アレクサンダーテクニーク ヨガ講座:第221回目「ハラアサナとサルワンガアサナ」1月3日
ハラアサナは農工具の鋤(スキ)のポーズです。鋤って何に使う物なのかも形も知らないんですけど、ネット検索すると確かに形はハラアサナに似ていますね。
ハラアサナは古典ヨガのひとつで古くからあるポーズです。古くっていうと今から5千年以上前にさかのぼります。そして背中の逆立ちサルワンガアサナもやはり古典ヨガのポーズです。
ちなみにパワーヨガの浮上系アサナはそれよりずっと後で13世紀頃みたいです。タントリズムができてクンダリニーとチャクラの覚醒方法として編み出されました。
今回は古典ヨガのハラアサナとサルワンガをやりましょう。なお教則本によると、高血圧の人は無理しないで少しずつ練習するとあります。また腰の弱い人も無理しない方がよいです。
1)仰向けになって逆にでんぐり返って、手で背中を支えます。体が固い人や高血圧、腰の弱い人は、脚は無理に伸ばさないでやって30秒程度にしておきましょう。
2)体の自由がきく人は指でつま先をつかみます。
3)ポーズが安定したら両腕を後ろに移動します。これがハラアサナの基本形です。このとき左右の肩甲骨を真ん中に寄せ集めるように閉じておくと、この後のサルワンガアサナがやりやすくなります。
4)手で背中をささえて両足を上げていきます。背中はなかなかまっすぐにならないで丸まってしまいますよね。最初はこんなもんで十分です。
5)それでもいろんなアサナを毎日ちょこちょこやってると柔軟性もそれなりに出てきて、ある程度までは背中を直立させることはできるようになります。
6)ここからは上級です。サルワンガが楽にできる人はやってみましょう。手で腰を支えて両脚を伸ばしたまま下げていきます。
7)脚の傾きが限界まできたら、両足を床につけて変形ブリッジです。
8)次に結跏趺坐を組みます。
9)下半身をひねって片ひざを床につけます。
10)今度は結跏趺坐で腰を支えて両膝を下げていきます。
その後はシャバアサナで休みましょう。
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吉田篤司
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