4兄弟の道

庭で、猫にご飯をやっていたら子供を産んで困っている・・・という定番のお悩み相談にお応えして、4兄弟を保護したのは、昨年の12月初め。

すでに大きくなっていた子猫達は、フ～・シャ～の大合唱で、団結していました。

怖がりの子達で、すぐに里親さんを見つけるのは難しいと思いましたが、ネオ君が先陣をきって、貰われていきました。

今は、先住猫ちゃんにくっついて回る甘えん坊です。

 

残るビビリの3兄弟はタグを組んで、（捕まらないようにしようぜ）と相談したかのように、部屋を逃げ回って、毎晩捕まえるたびに、もう出すのはやめよう！と思ったものですが、楽しそうに走り回る姿を見るとね・・・

毎日の追っかけっこを遊びと思ったか、

ルイ君がいつでも抱っこ出来る子になり、

エマちゃんが心を許し、

一番ビビリのマギーちゃんまでも、優しい家族に貰われて行きました。

3か月、我が家で過ごした子猫達が、其々の幸せを見つけて旅立ちました。里親様、よろしくお願いします。

 

 

飼い猫風野良猫？野良猫風飼い猫？

ほぼ、多頭崩壊と言える場所から、3匹の猫が来ました。

ヨボヨボのおばあちゃん猫だと思いましたが、3歳位だそうです。　おばあさん猫に見えたのは、鼻グシュグシュで、顔回りは汚れ、長毛で毛艶が良くないせいでしょう。　

長毛さび猫、ハイジちゃんです。

鼻づまりが酷く、匂いがしないのか、ご飯を食べられません。

術後4日ですが、病院に行ってきました。　

 

ペーター君は、黒い塊で、10か月にしては重い！　目がかなり白っぽく見えたので診察。　結膜の癒着が酷いのですが、去勢手術の時に目の手術が出来なかったので、麻酔をかけるのは1か月後・・・と言われました。　そこから養生したりするので、当分はお家暮らしを満喫してください。　

外に出入り自由だったので、ケージから出せと毎日鳴いています。

 

クララちゃんは、病気もなさそうですが、威嚇するわ、目と目が合うと先制攻撃してきます。　すでに数発のパンチをくらい、軽く流血。　毎晩鳴きまくって、うるさい子です。　

昨夜、何故か、ケージから出て部屋を歩いていまして・・・・

今の誰？と思ったら触れない狂暴クララちゃんでした。

そして、夜の大捕り物が始まり、途中の脱走防止柵の隙間を難なく通り抜け、風呂場に追い詰めた所、洗濯干しポールの上を歩いておりました。天井まで駆け上り、下まで飛び降り、2-3回繰り返し、スタミナ切れしたところを捕獲。その後、疲れたのか鳴かずに寝ていました。　

朝、夜の事が思いだされたのか、激しく威嚇、パンチ連打・・・

騒ぐんじゃないと、パンチの嵐の中に手を突っ込んで、首を掴んだら、あっさり降参。暫くはうっとりと撫でられていましたが、30分で、またパンチ攻撃。

これで飼われていた猫？　野良猫だわ～

 

 

個別のお見合いの結果

譲渡会の代わりに行った個別のお見合いは、大忙しでした。

アパートに取り残されたリボンちゃんが大人気で、数組がお見合い。

飼い主さんの家族にアレルギーが出て、飼育困難となったうつぎちゃん。

眼球破裂の為に、手術、養生・・・と長い間我が家にいた片目のセリナちゃん。

遊歩道に捨てられたと思われる茶トラのフクちゃん。　ボランティアさんに保護されて我が家に来ました。

譲渡会に、なんとかして欲しいと訴えがあり保護したエマちゃん。

其々がトライアルに行くことになり、マギーちゃんが、只今トライアル中。

すでにリボンちゃんは、昨日お届け済。

今日はフクちゃんのお届けでした。

明日は、その前に決まっていた、エマちゃんの兄弟ルイ君のお届けです。

ずっと膠着状態で動きのなかった我が家ですが、一気に寂しくなりますよ。

何といっても、小さい頃から我が家にいたセリナちゃん、先住猫ちゃんが2匹いますので、仲間に入れて貰えるまで、頑張らないといけません。

今回は、私も頑張っていますが・・・

みんなも、頑張れ！

もう子猫が

1週間前に、身体の小さな子猫がやって来ました。

お母さん猫は、1匹だけを咥えて走り去ったとの事ですから、残された子猫は保護するしかありません。　母猫がいないと低体温で危険です。

２００ｇと１７０ｇですから、2-3時間置きのミルクが必要です。

初めて触った時は、体温が低めでした。湯たんぽ２個と密着型ベッドでこたつに入ったような状態まで温めたら、力強くミルクを飲んでくれました。

１週間目、

３５０ｇ　つぶちゃん

３１０ｇ　こつぶちゃん、

順調に大きくなっています。

可愛らしくなってきましたよ。お腹がすくと、大きな声で鳴いて、よちよち歩きで飛びついてきますよ。　

まだまだミルク。　

ご飯が食べられるようになると楽なんだけど・・・

取り残された猫の続き

亡くなった飼い主には小学生と中学生のお子さんがいて、一時的に祖母の家に行きましたが、東北に住む父親に引き取られる事になりました。　

ところが、中学生の子が猫を連れて行きたいと大騒ぎし、泣きじゃくったとか・・・私も、猫さらいのように言われてまで、猫を保護する事もないので、どうぞ好きにしてください・・・と言いましたが、父親が電話してきて、一度は猫を引き取ると言ったけど、猫を飼う経済的な余裕がない、と断ってきました。

子供達と、一緒に居させてやりたいな・・と思ったけど、猫3匹のうち2匹を引き取りたいと言われたときに、なんで1匹残すのよ～とカチンと来たのも事実。むしろ、1匹だけでも連れて行きたいと言われたほうがましでした。　

てんやわんやの騒動はありましたが、父親が説得して東北へと旅たちましたので、保護した子達は、我が家にいます。

スリニャンとなったリボンちゃんは、結構、きかん気な所があり、初めて会う猫には威嚇しまくりです。

チロルちゃんは、やっと落ち着いて、抱っこやブラッシングをするようになり、夜鳴きも少しおさまりましたが、突然、大声を出すので、ビックリさせてくれちゃいます。

ポンくんは、威嚇せず、大人しい方ですが、普段、可愛らしい声を出すのに、突然大声を出すのはチロルちゃんとそっくり。

わかっているのに、毎回、驚いてしまいます。　慣れません。

まあまあ、可愛い子達です。

譲渡会は中止だけど、個別お見合い

３月１５日（日）の幕張ねこの譲渡会は中止となりましたが・・・・

個別でのお見合い会となりました。

ブログに参加猫ちゃんが載っています。

この子に会いたい　保護主さんから話しを聞きたい　と思われた方にお見合いの申し込みを頂きます。

動物病院待合室、診察室を使って個別にお見合い出来ます。　お見合い希望者の方達が病院で会わなくてすむように、時間をずらしてお見合い設定をします。　病院は常に消毒をしている場所ですし、更なる消毒をしながら、マスクをつけて頂きます。　出来るだけ、徒歩、自転車、車でお越し下さい。

我が家からの参加猫・・・相変わらず保護猫多数につき・・・全員参加とは行きませんが・・・

今回、特別の事情で参加する猫ちゃんがいます。

うつぎちゃん、２歳弱の女の子、

大人しい子で、甘える時はうんと甘え、満足するともういいよと言う子です。

うつぎちゃんは、黒白のけやきくん、三毛のてまりちゃん３兄妹で、子供の時に別々に貰われて行きました。　人と一緒にお家で生活する事には慣れています。

飼い主さんのお子さんがアレルギーであることがわかりました。お医者様から猫と接触させないように・・と言われたそうです。

子供も猫も、両方とも大事な家族・・・ですが、

新しい飼い主さんが現れたら、猫は新しい家族が出来ます。　でも子供には他に家族はいません。　

苦渋の選択というより、家族を新しい世界へと送り出して頂きたいです。

 

取り残された猫達

アパートの住人が急死して猫が取りこのされている・・・と連絡があり、行ってみると窓が開けっぱなしだったので、猫は外に出ていました。近所や通報者からの情報だと猫は3匹いるとの事でした。

部屋はゴミの山で、山に登ってみると、部屋というより、ゴミ捨て場・・・その中にポツンと佇む猫がいましたので、保護。

リボンちゃん、メス、9か月位のようです。　

あだ名はシャー子とつけたい程の威嚇・・・

が、4日後、スリスリにゃんこに変身。　

怖いけど、寂しかったのかな？

残った2匹の猫の捕獲に行き、部屋に帰ってくる事を予想して、捕獲器を仕掛けました。猫の顔すら知らないから、部屋の中でしか捕まりません。

そして捕獲出来た子は・・・

多分、リボンちゃんの姉妹、チロルちゃん

ビビリのオス猫2歳未満（預かり出来るかたはいらっしゃいませんか？）

大人しそうで、今は固まっています。

という事は猫は3匹でなく、姉妹の母猫がいるはずですから、4匹！

とても我が家の狭いスペースには入りきりません。　

飼い主のいなくなった猫が外に出てもご飯をやってくれる人がいません。　どうしたもんだろうか？

飼い主がいなくなる、多頭飼い、未手術、ゴミ屋敷・・・

これらがキーワードとなるケースが増えています。

こうなる前に役所は気づかなかったのでしょうか？