早朝の捕獲の時に、かすかな子猫の声を感じて、見つけた子猫は、とても小さくて、200gもありませんでしたが・・・
ミルクもあまり飲めず、風邪の症状が酷くなっていました。
目の状態も酷くなったけど、小さすぎて治療が困難です。 強すぎる薬だと角膜に穴が開く事もあるそうで、難しいなと思いながらも、目薬をつけておりました。
ヘルペスが疑われたので、インターフェロン注射に通いながら新薬も試し、ミルクが飲めないので1-2時間おきに授乳。それでもダメな日は捕液を打ってもらいました。
生きられるか? 持ちこたえるか?と、こわごわケージを覗く日が続き・・・
顔半分のきいちゃんは、生後7週目なのに、まだ体重が450gですが、目も殆ど治り、鼻水もやっとおさまってきました。 しっかりと歯が生えているのに、ミルクしか飲めません。でも、元気になってきたから良いよね。
白っぽい雪ちゃんは、目の症状が酷く、目の周りの毛は剥げてしまう位の目やにが出て、早い段階で、(失明するかも・・・)と嫌な予感がしました。
結膜は赤く腫れ、角膜が腐食しているように見えました。
今やっと500gに達し、ミルクもがぶがぶ飲めるようになりましたが、目は失明しているようです。
そ~と覗くと、気づきません・・・
雪ちゃんと声をかけると、あ~おばさんだあ~と思うのか、ミルクだあ~と思うのかわからないけど、普通の子よりも、嬉しそうな反応を見せます。
障害を持った子は、ここがとても可愛いです。 雪ちゃんも、きっと性格の良い、可愛い子になると思います。 楽しみだな!