劇団態変『翠晶の城』〜さ迷える愛・序@伊丹アイホール
写真UPしました〜!
【on_Flickr】0113_TAIHEN
作・演出・芸術監督 金滿里
演奏 中島直樹(bass)
照明 三浦あさ子
音 かつふじたまこ
舞監・美術 吉田顕
宣伝美術 東學
制作 和田佳子 栗園香 仙城眞 石川みき
[パフォーマー]
金滿里 小泉ゆうすけ 下村雅哉 向井望 松尾大嗣 小林加世子 渡邊綾乃 田岡香織
[エキストラ]
池田勇人 井尻和美 井上朋子 梶敏之 金優美 小泉祥一 松葉さとみ
『ルンタ』『ニライカナイ』『寿ぎの宇宙』と観てきた態変の舞台でしたが、
今作『翠晶の城』は、金さんのやりたい感が充溢していた作品であったかと。
前作までの舞台は差し迫った思いが強く、その気負いも感じられたのですが、
今作は何か吹っ切れたような、自由度が高まった舞台でした。
アフタートークでも「態変の新たな一歩」と語られていたように、
劇団態変が色眼鏡ナシに【表現】そのものとして人々につぶやかれるものに成る、
金さんならではのチャレンジを秘めていたように思います。
実際、照明も美術も空間的な拡がりがあり、
城を模したかのような構造物の展開や、
ひたすら転がる終幕までの連なりは、
健常者社会にあって健常者にならんと枷を強いられたパフォーマーたちが、
本来の「生」そのものとして生きていることを体現していて、
そうそう【舞台】とは万人に開かれた場所であったのだ…と、
心動かされずには居られませんでした。
終演後のトークで内田樹さんが「60年代アングラを観た思いだ」と
素直な感想を述べてましたが、ゲロやオナニーを見せつけることで、
社会の枠組みを揺さぶる点で近しいものがあったかと。
今年は再び東京公演もあるようです。
どんどん注目度が高まっているのは、
やはり誰かしら現代社会の歪みに気付きだしたからだと。
楔を打ち続ける金さん、ステキです。
写真UPしました〜!
【on_Flickr】0113_TAIHEN
作・演出・芸術監督 金滿里
演奏 中島直樹(bass)
照明 三浦あさ子
音 かつふじたまこ
舞監・美術 吉田顕
宣伝美術 東學
制作 和田佳子 栗園香 仙城眞 石川みき
[パフォーマー]
金滿里 小泉ゆうすけ 下村雅哉 向井望 松尾大嗣 小林加世子 渡邊綾乃 田岡香織
[エキストラ]
池田勇人 井尻和美 井上朋子 梶敏之 金優美 小泉祥一 松葉さとみ
『ルンタ』『ニライカナイ』『寿ぎの宇宙』と観てきた態変の舞台でしたが、
今作『翠晶の城』は、金さんのやりたい感が充溢していた作品であったかと。
前作までの舞台は差し迫った思いが強く、その気負いも感じられたのですが、
今作は何か吹っ切れたような、自由度が高まった舞台でした。
アフタートークでも「態変の新たな一歩」と語られていたように、
劇団態変が色眼鏡ナシに【表現】そのものとして人々につぶやかれるものに成る、
金さんならではのチャレンジを秘めていたように思います。
実際、照明も美術も空間的な拡がりがあり、
城を模したかのような構造物の展開や、
ひたすら転がる終幕までの連なりは、
健常者社会にあって健常者にならんと枷を強いられたパフォーマーたちが、
本来の「生」そのものとして生きていることを体現していて、
そうそう【舞台】とは万人に開かれた場所であったのだ…と、
心動かされずには居られませんでした。
終演後のトークで内田樹さんが「60年代アングラを観た思いだ」と
素直な感想を述べてましたが、ゲロやオナニーを見せつけることで、
社会の枠組みを揺さぶる点で近しいものがあったかと。
今年は再び東京公演もあるようです。
どんどん注目度が高まっているのは、
やはり誰かしら現代社会の歪みに気付きだしたからだと。
楔を打ち続ける金さん、ステキです。