地域猫の現場は広いので、ブロックを4つに分けて管理し、日誌をつけて交替し、会長がすべてのブロックを把握できるようにしています。
ブロック1は、キジトラ天国みたいな場所で、顔と名前を一致させるのに、苦労されたと思います。適当に名前をつけているものですから、大変ですよね(反省)
未手術の猫は、あちこち移動するオスが多く、6匹ですが、今まで、捕獲器に入る猫を見て、バッチリ学習した、頭の良い子ばかりです。
梅雨の晴れ間・・・ご飯を食べていない猫がいっせいに出てくる事を期待して、ブロック1に捕獲に行きました。
ターゲットは、子猫3匹産んだママなんですが、オスが張り付いている為に、近づきません。
なので、まずは、オスのトラちゃんから・・・が、トラちゃんは、捕獲器の入り口で寝てしまうような子です。ず~と思わせぶりな態度で、翻弄して来ました。
今日こそは・・・と追いつめ、あと一歩の所で話しかけられたので、ちょっとよそ見したその時に、捕獲器の蓋がガシャ~ン。 トラちゃん、ついに・・・顔つきが違う!が、尻尾は同じ。ビックリ仰天している猫は顔が変わってわからないんです。
あくる日の捕獲・・・ひょっして、トラちゃん??手術しているのは誰?
土壇場で入れ替わったのは、トラジ君でした。最近、隣の団地からこちらまで来てご飯をもらっていたようです。餌やりさんも、キジトラばかりで、(なんか、違う子がいるなあ~)と思っていたとか。トラジ君は、ママにそっくりなので、親戚かもしれません。
結果、手術出来て良かったのですが、しぶといトラちゃんは、残ったままです。が、本当に難しい猫は、別にいるんですよ。プロに頼みたい・・・・