団地のTNR

その団地では、長年、猫は未手術、子猫は産まれ放題、運よく生き残った猫は、誰かに餌を貰っています。　自分のテリトリーを作れなかった猫は近隣へと移動し、そこで餌を貰って生きていきます。　ですから、その団地だけでなく、近隣でも、かなりの猫がいます。TNRしても追いつかない。　

最近は、飼い主が亡くなって、家族に捨てられてしまった猫がいる。　苦情が怖くて、こっそりと餌をやる高齢者に、極端に猫を嫌う高齢者、その衝突も激しい！

ちょっと写真を撮っていると、（なにやってんだあ～）と怒鳴られ、猫を探すと、（なにしているんですか？どんな用事？誰の所に来たの？）などなど。

そこで、やっとTNRにこぎつけたのは、初夏の事・・・自治会館の庭で餌やりされていた猫は、目立ちます。

　

1匹頼まれた時、ついでに公園の子を1匹・・・2匹目を捕まえると、ついで1匹と、計6匹終えたところで、センターに無料手術を申し込んでくれました。　そして、ゲットした8枚のチケット。

予定通り手術して次につなげましょう・・・と、言ったけれど、失敗。　

2回目の予定日は、手術の前日に捕獲をお願いしましたが、失敗。

（怖い白のオスがいて餌をねらうので、他の子が怖がって近寄りません）との事。白いオスに、先にたっぷりご飯をあげれば済む事だと思ったのですが・・・手術は翌日だし、慌てて団地に行きました。　

本当は、メスを捕まえたかったけど、白いオスを捕まえました。

白いオスは力が強く、捕獲器の戸を力で開けてしまい、包んでいた布の中まで出てきたので、押さえこみましたが、暴れる猫は押さえられません。　

格闘の末、ドライビングキャリーに入れ、ついでにターゲットも捕まり、翌日、手術を終えました。

やっと2匹です。

疲れたわあ～