獅子王リガルドの獰猛なる爪が、クレアら覚醒者討伐隊の命を次々と奪っていく!!同じ頃、ピエタに全勢力を注ぎ込んだ三強覚醒者の一人・イースレイは元ナンバー2・プリシラとラキを伴い移動を続けていた・・・。裏表紙より。
『獅子王』は「勇気ある誓い」のイメージが強すぎるから被せないでほしい(難癖)
SCENE58 ピエタ侵攻 Ⅱ不良少女(?)ヘレンによるわかりやすいあらすじ!!
ヘレン「ベロニカもウンディーネもジーンもフローラもやられた」
「許さねーあの野郎」
「お前は死なせたりしねーからなくそっ」
ミリア「ヘレン・・・」
ミリアを守るべく『獅子王』に立ち向かうクレアたち半覚醒組でしたが――
まずデネヴが隊長たちのように複数の斬撃を受けて戦線離脱。
デネヴ「な!?」
クレア「デネヴ」
クレアがかろうじて回避したそれは、伸びる爪。
リガルド「見えている・・・」爪だから透明なのかな?
「というよりは感じているといった方が正しいか・・・?」
速くてリーチが長い(しかも見えない)とは難敵すぎる。
ミリアも守ってもらうだけのお飾りではありません。
『幻影』を見せてやんよ
ミリア「!!」ぬぅ、初見の『幻影』に対応している、だと・・・・・・?
リガルド「疾さだけなら・・・」
「俺と いい勝負か・・・?」
斬られたデネヴは、まだ息がありました。
大丈夫、半覚醒の防御型だよ
デネヴ「何が 一人できばるな・・・だ」何よりも悔しいのは、自らの無力・・・・・・
「何が お前には仲間がいる・・・だ・・・」
「私はウンディーネを守るどころか・・・」
「その仇に傷ひとつ つける事すらできないじゃないか・・・」
クレア 遅い・・・ミリアとリガルドの高速戦闘に、クレアは全く手を出せず。
何故 私の身体はこれほど遅いんだ・・・
必殺技の高速剣や妖気読みは上位ナンバーレベルだけど、
基礎体力については最下位が妥当なレベルなんだよな・・・・・・(´・ω・)
ミリアーなんとかがんばってくれー
リガルド「どうした?」スタミナ\(^o^)/
ミリア「!!!」
リガルド「動きが落ちてきたな」
「そろそろ限界なのか?」
クレアとヘレンが援護しようとするも相手にならず、
とうとうリガルドの攻撃がミリアにヒット!
リガルド「その首をはねて」ああっ
「終わりだ」
間に合えーーーっ
クレア 私が もっと・・・Motto Motto
もっと もっと もっと もっト もット・・・
ワタシガモット
ハヤケレバ・・・
リガルド「!?」片腕獲ったどぉぉぉぉぉスッピィィィィィド
「なんだ・・・」
「これは・・・?」
ヘレン「クレア!」
SCENE59 ピエタ侵攻 Ⅲこれは・・・・・・単純にパワーアップとは喜べないぞ(;゚д゚)
ヘレン「なんだよ・・・」
「なんだよありゃ・・・」
リガルド「足だけを覚醒させたのか?」
「随分 器用な真似をするものだな・・・」
美脚クレアがリガルドに突撃!
最初の不意打ちで片腕を奪った分、クレアが若干優勢か!?
あくまでも冷静なリガルドは、回避に徹して斬られた腕の接続を狙うもー
ヘレン「元は攻撃型か?」【速報】ヘレン、リガルドの腕を回収
「覚醒しても瞬時の再生は得意じゃねーってところか・・・?」
リガルドm9(^Д^)プギャーwwwwww
しかし、美脚クレアには大きな欠点が!
リガルド「攻めるも避けるも動きが大きすぎて次に つながらない・・・」最高速度はリガルドを超えるとしても、これでは・・・・・・
「その上 相応の体力も消耗していく・・・」
「闘いとしてあまりに稚拙・・・」
「しょせん俄か覚醒だな」
でも初心者を『俄か』扱いカコワルイ
ヘレンもノビノビで援護したところ、リガルドは楽に片付けられる方を優先。
クレアは かばうを発動した!
しかし!リガルドは クレアの動きを見切った!
リガルド「今度は・・・」ヘレン(と気絶中のミリア)\(^o^)/
「救えなかったな・・・」
・・・・・・?
貴様の敗因は、『俄か』と舐めたことだ!!
リガルド「な!?」
リガルド「私を倒すという一点のみに集約した・・・」(´・ω・`)ノシ
「四肢の完全覚醒か・・・」
「見事だ」
SCENE60 ピエタ侵攻 Ⅳク、クレア・・・・・・?
ヘレン「もういい」
「おさえろクレア」
「!!」
「な!?」
もうリガルドは倒したんだよ・・・・・・?
クレア「ヘレン・・・」えっ
「私の首を刎ねてくれ・・・」
クレア「頼む・・・」なん・・・・・・だと・・・・・・
「人の意識を・・・もったまま 私をいかせてくれ・・・」
ヘレン「ぐ・・・」
クレアに向け、ノビノビ突きを放とうとしたヘレンを止めたのは――
ジーン「あの時と・・・」いやいや『ちょうど』じゃないよ!
「ちょうど逆だなクレア・・・」
クレア「!!」
クレアは自分の身体の一部である刃を制御できてな
ジーン「戻れ・・・」涙腺崩壊の「その台詞そっくりそのままお返しするぜ」(´;ω;`)ブワッ
「お前ならやれる」
「戻れ・・・」
クレア「!!!」
ジーン「あの時の言葉と恩・・・」
「そのまま返しにきた・・・」
ジーン「改めて礼を言わせてくれ・・・」彼女は、穏やかな表情でした。
「ありがとうクレア・・・」
「お前に会えてよかったよ・・・」
クレア「ジーン」
「ジーン」
「ジーン」
ジーン 生きろ・・・
クレア・・・
闘いは、まだ終わっていません。
ミリア 今 感じられる仲間の妖気は 我々を含めて6・・・勿論切り札があるんですよねバイオセンサーで皆の命を1つに的な(現実逃避)
覚醒者の数は特に減ってはいない・・・
どうやら・・・
これまで・・・か
ミリア「さぁ・・・」無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄
「最後の徒花だ・・・」
SCENE61 ピエタ侵攻 Ⅴイースレイが戦争的なアクションを起こすことは予想外だった模様。
????(黒服の長)「全てはイースレイの気分ひとつという訳か・・・」
「歯がゆいな・・・」
組織、三強の『気分ひとつ』で壊滅しかねないんだな・・・・・・危機管理どうなの(´・ω・`)
アリシアの『完成』にはもうちょっと時間がいるし、
いやー困ったわーマジ困るわーなどと黒服たちが話しているところにガラテア登場。
命令違反の咎+仲間の半数が北送りで人手不足故に『多忙』だったガラテアは、
『新しい仲間が次々と各地区に配属』されたことで暇になりました。
・・・・・・そんだけ戦力があるなら北に送れよks
ルヴル「北の地に複数の覚醒者を確認」ルヴルによるわかりやすい解説!
「討伐依頼を受け対抗しうる24人の戦士を送るも」
「北の覚醒者たちの予想外の結束とその一斉攻撃にあい戦士たち全てを失った」
「これが組織にとっても戦士にとってもただひとつの事実だ」
『予想外』だったんだから勘違いしないでよネ
黒服たちへの不信感を隠さないガラテアを見た長の結論は、
????(黒服の長)「次の「目」の完成も急いだ方がよさそうだな」だそうです。
「奴は優秀だが長く生きすぎた・・・」
「生きている時間が長いとよからぬ考えを持つものだ・・・」
「適度な周期で死んでいってくれる戦士が・・・」
「なにより優れた戦士だな・・・」
さて、組織が警戒中のイースレイですが――
イースレイ「いいぞ」ラキに稽古をつけていました。
「いい感じだ」
「もっと鋭く・・・」
「剣を止めずに絶えず次の攻撃につなげていくんだ」
ラキ この人といれば強くなれる・・・強くてイケメンで教え方も上手いってもう爆発すれば?
なぜだか確信に近くそれを感じられる・・・・・・・・・
プリシラがうろうろし始めたので捕獲したところ――
プリシラ「いっぱい・・・いっぱい・・・」何がさ(。´・ω・)?
「消えちゃった・・・」
プリシラ「またひとつ消えて・・・」宮沢賢治の童話か何かの話でもしてんの?
「残りは三つ・・・」
ラキ「!」
イースレイ「ここよりずっと遠くにある」
「小さな光の話さ」
ひとつ、またひとつと消えていき・・・・・・
プリシラ「そして・・・」そうか・・・・・・そうか(´・ω・)
「全ての光が今 消えた・・・」
SCENE62 楽園の血族 Ⅰピエタを突破した覚醒者たちは、半数ずつ東と西にそれぞれ侵攻中であります。
????(アリシア担当の黒服)「ピエタが堕ちたか・・・」
西はリフルとダフが蹴散らすだろうけど、組織はどうすんの?
ガラテアはコソーリ見学することにしました。
ガラテア アリシアが二人・・・?(´・∀・`)ヘー
これは・・・
いや 違うもうひとりはナンバー2のベス・・・
この二人双子だったのか・・・
なお「黒のアリシア」という呼び名通り、普通の戦士と違い真っ黒装備。ベスも同様。
組織の切り札であろう2人は、11体の覚醒者と対峙。
????(アリシア担当の黒服)「いけ」アリシア、 君に決めた!
「アリシア」
え、アリシア1人で11体を相手にすん
ガラテア「ま・・・」( ゚д゚)
「まさか・・・」
(゚д゚)
アリシアとベス、双子戦士の特殊能力とはつまり――
ガラテア「精神の・・・」ツインズダカラァ、デキタコト
「共有・・・か・・・」
ルヴル「さすがだなガラテア」
「その辺の理解はお前が一番早いはずだ」
ルヴル「そして めでたく深淵の者にも対抗できる・・・」だーかーらー最強!(最強!)最強!(最強!)
「歴代の戦士の中でも最強のナンバー1が生まれたわけだ」
双子せ~んし
当人たちの『自我』?無いよ?
だって、それ戦闘で役に立ちます?
ガラテア「今更だが・・・」せやな、組織潰れたら、困るもんな。
「反吐が出そうになるなお前たちには・・・」
ルヴル「そう いうな・・・」
「それもこれも妖魔から人間を守る組織存続のためだよ・・・」
西に向かったイースレイ配下の覚醒者たちは、ダフを発見しました。
ダフ「りがるどが・・・」戦士時代はイースレイがナンバー1でリガルドがナンバー2、
「いーすれいの なかまになったことがおれは おどろいた・・・」
そしてダフはナンバー3だったらしい。
で、覚醒後に下剋上を狙ったリガルドは、返り討ちにされて部下となりました。
イースレイ配下の覚醒者「まぁ どちらにしても時勢は明らか・・・」イケメンに全面降伏することと、美少女とキャッキャウフフすること、
「こうなった以上イースレイに反目して西の田舎娘に荷担したお前は はずれってわけだ」
比べることすらおこがましいとは思わんかね?
ダフ「わり・・・」m9(^Д^)プギャーwwwwww
「はなしがながくてあくびがでた・・・」
お前等はダフより元ナンバー下な訳で、ちょっと数が多いからって油断してんじゃねーよks
そんでもってー
リフル「イースレイって男の本質・・・」本命キタ――(゚∀゚)――!!
「この中じゃあたしが一番理解してると思うわよ・・・」
リフル「たぶん はずれをひいたのは・・・」覚醒者どもm9(^Д^)プギャーwwwwww
「あなたたちの方ね・・・」
こいつら全員イースレイにビビって、そして下につけば安全と思ってたんだろうな。
強いのはイースレイであって、配下になってもお前等が強くなる訳じゃねーっての。
さて、イースレイは南にいました。
イースレイ「この地を貰いに来たよ・・・」「三強」最後の1人、ルシエラ登場。
「南のルシエラ・・・」
つまり、「三強」が激突する・・・・・・!!
SCENE63 楽園の血族 Ⅱ上位の覚醒者は化物だけどスマートな感じ。
イースレイ「小細工はなしだ・・・」
「正面から貫く」
ルシエラ「いいわね肉弾戦・・・」
「最後の一片まであなたを喰らいつくしてあげる」
名無し覚醒者がただの化物っぽい化物という説もある。
サクッと覚醒者11体を斬り刻んだアリシアについて、
ルヴルは機嫌が良いのか補足説明。
ルヴル「まぁ双子ゆえになせる術だ」確か「三強」の過去は、
「以前 ただの姉妹でこれをやろうとした時は失敗し 組織が壊滅しかけた・・・」
ガラテア「それはもしや・・・」
「元ナンバー1の・・・」
男のナンバー1(=イースレイ)、女の初代ナンバー1(=リフル)、
そしてもう1人が覚醒した時は、組織が危うい事態だったと・・・・・・
ガラテア「その時の姉妹の・・・」(´・∀・`)ヘー
「片割れの方はどうなったんだ?」
ルヴル「その時に受けた傷をその身に残したまま・・・」
「その時の決着と自らの死に場所を求めて今でも彷徨っているさ・・・」
一体誰のことなんだろー
「三強」対決の結果と、もう1つの『決着』は次巻を待つのじゃ。