別件で、訪問し、車から降りると、誰かを探すように女性が歩いていました。(猫のボランティアさんではないですか?)と声をかけられました。 なんでだろう? スタイルが猫ボラになっていますかねえ?
(子猫を捕まえようと思って追いかけたら、建物の隙間に入って出て来ないです)
「捕まえて飼うのですか?」(いえ、飼えませんよ~)
「では保護して里親探しですか?」(いえいえ、とても無理です)
じゃあ、なんで、捕まえようと思ったんだよ~と、心の中で叫びましたが・・・取り敢えず見に行くと、この中に入っていくの?と思うような植え込み。
入れないですよね~とおっしゃるけど、入らなきゃどうしようもないので、目いっぱいまたいで、入りましたよ。
マンションのフェンスと、こちらの建物のフェンスとの境目の隙間に、確かに子猫が落ちていました。 だけどね、どちらにもフェンスがあり、手が入りません。
最初の1匹をつまんだところで、手首に擦り傷。
2匹目は耳しか掴めない。更に痛い手を入れたら耳が掴めた!
3匹目は猫の頭が挟まっているようで、身動き出来ません。
さて、困った!
「小柄で、手の細い人はいませんか?」(居ますよ。 でも、嫁入り前の子にそんな事頼めません)だってさ・・・
ムカっとしたけど、それどころでなかったので、木切れの先にタオルを巻いて、少しづつ押してみたところ、子猫も驚いて頭をあげようとします。 ちょっと動いたところで、耳ゲット!
そこに置いて帰れば、母猫が帰ってくるだろうけど、(ここに猫がいると困るんですよねえ、ここでは餌やり禁止なのに、近所から苦情が来るんですよ)って言うなら、母猫の手術をすれば良かったんじゃないの?
子猫を捕まえようとするのもおかしい! 自分で助けようとしないのもおかしい! ここにいては困るという言い草もおかしい!
この人は、子猫を捕まえて、どこかに捨てるつもりだった・・と思えたので、連れてきてしまいました。
夜、手首の擦り傷が腫れて、内出血。 風呂に入るとしみる。
嫁入り前じゃないからいいけど、痛いのよ!