元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
アオギリ・3~雄花
首都大学東京“国際交流会館”前に植栽されている「アオギリ(青桐・梧桐)」。アオイ科(←アオギリ科)アオギリ属の落葉高木で雌雄同株雌雄異花。写真は雄花で、花弁は発達せず花弁のように見えているのは5枚の萼片。中央に花柱のように伸びているのは雄蕊が合着したもの。
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ソウシシヨウニンジン
葉の様子がトチノキに良く似ているために名付けられた「トチバニンジン(栃葉人参)」。ウコギ科トチバニンジン属の多年草で、写真は果実の様子。後方に名前の由来となった葉も写っている。トチノキの葉は長さ30センチ以上にもなるが、これはせいぜい10センチほど。根茎は“竹節人参(ちくせつにんじん)”と呼ばれる生薬で、解熱、去痰、吐血、健胃などの薬効があるようだ。写真の果実は赤い実の先端に黒いマジックで塗ったようになっているが、これを「ソウシシヨウニンジン(相思子様人参)」と呼ぶようだ。インドや東南アジア原産のトウアズキを中国名で“相思豆”と呼び、洗眼薬などの生薬として利用されている。この赤と黒の果実がトウアズキ(相思豆)に似ていることから、“相思豆の様な人参”となって、ソウシシヨウニンジンになったらしい。これは東京薬科大学のもの。
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