大家族・長期村の日々奮闘記

ぶなの森自然学校の,子ども長期自然体験村の日々のできごと報告です。

ふんばりどころ

2008-08-07 22:54:27 | 08 夏

長いスタッフミーティングになりました。終了は、自然学校時間23:30。

明日は休養日プログラムで、本来は 跳んだり、走ったり、投げたりしてはいけない決まりの日なのですが、急遽ディレクター提案で、「この真夏の日に海に行くぞ!」とプログラム変更をしました。 子ども達の一部からは当然ブーイングもおきました。しかし、子ども達には、とにかく全員で行こう!! 全員でいける日がもうない・・・との説明で押し切っています。

スタッフ会議では、事前の相談なしの変更ですから、これまた当然に「なぜ?」の疑問もでました。 この時期に全員で海にゆく理由についての「共有」をはかりるのに時間がかかりました。

① はじめの1週間が天気が悪く、全体で盛り上がって海や川で過ごす時間がつくれなかった。 私達でいう「はじける」時間づくりが不十分であった。

② 子ども達が、今ひとつ 思いっきり活動していないように感じている。

③ 明日休養日にすると、チャレンジ計画が2日間続き、静的な活動時間となりチャレンジとなる。

④ この天気のいい時期に、室内活動や静的活動だけとなるのは、もったいない。

全体のモチベーションをもうちょっと高めるチャンスとして、明日全員プログラムを実施します。

この変更で、子ども達のモチベーションと新しいことにトライする気持ちに変化がでるのか、一種の「賭け」でもあります。

カウンセラースタッフとディレクターとの信頼関係づくりの ふんばりどころでもあります。

全体会議

2008-08-07 20:05:45 | 08 夏

部屋に散乱している持ち主が分からない物達、外に干しっぱなしになっている洗濯物達が、制限時間以内に片付けられなかったので、会議で「さらし物」にして持ち主を探しました。 それでも 誰の物が名乗りがない場合があります。 

間違って他人の物を持って行ってしまった、特に最終日に家まで持って帰ってしまい、後で持ち主が判明した場合、間違って持って帰ってしまった方が、おこづかいから送料を負担して返してもらいます。と・・、脅かして伝えました。

この忘れた者探しに30分もかかってしまいました。 その後、この二日間の報告会。子ども達の感想を5つのキーワードにしてもらい、それについて発表がありました。

 

◆フローティングチーム
 寒い、ごはん、けしき、沈、カッパとふじき
 天気は良かったのですが、水は冷たかったようです。それでも、ずっと水に入っていられるカッパ派もいれば、すっかり身体が冷えてボートに乗ったままの子もいたそうです。 

◆温泉
 つり、奥ピリカ、さく、ヤブやブヨ、臼別温泉
 チャレンジでは、ドライブが多い温泉探しはないよ!と 期待をしないようにしました。

◆釣り
 夜騒いでボーボーに怒られてこと、海の生き物(赤ちゃん)、おまわりさん、釣った魚の種類、個人個人の感想このチームはクイズ形式で発表をしていました。なかなかまとまっていて感心しました。 

◆ロングウォーク
 道に迷う、暑かった、登り坂、伴走車に入っていたヒーター、ダブルアイス
 物凄い暑さに苦労した様子がキーワードに出ていました。

◆ネイチャー・登レジャー
 砂まみれになった料理、マナスルの炎上・スパナの行方不明、蚊帳テントのビバーク、二人が壊れた、のれんと箸を作った。
 

 

****
前半戦に天気が悪く、全体で活動するダイナミックな時間が少なかったので、この晴れ間をねらい、明日は予定を少し変更し、全員で午前中は海へ行きます。

夜の村会議へ

2008-08-07 18:32:46 | 08 夏

◆夜の会議に向けて
 2日間の子どもプラン活動の発表があるので、グループ頃に打ち合わせ中。思い出に残ったことを5つのカードにして発表します。 写真のチームは、このあと輪になって座り、ずいぶんと長く話し合いをしてました。 きっと体験が深かったのでしょう。 どんな感想が出るか 楽しみです・・・。

◆雷落ちる・・
部屋が散らかって いくら言っても変化がありません。カウンセラースタッフの関わりも少ないかもしれません・・・。無法地帯化・・・。 どうするか、ディレクターでちょっと 話し合い・・ 強烈な雷を落とすことにしました。

「こらぁ~!! 男子ぃ!!」
大きな雷が おおさかから 落とされました。



明日ラジオに出ます。

2008-08-07 18:19:32 | 08 夏

札幌圏だけですが・・、
明日、民放FMで長期村のことがインタビュー形式で紹介されます。 日本時間 13:20頃からです。 私の後には、遠くから参加しているお子さんにインタビューしたいということなので、めがね君に 対応をお願いしました。
(たかぎぃ)

Nature Tresure 自然素材を宝物に~つくりものチーム

2008-08-07 18:04:42 | 08 夏
宝物を探したい!
それで何か作りたい!
という希望を持ち、海岸へ出発しました。

メンバーは少数精鋭の
みゆ、ペリカン、なつ、あやた、まむ

樽岸の海岸に行くと
キラキラと光る貝 様々な形をした流木
不思議な色の石・・・

たくさんの宝を拾い集めました。



とっても強い日差しの中でものづくりは辛い
海岸にカヤを張って 今日の宿&工房としました。



自然のものを自分の手で宝に変える
ナイフやドリルなどの道具を使い
拾ったものがペンダントやmyはしに変りました。



少数精鋭なので
夕食準備ではいつもは大きい子たちがパッパッとやってしまう部分も
自分たちでやらなければなりません。

初めてマナスルやった!
初めて料理した!
と 一つできることが増えたようでした。



そうしてできた 豚汁
そして 拾った流木を削って作った myはし
はじけとんだ MIY&RIK
とっても 美味しい楽しい夕食となりました。

2日目はみんなで自然学校で使えるものを作ろう!と
集めた貝や流木をつなぎあわせて 簾 を作りました。

長さ、色、形、つなげ方、バラッバラだけど
ひとつ になった素敵な簾ができました。



首にはキラっとすてきなペンダントもついています。



(まむ)

秘湯の旅・・だな・・

2008-08-07 17:44:21 | 08 夏

秘湯といっても・・、そういくつも北海道にあるわけではないのですが、ご期待に応えて二つ回りました。藪の中を歩くことなく、ドライブによる旅になってしまいました・・・。 一つ目は 奥ピリカ温泉。そして、温泉に入っていた地元のおじいさんから聞いた、臼別温泉へ。 ちょっとサービスしすぎたかなあ・・道南の北桧山から大成へ抜ける峠道まで南下してしまった・・・。

 

泊まりは、奥ピリカ温泉近くの沢の中にテントを張りました。テントを張ったもののほとんどの子は、夜空を仰いでの野宿体験となりました。水道もトイレも無い場所で、アブもいるのに、何の不満もなく、当たり前のように宿泊場所を決める子ども達は、たくましいものです。ドライブツアーではありますが、普通の子ども活動と比べたら、十分にサバイバルキャンプで、この子達は、すでにキャンプ初心者ではありませんね。

 

夜、夜空を仰いで隣で寝ていたKICが・・・
K 「このキャンプに来てよかった・・」
T 「如何して?」
K 「お母さんが勝手に申し込んだんだけどさ・・。 始めてのモノをいっぱいみたよ」
T 「何を見たの・・?」
K 「今日は、ドジョウでしょ、エビ、エビ食べたでしょ。流れ星、天の川、ジャブジャブ池でゲンゴロウ・・」
T 「黒いヤギも見たよね」
K 「ひつじも・・、 あっ、モクズガニも見た」

私は、側で聞いてて・・ほんと 嬉しかったです。
デジタル画像でなくて、バーチャルな体験でなく、本物を見て感じた画像が心のアルバムとしてたまっているようで・・ ほんと、嬉しかった・・。

超早起き!釣りチーム

2008-08-07 17:29:43 | 08 夏
釣りチームの出陣です。
海釣りと早朝釣りをテーマに1泊2日の子どもプランに出発です。



有戸漁港を目指し、エイエイオーッ!





有戸漁港に行く前に寿都の港でエサを購入、
漁火の電球がいっぱいのイカ釣り漁船を見ることが間近できました。



有戸漁港では早々と設営が終わったので、
少し竿をたらしてみましたが日中はまったく釣れませんっ!
夕食後は明日のためにだいぶ早寝の8時に就寝したのでした ZZZ・・・




一夜明けて・・・
いや、一夜明けずに4時起床!(日本時間3時)眠い目をこすり海釣り開始です。


海の幸をゲットだ~!



暗くてなんだかわかりません(笑)



6時頃からでしょうか、徐々にアタりが出始め、
全部でウグイが9匹釣れました。



自然学校に着いて釣ったウグイをホイル焼き、
味付けは味噌とみりんとショウガです。

実はウグイはちょっとニオイがあるのですが、
自分達で釣った魚ということもあってか、
みんなほぼ完食!!!

ロングウォーク2

2008-08-07 08:59:42 | 08 夏
歩く班、2日目です。
昨夜の足の痛みもとれ、元気よくスタートしました。


途中自然学校での給水では、まり子さんや先に戻っていた
釣りチームの激励をうけ、エネルギーをもらいました。


目指すは朱太川の河口、日本海です。

一番初めに到着したのはRIKとMYUです。
2人とも嬉しそうにゴールラインを通過しました。


その後続々と到着。
到着したとたんに寝転ぶ子達も。


この炎天下の中、よく歩ききりました。
さぁ、この経験を生かして、次はチャレンジです。


(おーさか)