今年、新たにトライしてみたい「ミニ盆栽」。
盆栽って、“お年寄りの趣味”それもおじいちゃん?ってイメージがあるけど、
ちまたでは、忙しい人や若い女性にもなかなかの人気なのだとか…
特に、ミニ盆栽・超ミニ盆栽というカテゴリーができてからは、
お手軽に作って、おしゃれに飾って楽しめる、
新しい癒しのグリーンアイテムとなっているようだ。
盆栽の本を読んで得た知識を、復習のつもりで書いておこう。
まず、盆栽とは…
「小さな鉢の中に壮大な自然の美を表現し、それを鑑賞する」
これは日本ならではの芸術感だそうで、
最近は外国でも「BONSAI」として愛好家が増えているらしい。
盆栽の種類と大きさは…
大品盆栽==樹高60センチ以上
中品盆栽==樹高20~60センチ
小品盆栽==樹高20センチ以下
ミニ盆栽==樹高10センチ以下
超ミニ盆栽==樹高3センチ以下
私がトライするのは、ミニ盆栽~超ミニ盆栽。
盆栽は樹高が1センチ成長するのに約1年かかる。
3センチなら3年かかっているのだ。
では、大品・中品の盆栽は20年~60年かかる?
なぜミニ盆栽がお手軽で人気なのかがわかる。
普通の盆栽の苗木は、ある程度育った苗木を園芸店などで購入し、
色々な形に仕立てながら育てていくのだけど、
ミニ盆栽サイズの苗木はほとんど売られていないそうな。
つまり、自分で調達するしかないのだ。
そこで、まずは「苗木を育てる」というところからスタート。
方法は2つ。
ひとつは、挿し木で増やす。
もうひとつは、実生といって種から育てる方法。
と、いうわけで…
少しでも早くミニ盆栽づくりを始めたい私は、
苗木作りの材料を集めに、わが町にある樹木の多い公園に行ってきた。
この公園は市が管理している大きな公園で、
街中だけどちょっとした森のような場所にある。
体育館やプール、芝生広場や大型遊具があり、
市民の健康作りのためにとウォーキングコースもある、かなり充実した公園だ。
さまざまな樹木も植えられている。
そして、もともとあった森を自然のまま生かしてあるので、野鳥天国でもある。
まず最初に見つけたのは…
やぶ椿の種
薄いピンクと濃いピンクの2色が咲いていたけど、
種はどちらのかはわからないな。
近くにはあきらかに椿の幼苗が生えていたけど…
抜けないか、ちょっと引っ張ってみた。
根が固く張っており、スコップなどの道具がないとムリ。諦める。
ふと、上を見上げると…
季節はずれのセミの抜け殻
次はこんな実を発見。
近くにはこんな実をつけた木は見当たらない。
何かわからないってのも面白いな。
次は松林の中を歩いてみる。
松ぼっくり
管理された公園だからか、枯れ葉も枯れ枝もあまり落ちていなくて、
期待していた松ぼっくりも少ない。
キノコ発見
落ちた蜂の巣発見
ハハハ、なんか楽しくなってきた。
小高い丘のような所で木が群生しているところに来た。
枯れ葉も多く、期待できそうだ。
やった!どんぐり発見
枯れ葉が積もった場所を探ると、わずかだけどんぐりが残っていた。
そして、その側にあった背の低い木には赤い実が…
うめもどき
ヨシ!こいつもゲットだぜ。
丘を下ると池に出た。
水面に張り出すような木はモミジだ。
すっかり葉は落ちてしまっているけど…
モミジの種
種がたくさん残っている。
もちろん、ゲット!!
次は、ポプラ?
ちょっと大きな葉っぱの木の下に、クヌギのような帽子を被ったままのどんぐり発見。
そして、
杉の木
杉の実
そろそろ疲れてきた。
それに寒いし、トイレにも行きたい。
さっきの池から続いている大きな池。
鴨がたくさん泳いでいた。
公園での苗木の材料集めはこれで終了。
なんだかんだと、持ってきたスーパーの袋がいっぱいになった。
公衆トイレで用をすませ、次は公園に隣接する神社へレッツゴー!
狛犬探索の旅に出発した。
この様子はまた次回に。