天気予報では となっていましたが、何とかお天気も味方をしてくれました。
やまぼうし初の『和』のコンサートになりました。
篠笛奏者の森美和子さんは、芸大の美術学部(彫刻専攻)を卒業後、篠笛奏者として活躍されています。
日本の伝統芸能、郷土芸能、身体技法を学びながら、現代に響く日本の音と芸能を再創造しようと、
様々な活動をされています。
この素敵な着物は、能勢の長谷で草木染工房を主宰されている「ゆう」さん作の竹染の着物だそうです。
篠笛の繊細な音色と柔らかな薄黄色の着物とがとてもマッチし、風に揺れる竹の葉と、はらはら…と散る
桜の花びらが背景になり、とても素晴らしかったです。
オープニングの「春鳥」
いろんな笛のお話を伺いました。
目を閉じて聴いていると、情景が浮かびます。 デッキに並んでいる備前の壺ともベストマッチ!!
普段、篠笛のみの演奏をあまり耳にする機会がありませんでしたが、今回はたっぷり聴かせていただきました。
「さくら」「おぼろ月夜」も笛の音色で聴くと何とも情緒たっぷり…。
「郷土のお祭り囃子」は力強く、元気をもらえそう…。太鼓やお囃子があればなお…。
「能管」の調べは心に響く幽玄の世界…。
いつも思うことですが、事も無げに演奏される裏には、それはそれは大変なご苦労が…。
これからも、演奏活動を通して、みなさんに感動を与えてくださいね。