元同僚、今児童書作家の牧瀬かおるさんの「万華鏡の少女」が届きました。
珍しくカラフルな表紙です
絵は福井適子(かなこ)さんです。
オイルパステルを使った挿絵だそうです。
主人公の二人が偶然海で拾った万華鏡を覗くと、そこには心ときめく夢のような世界が広がりました。
すっかり万華鏡のとりこになりながら家へ帰る途中、赤い屋根の古い館に遭遇。
そこは、万華鏡の持ち主だったその”少女”が住んでいたのですが…。
主人公の二人はその館でそれはそれは不思議な体験をするのです。
作者の牧瀬かおるさんが「万華鏡には同じ模様がありません。それぞれが違っているからこそ美しい。
どんな色でも模様でも自分らしくあれば、人と比べなくてよいのです。
世界にたった一つだけの万華鏡 それはあなたなのです。」と。
今回のこの作品は、彼女の大好きな万華鏡がテーマになっています。万華鏡の一瞬の煌めき、
幻想的ではかない世界の連続、ドキドキハラハラするストーリーをお楽しみください。