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北軽井沢番外編・38~イオウゴケ

 “鬼押出し園”の岩場で見つけた赤い小さな植物。これは当初ハナゴケ科ハナゴケ属のコアカミコケ(小赤実苔)としていたが、どうやら同属の「イオウゴケ(硫黄苔)」が正しいようだ。良く見ると先端が唇のように見えるので「モンローリップ(Monrou Lip)」の別名がある。名前に“苔”が付くが、苔とは別物で、菌類や藻類を共生させることで生きる地衣類。赤い部分は直径3~4ミリで“子器”と呼ばれる生殖器官。
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北軽井沢番外編・37~ヤマハハコ蕾

 キク科ヤマハハコ属の「ヤマハハコ(山母子)」。ハハコグサに似ていて山地や高原に生育するのでその名がある。写真の草丈は20センチほどだったが60~70センチにもなるようだ。これはまだ蕾の状態。
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北軽井沢番外編・36~ベニバナイチヤクソウ2

 ツツジ科(←イチヤクソウ科)イチヤクソウ属の「ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)」。5月に訪れた時は開花したばかりだったが、今の時期は花や若い果実が同時に見られる。これはなかなか綺麗な色合いだったので撮っておいた。ベニバナイチヤクソウは標高の高い場所や寒冷地に生育し、イチヤクソウは低地に生育する。
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ヌマトラノオ・1~花

 鑓水地区の“小泉家屋敷”の前庭で見られる「ヌマトラノオ(沼虎の尾)」。サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で、花期はオカトラノオより1ヶ月ほど遅い。草丈は40~50センチで、オカトラノオの花穂が垂れ下がるのに対して、ヌマトラノオの花穂は直立する。
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