地域猫活動の団地では、一か所、餌やりを辞められない家があります。
そこで、かなりの猫が繁殖してしまった歴史もあります。
高齢者のその方は、奥様を亡くされて寂しいのでしょう。
TNRも、子猫の保護も、地域猫活動も同意され、感謝されていますが、餌やりだけはやめられません。
おじいさんの生きがい。それを取り上げる訳にはいきません。
その場所だけは、おじいさんの餌では足りない分を与え、同時に住民ボランティアさんがおじいさんの見守りもする事になっています。
地域の問題ですから、猫に限らず、高齢者や子供の見守りも必要で、それが私の理想とする活動である事を理解して下さっています。
そして、見守りや観察をする中・・・
ハクビシンが発見されました。 おじいさんのご飯を食べています。
害獣になっていますが、今のところ、猫達がおびえて逃げ回る様子もなく、
眺めているだけのようです。
マンションですから、軒下から家の中に入る・・・なんて事もないようですし、おじいさんのご飯がなければ、どこかに行くのではないかと思います。