譲渡会にいらっしゃった方は、長毛の猫の経験が3匹。すべて見送られ、寂しいので猫を見に来た・・・という見学の方でした。
お話を聞いていたら、サイベリアンのライ君が良いなと思いましたが、他の猫がいないと寂しいかな?という心配はあったけど、お勧めしてみました。 じっくりと話を聞いて欲しかったので、個別にお見合いを勧めたところ、その日のうちに電話があり、家族と会いに行きたいとの事でお見合いとなりました。
ライくんは、性格の良い子で、PCR検査でも猫コロナ陰性、小さい時の風邪の後遺症で、涙目となり、鼻ぺちゃなので、時々くしゃみをします。 猫に移す病気もなかったし、子猫が大好きで、子猫を見ると遊んでやっていましたから、多頭飼いが良いのかなあと思ったりしましたが、子猫がいるお家って、普通はいないですものね。
ご主人はリタイアされ家事を任されているとか‥奥様は看護師さんで日中は家にいないけど、懐いてくれるかしら?と心配されていましたが、すぐにトライアルに入りました。
ライくんは生後半年までは、ケージなしで過ごしていましたから、なしでも平気だろうとは思いましたが、すでにケージに慣れているので、念のために我が家からケージを持っていき、当日の組み立て。 お部屋はすっきりと片付けられて、ライくんが走るのに障害がない様子です。
先住猫はチンチラで、抱っこ嫌いで、どちらかというと、遠くから眺めていると機嫌が良い子だったとか・・・ライ君は長い時間の抱っこは嫌いですが、自分からはくっついてきます。ちょっと遊んでいても、ちゃんといる? みてる? ごっつんしよう・・・という感じで、甘えてきます。 忙しい時は、面倒なくらい・・・・
初日、探検して走りまくり、終わるとソファーに座っている飼い主さんの隣に来て、うたた寝。 おもちゃで遊ぶと、おじさ~ん、と側にくっついてきたそうで、もちろん奥様にもそんな感じだったので、大喜び。
2日目のメールで、(可愛くてたまりません。 名前はココ君にしました)
今日トライアル終了ですが、トライアルの事忘れていませんでした?と聞いたら、やはりすっかり忘れて、もう我が家の子と思っていたとのことww
夜になるとご主人のベッドで寝ているそうなので、ケージも必要ないようです。
ライ君、正式譲渡となりました。 幸せにね。