まだ小さい子猫がいるから、一度見に来て~と電話がありました。
その地域に行くようになったのは、その方が、(近所で野良猫に餌をやる人がいて、猫が増えて困っているの)と知り合いに訴えたのがきっかけです。
調べてみると、7-8軒の家の高齢者が餌をあげていました。 生きがいを奪うことなく、苦情を収めるには、不妊手術と保護しかありません。 産まれてしまった子猫は保護して、殆どの猫をTNRしましたが、たまに、移動してきた猫もいて、10月にメス猫がいるという連絡を受けて、手術の為、捕獲しました。 その時に子猫2匹が捕獲器に入り、初めて、出産していた事を知りました。 餌やりの家主は、親猫も子猫も見た事がなかったと言いました。
そういう経緯のある地域でしたので、子猫がいるのが不思議でした。
訪ねていくと・・・はい! どうぞ、連れて行ってね、と子猫を渡されました。 なんで~見に来ただけなんだけど・・・
実は、10日ほど前から保護していたの・・・子猫は3匹いたのに、ある日突然2匹がいなくなって、心配していたら母猫が1匹連れていた。餌をやったら、可愛くなって、外に隠していた。 でも大きくなって隠しきれないの。 家に猫を入れると叱られるし・・・という話でした。
餌やりの件で苦情を言ったのだから、餌をやっているとは言えないよね。
どうやら、私が保護した2匹、チックくんとタックくんの兄弟猫という事のようです。
チックくん
タックくん
1匹だけ逃げていたのですね。
兄弟と言われては、引き取らない訳には行かないので連れて帰りました。
保護したと言っても、外にいたので、ノミはいるわ、汚れているわ・・
因みに、チックくん、タックくんは里親さんが決まり、近日トライアルに行く事になりました。