【KIAC】コミュニティプログラム2022-24 成果報告&トーク
「食べて、話して、考えよう!アートと地域文化のアーカイブ」
ARTとは生きる術であり、生きるための技術を養う交感の場としてKIACはある…という吉田さんのプレゼンにビビビッ。
このプログラムは、アーティストが地域に入り、埋もれてしまった「生きる術」を掘り起こし、整え提示する3年間だった。
ゲストの大澤寅雄さんが総括していたように、それは「共生の方法」であり、生態系から育まれた技術、そして文化。
福間一さんの言う「風景そのものの良さ」「そのままで在ることの豊かさ」を土壌とした、
その地域でしか生まれ得ないART=生きる力であったように思う。
トークの終盤、竹野在住の洋画家が「ARTはそんな生温いもんじゃない」という感想がリフレクトとなって、
結果このプログラムの方向性を照射していた。
洋画家の言う世界は、近代の人類が躍起となって唱和したUNI-VERSE=ひとつの世界だ。
このプログラムが提示しているのは、PLURI-VERSE=多元世界。
ダーウィンの進化論から今西錦司の進化論へ。優性思想から棲み分け思想へ。
ピラミッドの頂点を目指し他を蹴落とすのではなく、互いの特性を認め合い共生する世界へ。
ARTが「外の眼」となって、その方向性を差し出し続けられたら…。
この社会はもっと生き易くなるはずだ。
#photobybozzo
「食べて、話して、考えよう!アートと地域文化のアーカイブ」
ARTとは生きる術であり、生きるための技術を養う交感の場としてKIACはある…という吉田さんのプレゼンにビビビッ。
このプログラムは、アーティストが地域に入り、埋もれてしまった「生きる術」を掘り起こし、整え提示する3年間だった。
ゲストの大澤寅雄さんが総括していたように、それは「共生の方法」であり、生態系から育まれた技術、そして文化。
福間一さんの言う「風景そのものの良さ」「そのままで在ることの豊かさ」を土壌とした、
その地域でしか生まれ得ないART=生きる力であったように思う。
トークの終盤、竹野在住の洋画家が「ARTはそんな生温いもんじゃない」という感想がリフレクトとなって、
結果このプログラムの方向性を照射していた。
洋画家の言う世界は、近代の人類が躍起となって唱和したUNI-VERSE=ひとつの世界だ。
このプログラムが提示しているのは、PLURI-VERSE=多元世界。
ダーウィンの進化論から今西錦司の進化論へ。優性思想から棲み分け思想へ。
ピラミッドの頂点を目指し他を蹴落とすのではなく、互いの特性を認め合い共生する世界へ。
ARTが「外の眼」となって、その方向性を差し出し続けられたら…。
この社会はもっと生き易くなるはずだ。
#photobybozzo