吉田篤司:アレクサンダーテクニークとパワーヨガ

アレクサンダーテクニークとパワーヨガ、特殊呼吸法で全身躍動!脳が目覚める革新BODYワーク!

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第280回目「横足の鶴でパワー全開!」

2020-03-12 19:27:06 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第280回目「横足の鶴でパワー全開!」3月12日

横足の鶴は浮上系ポーズの入門にぴったりのアサナです。満身の力を込める経験は、ほとんどしていないのではないでしょうか? 発熱と発汗が起こります。こういうのはサウナに入るのとは、まったく異なります。外から温めるんじゃなくて内側から熱を発生させるのです。これがエネルギーで生命力なのです。内側から熱が出なくなると死にます。

横足鶴がなぜ浮上系の入門に適しているのかというと、テコの原理が働くからです。テコを使えば小さな女の子でも大男を持ち上げられます。そして両脚を曲げておくので、負荷も最小限で済むんです。(賢者カウンディンニャは脚を伸ばすので負荷のかかり方が数段上です)

浮上すると筋反射によって腸腰筋グループが絞り込まれるので、強烈なエネルギーの高まりを感じます。

1)基本姿勢になって左右の足を左に移動します。

2)片足ずつ床から離してみましょう。

3)第1のテコを働かせて、両足を上げてしまいましょう。(ひざは曲げます)

4)ここで第2のテコです。左腕が支点になって、やじろべえのように頭を持ち上げます。

5)バランスさえ確保してしまえば、そのまま10秒以上は浮上していられます。当然、力を込めますが、筋反射が働くので、ダンベルのような筋トレとは、かなり違います。

●スパイラル呼吸法™とパワーヨガ/クラニオセイクラル/アレクサンダーテクニーク/東京門前仲町レッスン
http://spiralb.com/
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吉田篤司


アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第279回目「パドマアサナのやり方 その2」

2020-03-12 17:15:21 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第279回目「パドマアサナのやり方 その2」3月12日

 パドマアサナができるようになると、いろんな応用アサナが可能になります。ヨガというとグニャグニャ柔軟系のポーズをやりがちですが、アレクサンダーヨガではもっと力を込めて丹田を強化するアサナをメインにやります。免疫力を高めるためにはやはり強く鍛える必要があります。

リラックス系のものは、セロトニンが主で静かで落ち着きが出ますが、いまいちパワー感に欠けますね。どちらかというと老後のリタイア生活向きでしょう。

それよりも浮上系ポーズでアドレナリン+ドーパミンを出してハイテンションの人になりましょう。元気でルンルン楽しくなりますよ。

というわけで今回は中級者向けの苦行者のポーズです。逆立ちの三転倒立が不可欠です。そしてパドマアサナで浮上しますが、TM瞑想のシディみたいなピョンピョン飛び跳ねるやつじゃありません。手で押し上げて作用・反作用を有効に使います。

1)三転倒立から足を組んでパドマアサナになります。

2)下半身を下げていきます。

3)下半身を右にひねって右脚のスネを右上腕に乗せます。

4)そして呼吸のタイミングを図って頭を持ち上げます。このとき左膝は宙ぶらりんになります。一癖二癖あるアサナですが、難易度はそれほどでもありません。中級者なら練習するとすぐにできるようになります。

5)顔をあげて完成です。エネルギーがみなぎりますよ!

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吉田篤司


アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第278回目「パドマアサナのやり方 その1」

2020-03-12 13:45:46 | 美容と健康

アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第278回目「パドマアサナのやり方 その1」3月12日

 とうとうハリウッドの映画スターまでがコロナ感染してしまったようです。「これから私は何をすればいいんでしょうか?」などと苦しいコメントをしていました。そのニュースを見てさすがに驚きました。年齢も64歳で決して高齢者とはいえません。富裕層の人ですから衛生や食生活などは当然、良質なもののはずですが、それでもやっぱり感染する人はしてしまうようです。体力は一気に低下して思考も弱々しくなります。そうなる前に丹田力を鍛えて体と心を強くしましょう。

パドマアサナはヨガの原点です。お釈迦様のやってる座り方です。でも足周りの固い人にとっては、なかなか困難で、無理にやって膝を痛めてしまったという人もいます。この足の組み方を楽に長時間できるようにするために、多くの柔軟系ポーズが編み出されました。今回はパドマアサナを組めるようになるために、いろいろ手足を使って体を動かしてみましょう。

1)左足を手で持って右脚の上に乗せます。このとき手で左足を引っ張って、できるだけ深く組むようにします。注意は背中を丸めてはいけません。ちなみにこの組み方でイスに座ると、弥勒菩薩になります。

2)右足を曲げて左脚の下に入れます。これを半跏趺坐といいます。これで腰を十分に立てて座っていられるようにしましょう。お寺の座禅会に行くと、足回りの固い人には、たいていはこの座り方が勧められます。

3)左右の足を手でグイッと引っ張ると、牛の顔のポーズになります。お風呂に入りながらやるのもよいです。

4)次に右足はお尻の下に置きます。そして左手を背中に回して左足をつかみます。これはなかなかの柔軟性が必要になりますね。でも「ちょっとやってみようかな」くらいの心持ちは大切ですね。

5)右脚を伸ばすと「アルダバッダ・パドマ・パスチモッターナ・アサナ」というたいへん長ったらしい名前のアサナになります。

6)右脚を曲げて体を左にひねるのを「バラドヴァージャ・アサナ」といいます。

7)こんなふうに毎日いろいろ動かしていると、パドマアサナが楽にできるようになります。深く組むと片膝が浮き上がりますが、これが正しいです。

8)ちなみに足を大腿部に乗せないで、浅く組んだものをシッダアサナといいます。

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