那覇国際通りから沖映通りを曲がり、パラダイス通りを入ったところにある
台湾を主な仕入れ先にしている中国茶のカフェ「流求茶館」へ。
中国茶と台湾茶の大きな違いは「聞香杯」と「品茗杯」のセットで
お茶を楽しむことにあると言う。
「聞香杯」(もんこうはい)とはお茶を聞く=お茶の香りを楽しむことで、
「品茗杯」(ひんめいはい)とはお茶を品評=お茶の味を楽しむこと。
さっそく、鉄観音で台湾茶にトライしてみることに。
1、茶器を順にあたため、茶盤に湯を捨て、茶葉を茶壺に詰める。
2、高いところからお湯を注ぎ、茶葉を回転させ、1分ほど蒸らす。
3、茶海に一度注ぎ、お茶の濃度を均一に。
4、聞香杯に注ぎ、ひといき入れたあと品茗杯へ移す。
5、聞香杯でお茶の香りを楽しむ。
6、最後に品茗杯でお茶の味を楽しむ。
…んんん。
奥行きのある素敵なお茶を堪能。
不思議なことに杯を重ねるほどに味が濃くなり、
鉄観音本来の味わいを楽しむことができた。
中国茶は六茶と言って、緑茶・白茶・黄茶・青茶・赤茶・黒茶と
製造方法や発酵の度合いによって呼び名が変わり、
香りや味も、実にさまざまだ。
台湾茶に惚れ込んだオーナーの気持ちが
あらためて理解できた。
しかし、お茶をたしなむ行為のなんと魅力的なこと。
あの太宰治に限らず、お茶をたしなむ余裕から文化は生まれている。
生活。
よい仕事をしたあとで
一杯のお茶をすする
お茶のあぶくに
きれいな私の顔が
いくつもいくつも
うつってゐるのさ
どうにか、なる。
ドストエフスキーも「地下生活者の手記」の中で
一杯の茶のためには、世界など滅びていい。
と言わせている。
お茶は快楽なのだ。
流求茶館
台湾を主な仕入れ先にしている中国茶のカフェ「流求茶館」へ。
中国茶と台湾茶の大きな違いは「聞香杯」と「品茗杯」のセットで
お茶を楽しむことにあると言う。
「聞香杯」(もんこうはい)とはお茶を聞く=お茶の香りを楽しむことで、
「品茗杯」(ひんめいはい)とはお茶を品評=お茶の味を楽しむこと。
さっそく、鉄観音で台湾茶にトライしてみることに。
1、茶器を順にあたため、茶盤に湯を捨て、茶葉を茶壺に詰める。
2、高いところからお湯を注ぎ、茶葉を回転させ、1分ほど蒸らす。
3、茶海に一度注ぎ、お茶の濃度を均一に。
4、聞香杯に注ぎ、ひといき入れたあと品茗杯へ移す。
5、聞香杯でお茶の香りを楽しむ。
6、最後に品茗杯でお茶の味を楽しむ。
…んんん。
奥行きのある素敵なお茶を堪能。
不思議なことに杯を重ねるほどに味が濃くなり、
鉄観音本来の味わいを楽しむことができた。
中国茶は六茶と言って、緑茶・白茶・黄茶・青茶・赤茶・黒茶と
製造方法や発酵の度合いによって呼び名が変わり、
香りや味も、実にさまざまだ。
台湾茶に惚れ込んだオーナーの気持ちが
あらためて理解できた。
しかし、お茶をたしなむ行為のなんと魅力的なこと。
あの太宰治に限らず、お茶をたしなむ余裕から文化は生まれている。
生活。
よい仕事をしたあとで
一杯のお茶をすする
お茶のあぶくに
きれいな私の顔が
いくつもいくつも
うつってゐるのさ
どうにか、なる。
ドストエフスキーも「地下生活者の手記」の中で
一杯の茶のためには、世界など滅びていい。
と言わせている。
お茶は快楽なのだ。
流求茶館