スズメバチ、見ないで済みました

連休の間
息子が一時帰って来ていて、すぐに語学研修に旅立った

その時使用したパジャマと私の小物を洗濯

前日に大量に洗濯したので
今日はそれだけの少量だったのだけれど

そのパジャマを取り込む時、

改めて　息子は学生時代から
ずっと同じパジャマだったのを思い返した

そういえば
今日だって　海外に行くというのに
長年はいているボロボロのズボンで行ってしまった

そんなことを思いながら
取り込んだとき

ズボンの周辺から
ぶ～ん、ぶ～ん・・・

と音がすることに気付いた

ありゃ　ハエでも入ったのか

周りには飛んでいないな

と思いながら

畳んでいると

それでも
ぶ～ん　ぶ～ん　と言っている

しばらくすると
観念したのか黙っている

そして畳んだズボンをちょっと触ってゆすると

また
ぶんぶんぶんぶん　ブジブジブジ…
と困ったように　うなっている

ありゃ、出口を失ったのね

私はちょっと面白くなって
何度か　大人しくなったらゆすり
またぶ～んぶ～んブジブジブジ…　を繰り返してみた

まぁ　このままで置いておいたら
きっと　死ぬだろうから
死んでから　取り出そう

と私は　てっきり　そのうなっているのが
「運の悪いハエ」だと思い込んでいた

そして階下へ行ってそのことを夫に伝える

しばらくして
夫が２階へあがって

あのズボンどうしたらいいんや？

と聞いてきた

どうしたらいいんや？ってまぁそのまま置いてくれたらいいやん

と　不満気に答えようとすると

最後まで話を聞いてっ

とイライラしたように言ってきた

まただ

この調子でいつも噛みあわない

と思いながら聞いてみると

話しの続きがあり

どうやら、そのズボンを夫はベランダに持って行って叩いてみたらしい

そうしたら、なんと弱ったスズメバチがポロリと出て来たそうな

踏んでグチャグチャにしておいた

と言う

あ～　ヨカッタ

私がスズメバチに遭遇することもなく始末されて…

洗濯物を取り込む時に叩かなくて良かった～～

それにしても、あの可愛くブンブン唸っていたのが
ハエではなくて
スズメバチだったなんて

オソロシイ。

で、しつこく？「どうするんや？」を繰り返し聞く夫に

裏返して洗濯機の前に置いておいて

と頼んだのだった