京介くんー正式譲渡です

大忙しの中、お届けした京介くん。　

保護部屋に入ると真っ先に駆け寄ってくる子がいなくなり、寂しい感じはあります。

先住猫ちゃんはビビリの女の子ですから、トライアル中に仲良くなるはずがない・・・・と私も里親さんも思っていました。　

期間中、先住ちゃんはいつもいる２階から、ちょっとだけ降りてきて様子をみる感じはありましたが、すぐに戻ってしまいます。　たまにケージの前に来て、５分位見つめ合った後に・・・尻尾を膨らませて走って逃げるとか・・・

これは参ったなあ・・と正直、悩みましたが、里親さんが、（１週間で相性を判断するのは早計だと思っております。　ゆっくり、じっくり２匹を見守っていきたい）と仰ったので、正式譲渡とすることにしました。

先住猫ちゃんがこの家に来たときも、今は亡くなった先住ちゃんと仲良しになるまでに２カ月かかったとか。　そういう子だもの、今度もまた長くかかるね、と話していたそうです。

幸い、京介くんは甘えん坊ぶりを発揮して、大好きな抱っこを要求。この子は、前向きの抱っこをせがんで、手を首にまわして、ギューと抱きしめてくるんですよ。　これが可愛くて、家族中、メロメロになったようです。

今まで、猫と一緒に暮らしてきた子ですから、つい先住猫ちゃんを呼んでしまうそうです。ゆっくりと仲良しになれば良いんだよ。　きっと京介くんの呼びかけに答えてくれるよ。　幸せに暮らしてね。

むぎちゃんーサイベリアン

飼い主さんが亡くなったお家には、長毛猫がいて、一番多いのはサイベリアンでした。　

うんと毛が長いのは、年齢が高い子なのかな？　グレイやシルバーの子がいて、同じようで微妙に違います。　茶色っぽい、麦わら色のサイベリアンは、他の猫に比べると毛が短いように感じました。

サイベリアンの中に色んな種類があるのかどうか？サイベリアンの特徴は？と言われてもわからない・・・とは思いますが、私にとっては、野良猫とほぼ同じです。

これから先、幸せに暮らせるように・・・里親募集を始めます。

むぎちゃんー２歳半から３歳に近い女の子。

サイベリアンにしては、毛足はそんなに長くないので、ブラッシングも簡単です。

　

人に触られたり、抱っこされるのは平気で、ブラッシングも好きみたいで、撫でられるのも好き！　すぐにゴロンゴロンします。

でも、嫌いな事をされると、一応、フーと怒ってみたりします。

人は好きなのに、自分からはスリスリしない、猫も嫌いじゃないけど、自分から仲良くしようという気はないみたい。　猫はあまり好きではないような気がします。

１匹だけが良いのか？２-３匹で良いのか？まだわからないところがありますが、トラブルなく付き合う事は出来ます。

まん丸な目が可愛らしいむぎちゃん、里親募集中です。

なぎくんーサイベリアン

保護現場にいた、なぎくんは、白い長毛の男の子

・・・と思っていましたが、去勢手術を終え、丸刈りになったら、なんと白茶の子でした。

地肌に近いほうに色があるって、不思議ですね。

皆が殆どフリーで過ごしていましたので、一つの病気が多数の猫に移っており、治療も複数で複雑になり、おまけに丸刈りです。

今回、猫の丸刈り費用は、私のヘアーカット代よりも高い事がわかりましたｗｗ　多分、普通の美容院に行っていると思いますが。　

なぎくんも、下痢や風邪やで、薬を飲まなければいけませんでしたが、半端ない薬嫌い！　

薬を飲む、爪を切る・・って経験がないんじゃないかな？　そうやって４歳位になった子は、大変です！

ウェットフード、おやつ、ちゅ～る、水に溶かしてシリンジで口に入れる・・・色んな事を試して、ごまかし、ある時は力づくで投薬するものだから、私を見る顔つきが完全に警戒モードになっていました。　顔を見ると、あいつだ！って感じですよ。　でも、薬を飲ませます。爪を切ります。　
大嫌いなおばさんだけど、ご飯をくれるんで、時々は触らせてやろう

・・・って感じで触らせてくれますが、抱っこしようとすると大騒ぎで逃げます。

う～ん、毛が生えそろう頃には、抱っこ出来るのかしら？

あおくんーサイベリアン

あおくんも、飼育困難となった現場から保護した子です。　現場では、毛がふさふさのとっても大きな子だと思いました。　

すぐに去勢手術に連れて行きましたが、帰ってきたら、やはり・・・丸刈りになっていました。　

寒そうだったし、笑っちゃう位、小さくなっていました。　すんなりとキャリーからケージに移って、ちゃんと薬も飲める良い子です。
あのふさふさの体になるまでどの位かかるのかなあ？　２カ月？　３か月？
現場にいた他の子と同じように、下痢が酷かったりしているので、治療すると同時に腸内環境を良くするために、しっかりとご飯を食べて欲しいです。

 

ミルク飲みの子達

捕獲困難のため、その地域で唯一未手術のメスが出産しました。

大きすぎない？と思う位のパンパンのお腹でした。

子育て場所って見つけるのは大変なんです。　でも探さないと見つからない。

やっと落ち着いてきた場所ですから、増やす訳にはいかないという餌やりさん達の思いもあり、場所を特定しようとするのですが、なかなかね。

この辺りが怪しいと思うところを、観察していたら、昼間なのに、子猫を咥えて走っている猫を発見！　追いかけたけど、その先はわからず・・・でも１匹だけ咥えていたので、残りがいるはずと思って探したら・・・もう、こんなところじゃ見つからないでしょうに！という場所から４匹を保護しました。　夕方から雨予報だったので、雨に濡れないところに移動したのではないかと思いました。

その後、残った１匹も見つけて、生後１４日で保護した子達は、生後２６日になりました。　まだ離乳出来ませんが、トイレが使えるようになったので、うんと楽になりましたよ。

まだ小さくて気が抜けません。　母親から取り上げたのだから、うんと幸せになって欲しいと思います。

アンちゃん―サイベリアン

ライくんと同時に保護したアンちゃんは、小さい頃の風邪の影響で、片目の角膜にスリガラスのように曇りがあります。　

でも片目が大丈夫だし、見えているようです。　

ライくんと同じように、下痢、風邪、毛玉が酷く、病院で半狩りとなりました。　子猫のように痩せていました。　丸刈りではなかったので、帰ってから毛玉をほぐすのが大変で、少しづつ３日位かかって綺麗になりました。　

風邪が治ったところで避妊手術を予約し、いざ手術という日に、術前の血液検査で中止となってしまいました。　再度検査しても原因がわからないまま、結果は悪く投薬中です。　まあ、毛が伸び揃うまでは時間がかかるので、のんびり治療すれば良いかあと思っていますが。

年齢は３歳位で好奇心旺盛で結構活発です。　ライくんの事は覚えているのか、いきなり２匹で遊んでいます。　人も好きでスリスリ甘えてきます。　顔を見ると喜んでくれますが、たっぷりと相手をする時間がなくて・・・でも、少し残った長毛をブラッシングして、仲良しタイムを作っています。
無事に避妊手術が出来るように頑張って薬を飲んでいますよ。

ライくん、サイベリアン

飼い主が亡くなったお家から我が家にやってきたライくんは、下痢が酷く、風邪も酷く、毛玉も酷く・・・まずは病院へ行き、すぐに丸刈りとなりました。　

長毛の時は、大きく見えたけど、毛を刈ったら子猫のようで・・・って、実際子猫でしたが、２キロ位しかなくて驚きました。

丸刈りになった姿が、ライオンのようだったので、ライオンのライくんと名付けました。

検査や治療をしているうちに隔離期間も終わり、ショボショボだった目も治ってきたようです。　

後遺症なのか、少し涙目でうるうるしていますが、それもまた可愛くなってきましたよ。

毛が長い時は模様があるとわからなかったけど、刈ってみたら、渦巻きのような模様があってビックリ。

初めて会う猫にも、いきなりのプロレスですが、何故か、受け入れられています。　８-９か月ですが、少し子供っぽいようです。

人も大好き、ご飯も大好きですが、長い時間の抱っこはまだダメみたい。

毛が伸びる頃には抱っこ好きになっているかな？

正式譲渡、投馬くん

トライアルに行っていた投馬くん。　

同じ日に譲渡会に参加していたちょっと年下の男の子と同時に里親宅に行きました。　投馬くんは今まで一度も威嚇をした事のない穏やかな子ですから、年下の子にも、威嚇なく、対面出来ましたが、年下の子はちょっとビビリだったのかな？　投馬くんに威嚇していたようです。　こういう威嚇って、長くても３日位でおさまります。　投馬くんはそういう事にも慣れているので、どちらかと言えば知らん顔。　そして、今は一緒に遊んでいるようです。　２匹とも、それまで一緒だった猫達がいなくて寂しくなるところ、新しい友達を見つけたという感じでしょうか？

実は、到着後３日位してから、咳をしたりしゃっくりをしたりして、心配しておりました。くしゃみや鼻づまりの後遺症がある子ですが、咳はありませんでしたから、病院に相談に行ったり。

動画で咳の様子を見た時に、ふっと思ったのが首輪です。　まさかと思いつつ、首輪を外してみて貰ったところ・・・なんと、咳もしゃっくりも止まりました。　普通の子なら大丈夫だったでしょうが、鼻づまりのある子には良くなかったのでしょうね。

色んな事があるものだなあ、と驚いた出来事でしたが、それを乗り越え、無事に正式譲渡となりました。

新しい飼い主さん、よろしくお願いします。

投馬くん、トライアル中

忙しかった３月・・最後の譲渡会で、実は風邪後遺症組の投馬くんに里親さんが決まり、ドタバタの中、先日、お届けしてきました。　ただいま、トライアル中です。

ケージの中のトイレが少し小さい気がして、変えたほうが良いと進言。でも急には変えられません。　

その夜・・・ハンモックに💩をしたようです。

トイレが小さいよ～とアピールしたのでしょう。　実は、システムトイレに変えた時に、僕これ気に入らないよ～とベッドに💩。　前の砂に変えたけど、今度は、トイレの形が気に入らないとハンモックに💩。　はっきりと意志表示するタイプです。
トイレを交換してもらったら、ちゃんと入ってしているようです。

後遺症組なので、１か月分の薬と目薬を持たせました。

僕飲まないよ～と実力行使していましたが、今日、首根っこを捕まえて強引に口にいれるように言ったところ素直に飲んだようです。　時には、強引さも必要です。後遺症組には薬を飲む事は大事ですから。

他の猫との相性もあり、トライアルは続きます。

ずっとのお家になると良いですが。