまでいってる?
タバサ「待って下さい」えっ
「今 強大な妖気が」
「突然」
遅れて他の6人も感知!
『強大な妖気』は、さっきタバサが感知した覚醒者狩りチームに迫る!
リフル「こんにちは」「三強」キタ――((;゚Д゚))――!!
「覚醒者狩りのみなさん・・・」
SCENE69 抗しうる者 Ⅱご機嫌遊ばせー?
リフル「とりあえず自己紹介でもしてもらおうかしら」
「上位一桁なら嬉しいんだけどな・・・」
????(一桁ナンバー短髪)「つーかよ・・・」ヤンキーっぽい言い様だけど、確かに初対面で何様だよねー?
「誰だよてめーは」
「いきなり現れて好き勝手言ってんじゃねーぞ」
もう1人の一桁ナンバーはどう思いますー?
オードリー「私の名はオードリー ナンバーは3 彼女はレイチェル ナンバーは5」礼儀正しい系でしたー。
「風貌から察するに深淵の者の一人 西のリフルさんとお見受けしますが・・・」
「いかがですか?」
あれっ、ガラテアは降格かな・・・・・・?
ナンバー1・2がツインズのままなら、ナンバー4があの様なので、
この2人は通常戦力最強コンビということだね!
レイチェル「へーー」オードリーも余裕の表情。
「これが深淵の者か・・・」
「大したことねーんだな」
ミリアたちは数キロ離れた距離にいてメッチャビビってるのに、
新しい上位ナンバーは強者揃いということなのか!?
レイチェル「時代が代わったって事を・・・」この2人、深淵の者と闘る気満々です。
「古い奴に教えてやらなきゃな・・・」
オードリー&レイチェル対『いかれたタコ女』リフル、ファイッ!!
リフル「感動したわ」リフルの身体の一部を粉々に砕く『剛の剣』レイチェルと、
「ナンバー3とナンバー5に見合うだけの実力者ね・・・」
リフルの攻撃を華麗に捌く『柔の剣』オードリー。
パワー&テクニック!仮面ライダーみたいなコンビだな。
リフル「でも残念・・・」せやな、決して弱くはないけど相性の問題やな・・・・・・
「柔の剣では私は貫けないし」
「剛の剣では私には届かない」
「惜しいけど あなたたちでは私は倒せないわね」
レイチェル「これが・・・」合体攻撃炸裂!!
「現在の力だ」
すごいなーあこがれちゃうなー
そしてリフルはインフレに置いてかれちゃう系かー残念ダナー
こうなると、次巻でリフルは退場かなー残念ダナー